AVIOTという割と知名度の高い、ワイヤレスイヤホンを扱うブランド。
こちら東京に本社を構える日本のブランドではあるのですが、何やら評価は良い側と悪い側にしっかり二分している印象を受けます。

検索していて戸惑った人は多いでしょう。


AVIOTと検索すると、「AVIOT 評判 悪い」「AVIOT 口コミ」「AVIOT 音質 悪い」などなど、ネガティブ要素が見つかり心配になりますよね。
オーディオ関係というのは昔からこだわりのある人が多く、個人的な意見が交錯するネット情報に混乱している人は多いだろうと感じました。



ですので今回は、AVIOTについて勝手にまとめてみました!
といっても僕はガジェット専門ではありますが、イヤホン専門ではありません。
あくまで下記の人物が、AVIOTにまつわる双方の意見を勝手にまとめました、的な温度感で見て頂けると幸いです↓
- ガジェット系ブランドは500以上調べています(これ系は任せて)
- イヤホン系についてはボチボチの知識と情報量(今イヤホン7つ所持している程度)
- 情報をまとめるのは得意



ではまいります!
【会社概要・公式サイト】AVIOTはどこの国のブランド?
冒頭の通りAVIOTは、東京に所在を置く日本のブランドです。
下記が商標登録の内容。
商標 | AVIOT |
呼称 | アビオット、エイビオット、エイブイ |
権利者 | プレシードジャパン株式会社 |
所在 | 東京都渋谷区 |
ここから公式サイトをまずはチェックし、会社概要を簡単にまとめます。
AVIOTの会社概要
公式によると、AVIOTは2018年創立のブランドで、プレシードジャパン株式会社という企業が所有するブランドでした。
AVIOTは、2018年に旗揚げした、プレシードジャパン株式会社の自社ブランドです。
aviot.jp



うーむ、2018年かぁ
中国企業ならば2000~2020年あたりに創立したブランドが結構あるのですが、日本で2018年はかなりのルーキー的ポジション。
バイアス抜きにした勝手な印象で申し訳ないのですが、AVIOTは日本の企業というよりも、最近できたベンチャー的な印象が強め。



中国のやり手ガジェット系ブランドと近しいのかも。
まず一つ、AVIOTは歴史が浅い
プレシードジャパン株式会社について
AVIOTのブランドの前に、プレシードジャパン株式会社について調べると、おおよその事業が見えてきます。



ぶっちゃけここかなり重要。
プレシードジャパンには、代表取締役社長の土山 裕和さんの文があるので、引用させて頂きました↓
私は、幼少期から心のどこかで、事業を起こすことを決めていました。それは両親が商売をしていたからかもしれません。台湾で暮らしていたこともあり、その志は自然とグローバルを向いていました。
preseedjapan
そして2014年に起業した会社が、このPreseed Japanです。最初は、世界で見つけてきた日本にないモノを輸入してきて販売する輸入代理店としてスタートしました。でもそれでは、グローバルに価値を届けることができない。そこでさらに一歩ふみだし、自社ブランドを立ち上げ、メーカーとしてデザインから設計、製造、流通網の確立まですべてを自分たちでやろう、と決めたのです。
preseedjapan
ちゃんと明確にしてくれているのでありがたいですね。



勝手に要約します。
AVIOTは音響としてモノづくりを始めたブランドでは無く、あくまでプレシードジャパンが自社ブランドとしてAVIOTを展開している、といったニュアンスが近そうです。
商売気質なCEOが2014年に輸入販売の会社から開始し、自社ブランドを展開することで事業を拡大した。
こんな所でしょう。
そしてこの輸入販売というのは、中国の工場から輸入し、日本で販売するというのがおおよそのパターン。



500以上のブランドを見ているので、いつも通りならばこうですね。
で、輸入先の中国工場と提携し、OEM製造を依頼することで、AVIOTというブランド名で販売することを開始。


試しに調べてみたら、やはりAVIOTは中国製造でした。



ベンチャーは99%がこんな感じなので、当然なのですが。
音響メーカーではないという事になるので、SONYとかアメリカのBOSEみたいな老舗音響メーカーの方が、格は上という見解はできそうです。



とはいえ、AVIOTも音質は確かなようなので、これについては後述します。
AVIOTを所有するプレシードジャパンは流通から開始した企業であり、音響メーカーではない。
AVIOTが悪というわけではない
中国製造=悪
こう捉える人はまだ日本にはいらっしゃるかもしれませんが、現在ほとんどのガジェットは中国製造。
これは仕方ない事ですし、何なら中国製造のイヤホンというのはかなり性能がよろしいです。



