ジェネリック家電としておそらく国内で最も有名どころのアイリスオーヤマ。
ここ10年くらいで知名度が上がり、ネットやTVで取り上げられることが多いので、気になっている方は多いでしょう。
どうも、管理人です!
アイリスオーヤマは人気の家電メーカーですので、当サイト以外にも評判や会社概要をまとめた情報はたくさん見つかります。
正直なところ、概要をざっくり知りたい方は他のブログの方が見やすく簡潔だと思いますので、ここからはより詳しく知りたいユーザーや、包括的な評価を自分なりにしたい方に見て頂けるといいと思います!
「事実」と「僕の印象」は、ちゃんと分けて書くので安心してください。
色んな情報をまとめてみましたので、どうぞ最後まで楽しんで、皆さんなりの評価をしてみてください!
当サイトはいつも、AmazonなどのECサイトにある名前も知らない謎ブランド(いわゆる中華系ブランド)を調査しています。
当サイトは日本の企業でも散々そうなブランドを見ていますし、中国の謎ブランドでも良さそうな狙い目ブランドも良く見ていますので、おおむね平等な評価が出来ると自負しています!
アイリスオーヤマ 会社概要と人気製品のジャンル
社名 | アイリスオーヤマ株式会社(IRIS OHYAMA Inc.) |
創立 | 1971年4月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 6,290名(2024年1月時点) |
売上高 | 2,280億円(2023年度) |
代表 | 大山晃弘 |
所在 | 〒980-8510 宮城県仙台市青葉区五橋2-12-1 TEL 022-221-3400(代表) |
事業内容 | 生活用品の企画、製造、販売 |
会社概要はざっと紹介しますが、アイリスオーヤマは1971年創立の宮城県に本社を構える企業です。
売上高は2,280億円と、かなり規模が大きいことも分かりますね。
ちなみに従業員数と年間の売り上げは、家電メーカーとして似ている山善の2倍程。
詳しい企業の実態は以下でどんどん解説していきます。
とりあえず、アイリスオーヤマの人気製品ジャンルを見てみたところ、、、
- サーキュレーター
- 掃除機
- 炊飯器
- 除湿器
- 圧力鍋
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- マスク
- 加湿器
- 布団乾燥機
- エアコン
- 冷凍庫
上記の12種類の製品が、「アイリスオーヤマ ○○」で検索したときの月の検索数が1万以上ありました。
これはかなりの検索数であり、おおむね当サイトが調べている、ECサイトに出品されている中華系ブランドの100倍以上の検索数にあたりますね。
いつも当サイトが調べている感覚からすると、やはりめちゃくちゃ売れているんだろうな。
ってのが感想です。
日本国内での人気は圧倒的でしょう。
\ タイムセールもチェック! /
\ クーポン情報もチェック! /
一方で、批判的な検索も残る
一方で、検索を見ているといろんなネガティブ意見が多かったです。
- アイリス オーヤマ 炊飯 器 まずい
- アイリス オーヤマ やめ とけ
- アイリス オーヤマ サーキュレーター 止まる
- アイリス オーヤマ 電気 圧力 鍋 後悔
- アイリス オーヤマ 洗濯 機 壊れ やすい
- アイリス オーヤマ 冷蔵庫 うるさい
- アイリス オーヤマ エアコン 安い 理由
- アイリス オーヤマ 壊れ やすい
このように、批判的な意見もそれなりに発見されます。
ちなみにこれらの月間検索数は100以上といった感じですので、製品検索の1/100程度でしょう。
こういったネガティブイメージも存在するという事は、一旦受け止めてから進みましょうか。
批判的な意見についての考察は、ここから少しずつ含めていきます!
アイリスオーヤマは何の会社か? 元のルーツや歴史について
ところでアイリスオーヤマについて、何の会社なのか元のルーツや歴史を調べてみました。
1958年 | 「大山ブロー工業所」を創業(プラスチック加工業) |
・下請け、安い利益、コレが嫌だなーと思っていた | |
1970年 | プラスチック製の育苗箱を製造(大ヒット) |
1973年 | オイルショックで倒産危機 |
1980年 | ホームセンターと直接取引(この辺りからメーカーベンダー体勢へ) |
1987年 | ペット用品発売 |
1989年 | クリア収納ケース発売 |
1991年 | 社名をアイリスオーヤマ株式会社へ |
アイリスオーヤマは元々、プラスチックを膨らませる「ブロー成型」という方法で、メーカーから依頼されたプラスチック容器を生産していた会社だそうです。
いわば下請けのプラスチック加工業という立ち位置ですね。
…と、こんな感じに紹介していくのは面白くないですし、頭に入ってこないと思いますので、会話形式で簡潔に紹介させていただきますね。
なお詳細は、公式のアイリス物語を参照にしてみてくださいな。
最初はプラスチック加工の下請けでした。
創業者の息子さん、大山健太郎は19歳で代表に就任。
この頃の従業員は5人。
会社としての年商は500万円と、めちゃくちゃ規模も儲けも小さいですが、下請け会社としてメーカーからの要望に頑張って答えていました。
コレ作ってください
イイですよ!
