しっかり低音なのにクリアな音でまとまりは良いし、ノイキャン凄すぎる…
今回の記事は、製品提供によるレビュー、いわば案件です。
EarFunは以前から認知していまして、既にリサーチ済みの企業。
どう考えても性能が良さそうだしコスパもイイ感じなので、個人的にもめっちゃ気になっていました。
喜んでレビュー致します!
個人的な認知としては、多分中華系イヤホンで1,2を争う知名度のEarFunなので、期待度高めでしたね。
Air Pro 4を使ってみて一言
中国系ガジェットはもはやこの域に達しているのか…
皆さんには本気で試してみて欲しいイヤホンになっていると思います!
EarFunの概要から参りましょう!
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EarFunについて
当サイトらしく、会社の概要から。
商標 | EarFun |
呼称 | イヤファン,イヤーファン,イアファン |
権利者 | シンセン イヤファン テクノロジー カンパニー リミテッド |
所在 | 中華人民共和国 |
EarFunは創立2018年、中国深センのブランド。
わけあって深センは新興ガジェット企業が多い都市なのですが、2018年はかなり若い部類。
深センについては下記で考察してます↓
今の世界市場は中国、とりわけ深セン周辺都市が企業の成長速度が鬼のように早く、Amazonを中心にマーケティングが非常に活発。
創立して10年も経過していない企業にも関わらず、性能含める実力で認められる中華ブランドがここの所増えてきました。
EarFunもその中の一つですね!
ことイヤホンについては5本の指に入っていると思っています。
何かと賞は貰っているみたいですし、保証期間も最大2年という強気姿勢。
中国=怪しいのイメージはEarFunにおいて通用せず。
低コスパでハイクオリティの製品をリリースする、まさに丁度良すぎるイヤホンブランドですね。
ガジェット好きのイヤホンな感じ。
著名Youtuberからもその性能は認められていたので、どう考えても良ブランドだろうなという認知はしていました。
…
ここまでが、僕が知りえるEarFunへの認知と情報。
実際にここのイヤホンを使ったことが無かったので、めっちゃ気になっていたわけです!!
【概要】Air Pro 4
さっさとレビューに行きたいのですが、今回の製品概要を後半に持ってくるのも変なので、ちゃちゃっと解説させてくださいな!
既に前のめりで気になっている人は、下にスクロールよろしくです!!
Air Pro 4の性能一覧
- Bluetooth5.4
- ハイレゾ対応
- ノイズキャンセリング
- マルチポイント接続
- Google Fast Pair対応
- IPX5防水(イヤホンのみ)
重要で分かりやすい所はこんな感じでしょうか。
この画像辺りが、一覧としては分かりやすいですね。
ハイレゾ・マルチポイント・長時間バッテリー辺りに関しては、昨今のハイレベルイヤホンでは定番の備え付け。
ひとつ気になるのは、ノイキャン性能。
実はわたくしオープンイヤー派だったので、ノイキャンを試したことが無かったのです。
見せてもらおうか、EarFunのノイズキャンセリングの性能とやらを
こちらは後ほど性能をレビューしますが、正直言って「驚愕」でした。
音質に関しては最重要だと思うので、後半でじっくりと聞いてきました。
10mmのドライバーかつカナル型イヤホンという事で、低音はほどほどに、まとまりある音質が楽しめると予感。
個人的な予想としては、低音はボチボチに、音質はかなり良さそうな先入観。
と思っていたのですが、思ったより低音も良く出ていまして、もちろん音質は非常によろしい!
すっげえ楽しんで音楽を聴いてきたので、後半の感想を是非見ていってください!
Air Pro 4の性能一覧を公式サイトから引用しました↓
- 業界最新のBluetooth5.4をサポート、Qualcomm最先端チップ「QCC3091」を採用
- aptX Lossless&aptX Adaptive、圧倒的な情報量を最大990kbpsのビットレートで伝送、ハイレゾかつオリジナル音源を楽しめる
- LDACに対応&日本オーディオ協会によるハイレゾワイヤレス認証を取得
- QCC Snapdragon Sound技術に対応
- EarFun独自の「QuietSmart 3.0」・ハイブリッド・アダプティブ式ノイズキャンセリング機能、最大50dBのノイズを低減
- 次世代BluetoothオーディオのLE AudioとAuracast™に対応
- 左右各3基の高性能マイクが内蔵され、cVc 8.0ノイキャン機能とAI技術を活用したアルゴリズムによって、どこでもクリアな通話を実現
- 最大52時間再生可能
- マルチポイント接続
- Google Fast Pairに対応
- ワイヤレス・急速充電
- 50ms低遅延ゲームモード、シムレスなゲーム体験
- 装着検出に対応
- IPX5防水(イヤホンのみ)
開封・取り扱い
ではでは、開封の儀式と参ります。
この辺りは、、、
Hi-Resくらいしか意味は知りませんが、皆さんはご存じですか?
