【壊れやすい?】山善の家電の特長
「山善 壊れやすい」という検索ワードも残っている中、家電の注目度も高い山善。
中盤以降で、山善についての詳細をまとめていくのですが、まずは山善の家電についての特徴を、ざっと紹介していきます!
とにかく低価格なジェネリック家電
山善の家電はとにかく安くてシンプルなのが特徴です。
ジェネリック家電と言われる
シンプルで使いやすい
よっぽど壊れない
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【会社概要】山善はどんなメーカー?
会社名 | 株式会社山善 YAMAZEN CORPORATION |
創立 | 昭和22年(1947年)5月30日 |
資本金 | 7,909百万円(2024年3月31日現在) |
従業員数 | 3,276名(連結:2024年3月31日現在) |
山善は1947年に創立した総合事業の会社で、従業員数は3276名とかなり大規模な企業であることが分かります。
似た企業としてはアイリスオーヤマが引き合いに出されることが多いですね!
アイリスオーヤマの従業員が6290名と記載されていましたので、従業員数はアイリスオーヤマの半分ほど。
また、山善の年間収益は1287億円と記載がありました。
アイリスオーヤマの売り上げが2280億円とのことですので、売り上げについてもアイリスオーヤマの半分程と言ったところ。
僕は勝手にライバルだと思っています!
ただ、それは僕らが感じる表面上の違いであり、実は両者はちょっと違った事業展開だったり。
山善の歴史
年 | できごと | 補足 |
---|---|---|
1943 | 大阪工具製作所 | |
1947 | 山善工具製販株式会社の創立 | 機械工具&(ハンマー・スコップなど) |
1955 | 山善機械器具株式会社へ変更 | 工業機器、土木・作業用機器 |
1962 | 東京株式市場第二部への上場 | |
1965 | アメリカ展開 | |
1965 | 住宅機器分野に進出 | 流し台や石油ストーブ |
1971 | 株式会社山善に社名変更 | 幅広い機能・事業領域 |
1972 | 建設・不動産事業へ進出 | マンション、ボウリング場、ホテル、ゴルフ場、病院 |
1978 | 家庭機器課が設置 | ホームセンターと関わる |
うちは最初、工具の「製作所」でした。
山善の基礎が「モノづくり」なのはここからきているのですね
1943年に創業者の山本猛夫が「大阪工具製作所」を開業。
一旦戦争のために召集され、また帰ってきました。
ただいま帰りました!
ところが日本は終戦の時期だったため、機械工具というよりも、とりあえず「復興」のための道具を世間は欲していたそうです。
だからハンマー・スコップなどを売っていたのですね。
需要があるものを売らねば!ですね!
そうして1947年には、山善工具製販株式会社として山善のベース企業が創立しました。
製作所→製販会社になったのですか。
作るだけの場所から、販売にも注力した感じですかね!
いや、いっそ、総合卸売り商やりますわ
ってことで、1955年に社名を変更し、山善機械器具株式会社となりました。
工業機器、土木・作業用機器など、取り扱うジャンルを増やしていきます。
作って売るというより、機械器具を扱う会社といったイメージですね!
アメリカ行ってきます!
早っ!!(笑)
1962年に上場、1965年にアメリカに販売拠点を開設。
素人判断ですが、海外展開は結構早かったんだなって気がしました。
住宅系にも手を出しますわ!
どんどん増やしますね!
1965年に住宅機器分野に進出し、流し台やストーブなど、居住環境に必要なジャンルを扱うようになりました。
工具→機器→住宅設備と、取り扱う物が大きくなっている印象。
いや、こうなったらもう一回社名変えますわ!
そして1971年、株式会社山善に社名を変更。
もう工具とか器具とか無くなっちゃった!
総合ですわ。
ジャンルが広くなったので、もう特定の産業を表すのはやめようってなったのでしょうか(笑)
建設・不動産事業やりますわ!
デカいのやっちゃったよ
ホームセンターと仲良くしますわ!
こうしてどんどん事業を大きくしていき、1978年に家庭機器分野に進出。
今の山善のイメージが強い、ホームセンター向けの商品を取り扱うように。
アイリスオーヤマも1980年頃だったので、あちらと似たような時期ですね!
まあ、あとは色々!