コレ作ってください
イイですよ!(難しいなぁ、、、)
プラスチック加工業の時の社長さんはたいそう「イエスマン」だったそうで、難しい仕事も受注しまくったそう。
あー、しんど
(もう下請け嫌やわ、自社製品欲しいな!)
下請けが嫌になった大山社長は、とりあえず得意のプラスチック加工を活かして、漁業用のブイとか、農業用のプラ苗箱を作ってみたそう。
どれもプラスチック用品ですね。
元々プラスチック加工は得意だった
やった!ヒットしましたー!
そしたらそれが大ヒットしたので、下請け時代とは比べ物にならない売り上げに。
こうして「脱下請け」をして、メーカーとして売れ始めたのですが、残念ながらオイルショックと共に一旦は衰退。
金が無くなった。もう流行りに乗るのは危険だと思い知りました、、、
うちに製品を卸しませんか?
よろしくお願いします。
何とか安定した体勢を作りたかったアイリスオーヤマ(元大山社長)は、当時流行りだったホームセンターに卸すようになりました。
早い段階でホームセンターと提携していた
すごいすごい!大山さんの製品めっちゃ売れます、てか、メーカー超えですよ。
どんどん卸してくださいよ!
マジすか?
なんなら、問屋に頼んで大量受注してくださいよ!
ええ、、、それは、、、(問屋に頼むのは嫌だなぁ、、、)
そして悩んだ末に考えたのは、自社で問屋もやってしまうという「メーカーベンダー」という仕組みを考案。
それにより、中間業者を挟まない、コストカットした製品提供が出来るように。
結構早い段階でメーカーベンダーしてた(これは後で解説します)
どんどん色んなもの作って売ろ!!
調子づいた大山ブロー工業所は、プラケースやペット用品など、プラスチック関係の製品をどんどん開発して、ホームセンターに売りました。
てか、大山ブロー工業所かぁ、、、
ブローってのが分かりにくくて嫌だよね。
かくして1991年に、アイリスオーヤマ株式会社に名前を変更しましたとさ。
アイリス(お花)
オーヤマ(僕の名前)
農業用品とは昔からかかわりが深かったので、それにちなんで名付けたそうです。
という事で、アイリスオーヤマさんとは昔から仲良くさせてもらってます!
1958年 | 「大山ブロー工業所」を創業(プラスチック加工業) |
・下請け、安い利益、コレが嫌だなーと思っていた | |
1970年 | プラスチック製の育苗箱を製造(大ヒット) |
1973年 | オイルショックで倒産危機 |
1980年 | ホームセンターと直接取引(この辺りからメーカーベンダー体勢へ) |
1987年 | ペット用品発売 |
1989年 | クリア収納ケース発売 |
1991年 | 社名をアイリスオーヤマ株式会社へ |
もう一度、こんな感じですね。
ポイントとしては以下の4つでしょう。
- 元々プラスチック加工は得意だった
- 自社製品の開発意欲も強い
- ホームセンターとのつながりは40年以上に及ぶ
- メーカーベンダー体勢も早くに取り入れた
元々プラスチック加工業から始まった企業でして、イエスマンだった大山さんは、難しいプラスチック加工をどんどん受け入れて、機械もどんどん投入していく癖があったそうです。
下請けが嫌だという気持ちから、自社製品を早い段階(20代)で作っていたので、それは今の製品開発への意欲につながっていそうですね。
ホームセンターとの取引年数も長く、コストカットを意識した流通システムは、早い段階から意識していたようです。
製品の安さ・自社製品・卸売り体制
この辺りは今に繋がっていそうです。
アイリスオーヤマの製品はなぜ安い?
アイリスオーヤマの製品はとにかく安いです。
ジェネリック家電の立ち位置にあることは分かっているのですが、にしても安いです。
若干大手の立場に近いながらも、ホームセンターのプライベートブランド的な価格で販売していますので、品質とかは大丈夫なのか?