これに関しては、気にしなくてOK
また、AVIOTは日本に本社があり、日本で検品もしているようです。
Amazonでその辺の中国製品を直接購入するよりは、品質管理がちゃんとされている可能性は高い、と考えて良さそうです。



ただしAVIOTは、「自社工場で製造」とは言っていません。
おそらく中国のどこかの工場でOEM製造してもらっているものと思われるので、自社工場を持つ家電メーカーよりは品質にばらつきが出たり、管理が行き届かない可能性もある。
と考えると良いと思います。



例えばアイリスオーヤマなどは自社工場を持っていますね。
AVIOTは日本で品質管理も行うだろうが、自社工場を持つ企業よりは品質にばらつきが出る可能性もあるかも
積極的な活動は見せている
ただスペックを追求するのではなく。流行りの見た目だけを模倣するのでもない。生活者の皆様と誠実に向き合い、使った時の驚きやワクワクをグローバルに届ける。毎日にPressed Japanの製品があることで、“よろこび”に満ちた世界をつくるために。
preseedjapan
CEOの商売気質、積極的な姿勢は製品にも表れていまして、コラボ活動などのチャレンジも見られますね。






Vtuber、アニメ、なかにはロックバンドまで、多種多様なコラボをしまくっているそう。
現在ラインナップしているAVIOTのコラボレーションモデル→



チャレンジさはかなり感じられるブランドかと。
AVIOTについてざっとまとめると
- 企業としては信頼できそうではある。
- 品質管理は出来ているだろうが、完ぺきでは無さそう
- SONYとかBOSEとかJBLのような音響メーカーではなく、どちらかというと中国の新興ブランドに近い
ブランドとしてAVIOTは、おおよそこんな感じの温度感になりそうです。



ではここから、AVIOTの良い意見と悪い意見をまとめていきます。
おおよそ良い意見と悪い意見が交錯するので、この辺りはちゃんと見ていきます。
AVIOTの良いレビュー
AVIOTに関しては、音質の良さは確かに評価されています。
個人的にイヤホン関連で最も信頼している、ブロガー兼Youtuberのかじかじ氏が絶賛の5/5評価をしてしまったので、それだけで個人的にはおなかいっぱいです。



この人は忖度なく、提供品に普通に☆3.6評価とかする人なので、評価5はヤバイですw
人気のピヤホンシリーズの性能は確かなんだろうなと思いますね。
さきほど「SONYやBOSEの方が格が上」と言いましたが、必ずしも格上に音質で劣るとは言えないのですよね。
OEM先の工場のクオリティが高かったり、中国の製造工場もかなり技術を上げているので。



AVIOT側も、良い工場は選ぶはずですし!
とにかくこのピヤホン8、かなり評判がよろしい感じですね。


音質に関しては満足できそうですね。
AVIOTの人気モデル
AVIOT TE-W1-PNK(ピヤホン8)


カジェログのかじかじ氏も、アンダー20,000円クラスのワイヤレスを蹴散らしたと絶賛したピヤホン8。
全体的な音質の良さはもちろん、迫力がありながらも締まりある低音が魅力とのこと。
X上でも口コミ数が多く、かつAmazonではAVIOT製品のうち最も売れているっぽいです。



この価格帯で売れ数が多いのは凄いですね。
中華系ブランドだと、おおよそ1,000円~9,000円クラスに人気が集中するので、AVIOTへの信頼度の高さがうかがえます。
AVIOT TE-W1


ピヤホン8は迫力のある低音にチューニングされたモデルで、ロックなどに向いていますが、こちらはチューニングのないベーシックモデル。
クリアなサウンドと称される音質で、ジャズやクラシックなどバランスよく使える音質がウリ。



ちなみに音質のはピヤホン8と同等レベルとのこと。
他の性能はピヤホン8と同じなので、コスパを重視するならコッチです。
ただ、ピヤホン8(PNK)のほうが10倍くらいレビュー数が多いですが。
AVIOT TE-A1


新機種のワイヤレスイヤホンとして、TEシリーズもそこそこ売れているっぽいですね。
TE-U1やA1などありますが、TE-A1がAmazonではどうやら一番売れていました。



安定の価格帯ですね!
ハイレゾ・ノイキャン・防水防塵・低遅延などなど、昨今のワイヤレスイヤホンに搭載されている充実機能はまるまる搭載。
AVIOTのエントリー価格帯として、TEシリーズもイイかもです。


U1もノイキャン搭載でコスパが良いので、こちらもイイですね。
AVIOTの評判は悪い? ネガティブな口コミをチェック
XからAVIOTユーザーの意見がいくつも見つかるので、こちらもいくつかピックアップ。
と、こんな具合に、AVIOTの低評価はおおむね接続の不安定さにありそうです。