めちゃめちゃざっくりまとめると、こんな感じでしょうか。
工具を作る
↓
需要のある物を売るようになる
↓
色々増やしたら総合事業になる
↓
一般向けに家電を売る(←今ここ)
元々は工具を作る製作所だったので、モノづくりのポリシーとか原型は残っているはず。
あとは販売業者として様々なジャンルを取り扱う。
不動産など大きなものを動かす事業も行い、実は山善は結構デカい企業のようです。
だから家電ばかりでは無いんですね。
山善は事業展開が広い
上記の歴史がありますので、山善の事業展開は幅広いです。
僕らがイメージする山善といったら「ジェネリック家電」なのですが、どうやら家電を作って売ってというのは、全体収益の4割ほどらしいです。
残り6割は機械事業などの生産関連の収益らしいですが、まあ家電を作ったりするのにも関係はありそうです。
「モノづくり」と「流通」という主軸はありそうですね。
ベースがしっかりしていて、包括的な事業を行う山善という企業。
その山善が扱う「家電」というジャンルを僕らは触れているという感じですかね。
山善の家電のイメージは先ほどの通りです!
【どこの国?】山善の家電の生産国
結論、山善の家電の多くが中国製です。
まあ、これはジェネリック家電メーカーとしては必然ですし、予想通りでしょうか。
当社の商品は海外生産が多いので、その輸入貿易業務を行っています。私の担当は主に中国で、当社の日本の営業担当から発注依頼を受けたら、それを当社の現地法人や現地メーカー様に伝えて生産・発送してもらい、日本に納品します。
yamazen-basecamp
山善の製品は海外生産が多いとのことで、上記の記事ではコロナによって輸入が滞ってしまったけれど頑張りました!
っていう記事でした。
公式としても中国生産というのは特に隠しているわけでもない様ですが、2000年以降としてはもう当たり前ですよね。
ほとんどの日本企業が中国生産ですので、あとは自社工場を持つか、それともどこかの工場にOEM委託しているかのどちらかで分けられそう。
山善は中国法人もあって、生産も自社工場っぽいので、製品のクオリティや品質は確保しやすいと言って良いでしょう。
山善の家電に対する否定的な検索
- 山善 電子レンジ 壊れやすい
- 山善 扇風機 壊れ やすい
- 山善 サーキュレーター 掃除 できない
- 山善 ターン テーブル 割れ た
- 山善 サーキュレーター 故障
一方で、山善と検索をかけると、上記のようなネガティブイメージを持つ検索ワードが残っていることが分かります。
こういったネガティブイメージが残る理由は幾つかあるのですが、それにはWebの仕組みと人間心理を簡単に理解すれば分かりやすいかなと思います。
理由① 気になって検索する
この記事を読んで頂いている方には、上記のようなネガティブイメージから検索された方も居ると思います。
同じように、多くの方がそれらネガティブワードから検索されるのですが、重要なのは気になるから検索している事がほとんどという事。
上記のようなネガティブワードが残っていると、不安になってクリックします。
するとその検索は需要があるものとGoogleが認識して、予測変換の所に気を使って用意してくれるのですよね。
だいたいこれの悪循環で変な検索が残ります。
理由② 安いから不安がって検索する
上記のような検索が長く残りやすい理由は、やっぱり安いから不安なユーザーが多いという事。
山善は自社で開発するような技量は持ち合わせてはいますが、大衆向けにはジェネリック家電です。
勝負する製品や分野もありつつも、多くのユーザーの目に留まるのは、技術が確立されたいわゆる「安パイなシンプル製品」が多いです。
安く作れるから安く売っているだけなので、ほとんど不安がる必要もありませんね。
良く見たらうちの家電も山善製品があったのですが、10年以上可動しているやつでした(プラスチックも黄ばみ始めた)。
理由③ 実際に壊れやすい
それでも確かに、パナソニックなどの超大手よりは「壊れやすい」という意見が聞かれるのも事実です。
明らかにコスパが良いのは確かなのですが、その分ハズレ引きの可能性を100に1くらいは閑雅ておいても良いでしょう。
よほど同等価格の中国企業の物を買うよりは、検品や流通チェックの面で安心だと思うので、コスパが良いってのも事実です。
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合理的に確率論で言えばお得ではありますね。
山善とアイリスオーヤマ どっちがいい?
山善とアイリスオーヤマの家電は、どっちがいい?という意見は度々聞かれますね。
ですが、基本的には同じと思って良いでしょう。
山善かアイリスで迷っているという意見、山善・アイリスを同等のブランドと一緒に語るユーザーなど、結局同じ分類をされている事がほとんど。
ですが、一応僕なりの考えを出してみますね。
山善はもともと金物のメーカーで
アイリスはプラスチック加工業です
シンプルか? プラスワン機能か?