っていう心配が付きまといますよね。
結論、その辺の謎ブランドとかプライベートブランドより、透明性が高いです。
ひとまず、アイリスオーヤマの製品が安い理由を挙げていきます。
- メーカーベンダーシステムの採用
- 中国製だから
- 人材採用(リストラ採用、コスト面)
メーカーベンダー
アイリスオーヤマはメーカー機能と問屋機能をあわせ持つ独自の「メーカーベンダー」という業態を作り上げました。商品を小売店にお届けするだけでなく、小売店の売場をコンサルティングしながら魅力的な売場作りや販売促進をサポートします。
アイリスオーヤマの強み より
アイリスオーヤマの製品が安い理由の一つに、メーカーベンダーという業態を採用していることが挙げられます。
これは単純に、問屋を省くといった流通システムの最適化であり、アイリスオーヤマが1970年代という比較的早い段階で採用した業態になります。
先ほどのアイリスオーヤマの歴史についての所で触れた内容でもありますね!
商品をつくって売る際に、もっとも無駄なのが問屋を通すことによって発生する“商流”コストです。
アイリス物語 第八話 メーカーベンダーの始まり より
確かに問屋は中間業者ですので、ここにかけるコストは「無駄」という事になります。
でもさ、問屋を省くなんて誰でも思いつくやん?
と、最初は僕も思いました。
どうやら調べているとそうそう簡単な事では無いらしいので、簡単に解説しますね。
ホームセンターも在庫は抱えたくない
1、2個ずつ卸してください
え、それは面倒だよ、、、
ホームセンターもめちゃくちゃに在庫は抱えたくないですので、普通は売れた数分くらいを卸して欲しいそうなのですが、メーカーとしては60とか120とか1箱単位で出荷したいのが胸の内。
それを抱え込んでやってくれるのが「問屋」さんという事で、実は物流の最適化として「問屋」は今でも裏で活躍しているそうなのです。
何はともあれ、メーカーベンダーという業態は結構大変らしいですね。
中国製なので
- 大連アイリスオーヤマ工貿有限公司
- 大連アイリス木製品有限公司
- アイリス生活用品広州有限公司
- 大連アイリス生活用品有限公司
- 大連アイリスペットフード有限公司
- アイリス生活用品蘇州有限公司
※有限公司は日本でいう株式会社
単純な理由です。
アイリスオーヤマが安い理由と検索してもこうは出てきませんが、どう考えても中国製の方が安いので採用しているはずですね。
「アイリスオーヤマ 日本製」で検索するとマスクは出てきますので、どうやらマスクは日本で製造している模様。
個人的には中国製を悪く思いません。
というのも、当サイトではAmazonなどのECサイトにある謎ブランドについて日々調べているのですが、中国のちゃんとした製品は本当にちゃんとしています。
過去記事でも取り上げたのですが、最近の中国製品の伸びと製品クオリティの向上は凄いですね。
ただし、いくらクオリティの高い中国ブランドの製品でも、なぜか日本の製品より壊れやすいような気がしています。
検品チェックや、生産と返品に対するコストパフォーマンスについてどこまで妥協するかといった問題だと思うのですが、中国のブランドは返品ありきなのかもしれませんね。
何にせよ、アイリスオーヤマ家電のほとんどが中国製というのは理解しておきたいところです。
検品については後ほど解説します
リストラ採用・コスト面
後は人材面でのコストカットとか、上手な人材採用が影響していそうです。
アイリスオーヤマは2012年頃より、大手家電メーカーからリストラされまくっていた優秀な人材を採用しまくったそうです。
この年は、シャープ辺りですかね?
アイリスが家電部門を一気に拡大したのは2012年。その頃、大手家電メーカーは海外勢との戦いに敗れ、大規模なリストラを断行していた。大山は、家電業界のピンチをチャンスと捉え、職を失った優秀な技術者を大量に採用。一気に、家電事業のアクセルを踏んだのだ。
MAG2NEWS
簡単に言えば、「リストラされた優秀な人材、放っておくの勿体なくない?」という事で、大手が抱えきれなくなった優秀な上級層を雇いまくったそうです。
恐らくこの頃、アイリスオーヤマも調子が良かったのでしょうね。
もう一つの人材面での理由は、普通に給料が安い業種がありそう。
上位層が居るので年収の平均値は低くなさそうですが、アルバイトやパートの時給に関してはそこそこ安そうな印象があります。
これは後の「安全性」のところで話してみますね
\ タイムセールもチェック! /
\ クーポン情報もチェック! /
【検品制度】中国製だけど大丈夫?
