結論から申しますが、momaxは中国のブランドです。
おそらくは聞き覚えの無い、もしくは大手国内ブランドではないために、製品クオリティや安全性について心配に思い、当サイトに辿り着いたかと存じます。
当サイトなりの感想としては以下
- 企業規模は中等度
- Ankerなどのライバルよりはユーザー数に劣る
- 製品のオリジナル性は高い
- 創立から20年以上経過しており、信頼性は高そう
といった感じに、MOMAXから受ける印象は良かったです。
なお、中国ブランドは割引対象になることがあるので、セール情報はチェックすることをおすすめします。
楽天はクーポンの有無もチェックしておくと良いです。
はじめに
当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
これらは重要になってきます!
以下で中国系ブランドを選ぶ上での注意点を解説しますので、簡単に目を通して頂ければと思います。
メインの会社概要から知りたい方は、飛ばしてもらってもOKです!
- 趣味とWebに生きている
- 心理学を勉強しています
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
- 中国ブランドが安くて性能が良い理由
- サクラレビューを頻繁に使う理由
- なぜ、不備のある製品が多いのか?
ざっと目を通して頂ければ、まずこれらは理解できるかと思います。
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合:受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド:自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。
工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。
コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。
自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。
検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。
中国について知っていくと、確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。
だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。
だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。
ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラチェッカーで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラチェッカーを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。
コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!
以上、前置きが長くなりましたが、今回の調査内容に移ります!
ここから会社概要に移ります!
【会社概要】momaxはどこの国のブランド?
2003 年に香港で設立されて以来、当社は卓越した伝統を築き、独創性と機能性の両方を兼ね備えた製品を生み出してきました。
momax
公式サイトがありましたので参考にすると、MOMAXは2003年に創立された香港のブランドとのこと。
創設者はジョンさんという中国の方だそうです。
取り扱う製品としては↓
変換プラグ
マグセーフ対応のモバイルバッテリー
紛失防止タグなど、スマホガジェット系の中では若干マイナーな製品を扱っていますね。
コスパは他中国ブランドと同じく、安いですね。
Amazonの方にも公式ストアは用意されていまして、配送元を見てみると、Momax Technology (shenzhen) Ltd.が配送元となっています。
香港創立でしたが、ベースは深センで活動しているっぽいですね。
深センと言えば、2005~2015年あたりに多くのガジェット系ブランドが創立した経済特区です。
2011年にAnker、2014年にAUKEYといった、同じくスマホガジェットを扱うブランドも力をつけています。
MOMAXは2003年なので、比較的長い部類に入りますね。
Anker・UGREEN・AUKEYよりは若干知名度は劣りますが、MOMAXも150万以上のユーザーに製品を届けているようですので、企業規模はそれなりに大きいとみて良さそうです。
特に、これなんかはかなり良さそうな印象を受けますね。
製品を見てみると、オリジナル性は感じられますね。
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Amazon売れ筋ランキング
2024年9月時点のAmazonスマートトラッカーの売れ筋ランキングでは、15位の所にMOMAX製品がありました。
タグで言えば、AppleタグやEufy(Anker子会社)が上位でした。
旅行用電源変換プラグの売れ筋ランキングの方では、MOMAXのプラグは11でしたね。
こちらはTESSANがかなり強かったです。
MOMAXの製品はボチボチのランクインでしたね。
ただしランキングは1時間ごとに更新があるので、順位は結構バラつきがあることに留意したいです。
MOMAXの注目度
2023年比較で2024年の「MOMAX」の検索はかなり増えています。
参考までに
- momax モバイルバッテリー
- momax どこの国
- momax 変換プラグ
- momax 紛失防止タグ
これらの検索については、検索数が2023年比で+900%(10倍以上)に増加していました。
おそらく日本市場におけるの人気は増加傾向にあると考えて良さそうです。
創立2003年とは言え、日本では今後注目を増やしていくかもしれませんね。
サポート体勢
MOMAXのHPには保証ポリシーが設置されており、1年保証・修理体制についての言及がされています。
割と大手の企業の事を考えても、MOMAXは選択肢としては良いと考えます。
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とりあえず「サクラチェッカー」に通してみる
何はともあれ、Amazonレビューを100%信頼していいのかどうか、サクラチェッカーに通してみましょう。
サクラチェッカーにてサクラ度99%
ツールに通してみた結果、評価は☆1.75でサクラを使っている可能性は99%とのこと。
これについては、おおむねいつも通りの結果でしょう。
間違ってはいけないのが、99%のレビューがサクラな訳では無く、1件でもサクラレビューが含まれる可能性が高い。
という事ですね。
まあ、前述のとおりある程度参考にしつつ、その他レビューから探していきます。
【Xの意見】MOMAXの評判
といっても、日本からのレビュー報告はほぼありません。
残念
海外からのレビューは結構あるので、日本以外の海外進出にはそれなりに成功しているのかもしれません。
唯一あった日本からのレビュー報告はコチラでしたが、なんか物販系のアカウントっぽいし、活動内容もちょっと怪し気なので、レビュー自体は何とも言えませんね。
ただ、動画を見る感じ、こちらも質感なんかは良いことが良く分かります。
参考になることはなりますね。
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Youtubeレビュー
MOMAXは案件はやってないっぽいでしょうか?
自腹レビューなら見つかりました。
いずれにせよ、製品が良さそうな事は分かりますね。
他には、香港ですが公式SNSもありますので、いろいろと参考にしてみるのもいいかもしれません。
【総合評価】知名度は中等度だが、良さそうではある
では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。
あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
知名度は中等度だが、良さそうではある
ライバルより知名度は低い
スマホ系ガジェットブランドは、Anker、UGREEN、AUKEYなどがあります。
それらは下記
中国EC販売系ブランド100企業にランクインしており、Ankerは2位、Ugreenは20位、AUKEYは72位となっています。
MOMAXはこの中に入っていないので、知名度としては劣りそうです。
それなりにしっかりはしていそう
2003年に創立という、割と続いている企業ということもあり、少なくとも謎ブランドでは無さそう。
HPの作りもかなり良かったので、当サイトで調べるブランドの中では、感覚的には上位にいる感じでしたね。
あくまで僕なりの感覚ですが
ニッチな製品なので、気に入れば良いと思う
モバイルバッテリーといっても普通の製品ではなく、ちょっとデザインに凝っていたり、マグセーフ型だったり。
MOMAXなりの開発・オリジナル性は感じられるので、製品が気に入ればかなり良いと感じました。
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