よく言われるのが、山善はシンプルで低価格、アイリスオーヤマはシンプルながらにプラスワン機能が備わっているという声を聞きます。
確かに比較してみると、山善の方が出来るだけ安く仕上げようとする製品が多いようにも感じますね。
ですがあくまでこれは「傾向」の話であり、当然ながらすべてに共通はしていません。
アイリスオーヤマにも可能な限り機能を絞ったシンプル製品もありますし、山善にもやや高価格帯のハイグレード製品が存在しますよね。
ですので、結局は好きな方で、自分に合ったグレードを選ぶのがよいと思っています。
山善は元々金物メーカー
先ほど山善の歴史紹介で触れましたが、山善は元々金物を扱う企業でした。
どちらも大差はないとは思いますが、金物色の強い製品に関しては、山善を選ぶっていうのも一つの選択肢ですね。
アイリスは元々プラスチック加工業
逆に言えば、元々プラスチック加工から始まったアリリスオーヤマは、こうしたホームセンター色の強いプラスチックを使った製品は選びやすいかもしれません。
生活家電以外に事業のある山善
我々には関係のないことですが、歴史を見てわかる通り、山善は他にも事業を展開しています。
その他多くのノウハウや知見のある企業が作る家電として、山善製品を選ぶってのはアリかもしれません。
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流通コストをとにかく減らすアイリスオーヤマ
アイリスオーヤマは問屋を無くした流通をいち早く取り入れ、かなり早い段階からコストカットを大幅削減しています。
コストを減らすというのは消費者にとってはありがたい一方ですので、アイリスオーヤマ製品の安さに対する信頼感はありますね。
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結局のところは好き好きになりそうです。
山善の人気家電
最後に山善の人気家電について、10個ピックアップしてみました!
- 電子レンジ PRW-F180 – シンプルな操作性で人気
- オーブンレンジ NERK-F024TSV – 多機能で便利
- 電気ケトル YKG-C800-E – 安全機能が充実
- ホットプレート YHG-C130 – 均一な熱伝導で調理が簡単
- 電気圧力鍋 YEDC-6E -時短料理に最適
- 加湿器
- サーキュレーター
- トースター
- コードレス掃除機
- アイロン
2024年 山善の人気家電は上記です!
電子レンジ PRW-F180
シンプルな操作性で初心者にも使いやすい電子レンジ。
コンパクトなサイズで置き場所に困らず、基本機能が充実。
手軽に食事の温めや調理が可能です。
オーブンレンジ NERK-F024TSV
多機能なオーブンレンジで、グリルやトースト機能も備えています。
デジタル表示で操作が簡単です。調理の幅が広がり、家庭料理がより楽しくなりますね!
電気ケトル YKG-C800-E
安全機能が充実した電気ケトル。
自動電源オフや空焚き防止機能があり、安心して使えます。
お湯がすぐに沸くため、忙しい朝にも便利ですね。
ホットプレート YHG-C130
均一な熱伝導で料理が美味しく仕上がります。
取り外し可能なプレートでお手入れが簡単で、家族や友人とのパーティーに最適です。
電気圧力鍋 YEDC-6E
圧力調理が簡単にできる多機能な電気圧力鍋。
時短料理に最適で、煮込み料理や炊飯もお任せ。操作が簡単で、忙しい家庭におすすめです。
加湿器
山善の加湿器はデザインがシンプルで、操作が簡単です。
大容量のタンクを備えたモデルや、アロマ対応のタイプもあり、様々なニーズに対応しています。静音性が高く、寝室でも安心して使えます
サーキュレーター
山善のサーキュレーターは、空気を効果的に循環させることで、冷暖房の効率を高めます。
静音性が高く、夜間の使用にも適しており、リモコン付きモデルや首振り機能付きなど、多機能なタイプも揃っています。
トースター
山善のトースターは、均一にパンを焼き上げる技術が特徴。
多段階の焼き加減調節機能を持ち、好みの焼き具合に仕上げることができます。
デザインもシンプルで、キッチンに馴染むスタイルが魅力ですね。
コードレス掃除機
山善のコードレス掃除機は、軽量で持ち運びが簡単。
強力な吸引力で細かなゴミも逃さずキャッチし、バッテリーの持ちが良く、長時間の掃除が可能です。
HEPAフィルター搭載モデルもあり、アレルギー対策にも最適ですね。
アイロン
山善のアイロンは、コンパクトでありながらパワフルなスチーム機能を備えています。
温度調節が可能で、デリケートな素材にも対応。
持ち手が ergonomically designed で、長時間の使用でも疲れにくい設計です。
そのほか人気製品もチェックしてみてください!
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