品質管理はモノづくりの生命線。自社内で独自に厳格な品質基準を定めており、品質の5つの要素(環境・設備・製品・仕組み・人)ごとに基準を設けています」
+1 DAY
さらに、アイリスオーヤマでは品質管理の工程を「検査」と「監査」の2つに分け、品質をダブルチェックする体制を構築しています。
アイリスオーヤマの製品は、検品制度が設けられており、しかも異なる部署でダブルチェック体制を取っているようです。
工場単位で実施する「検査」は、工場長も含めてくまなく工場内をチェックして回ります。しかし、工場だけのチェックではどうしても見落としが出てしまうし、生産性を優先するあまりチェックの目が甘くなることもあります。そこで、工場とは別に品質管理を専門に担う部門が別に存在し、第三者的な「監査」の立ち位置でダブルチェックを行うのです。
+1 DAY
ここまで検品についてちゃんと言うのは、中華系謎ブランドには無さそうです。
中華系謎ブランドを多く見てきましたが、アイリスオーヤマは同等の価格レベルなのに検品がしっかりとしている印象です。
ただし、アイリスオーヤマの検品作業者の時給は、2024年5月時点で約 1,069円という情報を見つけました。
アルバイトの時給としては結構低めの水準になるかと思いますので、従業員への還元という点でもコストカットはされていそうです。
アイリスオーヤマの製品は壊れやすいのか?
ここまでアイリスオーヤマの企業の成り立ちや、安い理由や従業員的な側面を見てきましたが、気になるのは品質ですよね。
「アイリスオーヤマ 壊れやすい」という検索結果が残っている以上、不安になるのも真っ当な話。
ここでは「壊れやすい」という意見についてちゃんと向き合った上で、僕なりの評価をしたいと思います。
- 壊れやすいという意見は多い
- レビューが良いのは確か
- 中国製造だが、検品レベルは高そう
- プラスチック加工技術は高いと思う
上記がポイントになります
壊れたという意見を集める
まず一つの事実として、アイリスオーヤマの製品が壊れたという意見は確かに多いという事。
そして僕の感覚にはなるのですが、他の大手メーカーよりもその割合は多そう。
というのは何となく分かりますし、恐らく多くの方が感じていることでしょう。
このように、Xで適当に探してみただけで、沢山の「アイリスオーヤマの製品が壊れた」という意見が出てきました。
一方で、パナソニックなどの超大手家電ブランドに関しても、壊れるという意見は存在します。
ですが、アイリスオーヤマの製品で検索したときよりも、圧倒的にその割合は少ないと感じます。
よければXで調べてみてください。
アイリスオーヤマの家電が壊れたという意見は確かに多い
ECサイトのレビューは物凄く良い
その一方で、ECサイトのレビューを見てみると、アイリスオーヤマの家電の評価はかなり良いことが分かります。
一応サクラチェッカーと呼ばれるサクラレビューを見抜くツールにかけてみるのですが、どれもサクラの可能性は限りなく低いという結果が出ますね。
当サイトではサクラチェッカーの結果だけで製品の優劣を決めない方針を取っているのですが、それでもサクラチェッカーに合格する安価な製品は数少ないです。
第一、ECサイトにレビューを書くユーザーなんてのは、普通に考えれば分かるのですが、★5評価をするためにレビューを書く人なんて全体購入者より少ないハズ。
買って満足な人はほとんどレビューを書かないでしょうし、ほとんどが買って不満足なユーザーが、文句を言うためにレビューを書くことが多いでしょう。
それでほとんどの家電が★4以上は本当に凄いですね。
だから中国の謎ブランドの多くが、サクラレビューをマーケティングの一環として、当たり前のように活用するのですよね。
ECサイトのレビュー以上に、文句の無い愛用者は多いとおもってよいでしょう。
中国で作られるという側面と、品質管理が出来るという側面
- 大連アイリスオーヤマ工貿有限公司
- 大連アイリス木製品有限公司
- アイリス生活用品広州有限公司
- 大連アイリス生活用品有限公司
- 大連アイリスペットフード有限公司
- アイリス生活用品蘇州有限公司
アイリスオーヤマの製品は先ほども記載したように、ほとんどの製品や家電を中国で作っています。これは一般からすると「ネガティブ」イメージかと思いますね。
ですが他の謎ブランドや日本のベンチャー企業と違うのが、自社工場を持っているという事です。こちらは「ポジティブ」なイメージでしょう。
自社工場は品質管理に非常に有利ですね。