せっかく音質が良いので、ここは勿体ない、、、
ちなみにAIでまとめてもらったのですが、やはり安定性や耐久性に関しては言及されましたね。



製品によっては耐久性に問題があり、壊れやすいという声も聞かれます。
せっかく20,000円近くのピヤホン8を買ったとしても、接続が安定しなかったり壊れたりしたら、かなりしょんぼりしますね、、、


自社工場を持たない事による、対応の不備や不親切さを言及する方も居ましたね。



AVIOT製品は安くないし、日本企業なんだから。
この辺りはもう少し何とかして欲しい所、、、
あとはこんなのも↓



期待値が高すぎる場合、実際にはそれほど良くない製品でも、評価が低くなってしまうことがあります。



なるほど、、これはありそう(笑)
音質が絶賛されてるAVIOTですが、音というのは個人的な感覚なところが大きいです。
中にはAVIOTの音質が悪いと感じるユーザーさんも居らっしゃるようで、この辺りもチェックしていきましょう。
AVIOTの音質は悪い?
割と絶賛されているピヤホン8ですが、音質の悪さを指摘するユーザーも居ます。


おおむね音質は良い評価だったのですが、特に製品提供や「監修」的な絶賛がある事で、それほどでもない、と言いたくなるユーザーも居る感じがします。



絶賛されすぎると、逆に下げたくなるのも人の常ですよね。


中にはアンチも居るっぽい感じですね。
個人的にはこの辺りから感じるのは、やっぱり人気があるんだろうなーという印象でした。



人気者ほど陰にアンチが出てきますね。
アンチが存在しない人気者なんてのは、大谷翔平くらいでしょう(笑)


あとは、好き嫌いが分かれそうという意見はちらほら。



この辺りはやっぱりイヤホンですね。音質には好き嫌いがあります。
結局のところ、Xなんかを見ているとほとんどの方が音質は良いと言われていたので、期待してよいでしょう。





ただまあやっぱり、サポートとか耐久性は気になるところですね、、、
AVIOTまとめ
さて、まとめましょうか。
AVIOTについて良い意見と悪い意見の双方から、色んな視点でチェックしていきました。
まとめると下記のような感じになるかと。
- AVIOTは企業としては信頼して良さそう
- 自社工場を持たないため、品質にばらつきがある模様
- 音質としてはかなりよろしく、絶賛されている
- ファンが多い故、逆にアンチも生まれている
- そもそも音質なんてのは個人の評価
- サポートの悪さは心配かな



こんな感じかな。
期待しても良さそうですが、期待しすぎは禁物。
壊れた時は悲しいけれど、サポートが悪い可能性はあるかも。



高い買い物なので難しいですが、慎重に楽しんで頂ければと思います、、、!
下記リンクから購入して頂けると、Amazonや楽天より1%程度の報酬がいただけます。
今回の内容が参考になったと感じた方は、活用して頂けるとありがたいと思います!



参考にしていただくだけでも励みにはなりますが!


なお、支払いはECサイト側なので、購入者の負担は増えませんのでご安心ください!
その他おすすめブランド
最後に、その他ワイヤレスイヤホンを扱うブランドとして、おすすめ7ブランドをピックアップしてみました。
Amazonではこの他に、中国ブランドから1,000~9,000円程度のコスパ最強イヤホンが数多く出品されています。
ですので、BOSEやJBLといった純正3万円クラスを選ばずとも、ほとんどのユーザーが満足できる高性能イヤホンが見つかるのですよね。



オーディオマニア程では無いですが、ワイヤレスイヤホンは10種類以上聞いているので!
オーディオはマニアックな世界ゆえ、僕が紹介するのはあくまで「一般的なユーザーが満足できるレベルのイヤホン」となります。パソコンに詳しいヤツがおすすめパソコンを紹介してくれる、的な感覚で参考にしていただけると幸いです!
さすがに数十万のイヤホンとかは持っていないので、、、(笑)



コーデックやドライバー等の知識程度はあるのでご安心を!
今回はSONY、BOSE、JBLなどの有名どころとか、ゼンハイザーなどEU圏の高級系も除きつつ、コスパ重視の中華メインで紹介していきます!
Xiaomi(コスパ最優先)


今回紹介したイヤホンも含めてなのですが、中国の格安ワイヤレスイヤホンを買うくらいなら、「Xiaomiでええやん」と結論づけられそう。
この傾向はスマホだけにとどまらず、スマートウォッチ、タブレット、モバイルバッテリーなどなど、全部に共通する傾向になってきました。