多くのスタートアップ企業や中国の謎ブランドの多くが、ファブレス企業といった自社工場を持たない経営方針を取っていることが多いです。
初期投資は圧倒的に抑えられますし、早い事業の展開が可能です。
その代わりに自社工場を持たない企業については、どこかの工場に製造を依頼しないといけないので、品質管理がまばらになる可能性を含みます。
工場にもハズレがあったりするので。
中国にある工場で安く請け負ってもらうという点に関しては他と同じなのですが、自社工場を持つことにより品質管理は行き届きやすい。
だからダブルチェック体制が明確に出来ているという事でしょう。
OEM製造委託をしている、そのへんのプライベートブランドとはレベルが一つ違う。
この認識が分かりやすいかもしれませんね。
どちらも似たような価格なら、アイリスオーヤマの方が購入者はお得と言えます。
プラスチック加工技術
こんなものはどの工場でも作れると思うのですが、とりあえずプラスチック代表っぽかったので載せてみました。
アイリスオーヤマの最初は大山ブロー工業所だったので、そもそものプラスチック加工技術を持ち合わせています。
確かにチタンなど加工が難しいジャンルでは無いですので、今の技術ならプラスチックの加工はどこも簡単でしょう。
ですがアイリスオーヤマの家電については、分解が楽だったり、掃除が楽だったりと、ユーザービリティに配慮した所まで、加工技術が活かせているように感じます。
家電の1年保証
アイリスオーヤマの家電は、その他大手企業や中国の中堅謎ブランドとおなじくして、メーカー保証は1年ついている製品が多いです。
その他、延長保証なども安価な追加料金で選べるなど、サポート内容が多岐にわたるのも大手ならではの印象ですね。
こちらも一つの安心材料でしょう。
正直なところ家電の1年保証はほとんどの企業が行っているのですが、謎ブランドにおいてこれを実施するのは「中堅」ブランド以上のことが多いです。
もちろんながらアイリスオーヤマの家電は「中堅以上」に相当していますよね。
ネガティブな意見について(検索の仕組み)
最後にちょっと、Google検索の仕組みについて触れておこうかと思います。
- アイリス オーヤマ 炊飯 器 まずい
- アイリス オーヤマ やめ とけ
- アイリス オーヤマ サーキュレーター 止まる
- アイリス オーヤマ 電気 圧力 鍋 後悔
- アイリス オーヤマ 洗濯 機 壊れ やすい
- アイリス オーヤマ 冷蔵庫 うるさい
- アイリス オーヤマ エアコン 安い 理由
- アイリス オーヤマ 壊れ やすい
冒頭付近でアイリスオーヤマに関する否定的な意見を集めましたが、これら検索結果が残る仕組みについてです。
もちろん最初は誰かが検索したものと思われ、「止まったから解決策が知りたい」ユーザーや、「うるさいと思ったから共感を得たい」ユーザーなどが検索を残していきました。
発端は「疑問」「困りごと」「共感」が良いんですので、もちろんそこにはちゃんとネガティブイメージがありますね。
火の無い所に煙は立たぬというやつです。
ただしGoogleの「良かれと思って(勝手に名付けた)」機能が、それらネガティブイメージを「予測変換」として残してくれます。
するとユーザーはネガティブイメージに反応して、思わず不安に思ってクリックしてしまいます。
これが繰り返され、Googleが「これはみんなが感じることだ!」と思って、予測変換に残す循環が始まります。
この記事を読んでいる方も、似たような方が多いかもしれませんね
人間は心理学的に、ポジティブイメージよりネガティブイメージの方が反応が良いですので。
この仕組みを知っておけば、もう少しフラットに色んな情報が捉えられるかと思います!
結論!
アイリスオーヤマについて色々調べてみましたので、以下にまとめてみます。
- 元々プラスチック加工の会社なので加工技術はある(と、思う)
- 早い段階でコストカットを意識していた
- ホームセンターとのつながりは40年以上
- 中国の工場に作らせている
- 自社工場を持つため品質管理は良い(と思われる)
- だが、壊れやすいという意見は大手より多い(と感じる)
事実と僕の印象はちゃんと分かるようにまとめました。
これらからあえて僕が結論をまとめなくても良いと思いますので、価格と品質をすり合わせながら、皆さんなりに評価してみてください!
まあ、僕はその辺の中華謎ブランドより、お得かなと思っていますよ!
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\ クーポン情報もチェック! /