個人的に、格安Xiaomiワールドと呼んでいます(さっき名付けた)
とにかくRedmiシリーズはコスパ最強グループという共通認識があり、イヤホンは1,000円台から買えてしまう始末。
しかも音質が良い。


ノイキャン搭載のBuds Liteモデルでもこのお値段。



ノイキャンついてこれって、、、
数十万するイヤホンを平気で使っている、個人的リスペクトなイヤホンYoutuber氏もコスパ絶賛の状態。
何も気にせず、性能も良くとにかくコスパが良いワイヤレスイヤホンをお求めなら、XiaomiのRedmiシリーズですね。
Xiaomi製品はアリエクの方が安かったりするので、中国ECに抵抗が無ければこちらもどうぞ。
Soundcore(最も売れている)


Amazonのワイヤレスイヤホンのうち、コンスタントに上位表示され、おそらく最も売れているのがSoundcore(Anker)ですね。
コスパの良いAirシリーズからノイキャンが搭載されていまして、上位種のProなど、幅広いラインナップが特徴。



音響系に特化したブランドですので!
Xiaomiと比較すると少々お高いですが、型落ちはかなりお安く買える感じ。


Proシリーズや最新モデルの4以上になってくると平気で1万円を超えてきますが、Air 2辺りならこの価格で安心。
EarFun(実力でおすすめ)


Soundcoreよりも安く、かつイヤホン専門メーカーとしての実力や評価も高く、巷ではコスパ最強イヤホンの呼び声高いのがEarFunでしょう。



非常に丁度良い選択肢だと思う!


案件で貰ったのが初めて聞いたきっかけでしたが、案件関係なく万人におすすめしたいと感じましたね。


EarFunはSoundcoreほどの価格差は無いものの、1万円未満に頑張って抑えつつ、モデルごとにギュッとミドルレンジの価格が収まっているイメージですね。



EarFunもマジでおすすめします!
SOUNDPEATS(オープンイヤーに強い)


カナル型はもちろんながら、イヤーカフや耳掛けタイプの、いわばオープンイヤー型イヤホンに強い印象なのがSOUNDPEATS。



オープンイヤーの快適さもクセになりますねー!


こちらのブランドもイヤホン専門メーカーゆえ性能はガチで、かつ中国ブランドらしいコスパの良さがウリ。
オープンイヤー型はドライバーを大きくしやすいので、ロックバンドなど迫力のある音楽を空間で楽しみたい人なんかに、めっちゃおすすめかも。



イヤホンでこの低音が聞けるのはめっちゃ楽しいです。
Edifire(オールジャンル)


Edifireは1996年に北京で創立した、中国ガジェットブランドとしては結構な老舗の部類。
ワイヤレスイヤホンの評判も良く、アンダー1万円クラスの実力やノイキャン性能も確か。


とはいえEdifierはどっちかと言えば、イヤホンよりもスピーカーが主力な感じ。
この手のスピーカーは、デスク環境を作り上げたいオタク達(リスペクト)に人気。



スピーカーの評判がよろしいですね。
オールジャンルのオーディオブランドとしては、知名度も人気も確かなので、Edifierもおすすめかと。
水月雨(ややマニア向け)


なんともまあおしゃれで可愛いデザインと、これまた可愛い価格が嬉しいの水月雨(MOONDROP)というこちらも中国のイヤホンメーカー。



デザイン性だけで欲しくなる!
無機質な黒か白の中華ワイヤレスイヤホンの中に、こんな洒落たのを見つけたら、ついつい選びたくなってしまいませんか?


かといってこの水月雨はデザインだけの適当ブランドでは無く、イヤホン界隈では割と有名な本気の中華イヤホン。
水月雨の公式ストアのオタクっぽさや厨二病っぽさも相まって、ことマニアに受けています。



Xでもオタクたち(リスペクト)に人気ですね!
ぼくもかなりオタク側の人間なので、親近感から好みたくなるブランド(笑)
HUAWEI(Freeシリーズが良き)


ガジェット市場での勢いはXiaomiにこそ劣りますが、HUAWEIは通信機器のメーカーとして、事業全体の規模は中国最大クラス。



日本でいうNTTみたいな感じかな。
HUAWEIはFreeBudsシリーズが、AppleのAirPodsに似ている感じで、かつ価格も安くてよろしいです。


FreeClipも人気でして、HUAWEIは特にこのイヤーカフ形状のシリーズが人気なようですね。
こうしてチェックしていると、各ブランドで人気のジャンルがちょっとずつ違うのが見えてきます。