裏面はこの通り。
箱はなかなかテンションの上がる
「イイ箱」ですね。
同封物
説明書は封筒形式で入っていました。
さすが日本でもかなり認知されているだけあって、日本語翻訳は雑じゃあない。
謎中華ブランドはこの辺りをGoogle翻訳に任せている場合も多いので、読みやすいのは好印象。
といっても、だいたい感覚でイヤホンくらい使えますが。
封筒の中にまだ何か、、、
製品を登録すると、返品処理が最大24ヵ月まで延長できるらしいです。
そもそも初期から18ヵ月という強気の姿勢は、中国ブランドにありがちな良心的スタイルです。
説明書の間にあったのは、細っそい綿棒。
これでイヤホンをちょいちょい掃除しておくれ、という事らしいです。
とにかく全て付けておくのが中華ブランドらしさでもありますね。
付属品充実と言えばイヤーピース。
まさかの大小5段階をご用意。
耳のフィット感に関するレビューをする必要が無くなりました。
これなら誰でも耳に合うじゃん!
本体ケースはころんと可愛いサイズ。
パカっと。
おおー、
ガンメタ
僕はこの色大好き。
点滅するLEDがあるのですが、色温度の低いホワイトが、非常に良いセンスをしております。
下品に発光するでは無く、下からのLEDが作り出すフタ裏への投影。
ナイスおセンス。
充電はシンプルに、点滅含む4段階表示。
Bluetooth接続は秒殺。
さすが最新のBluetooth5.4??
早さに関係してくるかは謎ですが、とにかく接続は早く安定しておりました。
保証内容も充実していたので、Bluetooth機器にありがちな「初期トラブル」や「接続トラブル」は心配しなくて大丈夫でしょう。
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タッチコントロールとノイキャン性能
基本的に、左右イヤホンのタッチコントロールにより、ボリュームと曲切り替えを行います。
この辺りの感度はよろしく、それでいて外そうとしても誤反応はしません。
タッチコントロールの精度は良好。
- ノーマル
- ノイズキャンセリング
- アンビエントサウンド
気になっていたのはノイズキャンセリングを含む、3つの外部音取り扱い。
一個ずつ試してみましょう。
ノイキャンを体感済みの方は、生暖かい目でざっと見ていってください(笑)
ノーマル
素直に耳栓の役割を果たします。イヤーピースのフィット感が重要。
これはそのままですね。
アンビエントサウンド
設定して脳内がバグる。
ウチの横の道は雑草だらけなので、秋になるとチョロチョロ心地の良い虫たちが鳴いています。
なぜ、イヤホンをしているのに、外にいる虫たちの鳴き声が聞こえるのだろうか??
僕はここで5分程フリーズ。
そして理解。
イヤホンにあるマイクで外の音を拾っているらしい。
そんなの当たり前じゃねえか!
って思った方、僕の言い訳を聞いてほしい!!
だってあまりにも自然な音なんだもの!!
僕が混乱するほどに、外部音を自然すぎる音で流していたようです。
虫たちの鳴き声は、どの距離に居るか分かる程、どの方向から聞こえてくるかが完璧に認識できる立体感。
ほぼ素のままの外部音なの。
え、これやばくね?
…声を発して完璧に理解。
自分の声は何故か増幅されるため、喋ると耳障りはあまり良くない。
そもそも自分の声に拒絶する人は多いらしいし。
でも外の音はヒジョーーーーに、自然。
ともあれこのアンビエントサウンド、初聞はまじでビビるので試してみて欲しいです。
ノイズキャンセリング
左耳をダブルタップ。
そしてもう一度フリーズ。
なんで音が消えるの??
確かにここは静かな部屋。
僅かなホワイトノイズが聞こえるようになったので、機械的に何かしらをやっているのは間違いありません。
ですが、そもそもイヤーピースで音を遮っているうえ、さらに音が消える意味が分からない。
5分フリーズして、理由を探す。
意味は分からず。
そして理解(笑)
外から聞こえる音に対して、逆側の音をぶつけて相殺しているとのこと。
確かに音は振動だから理解は出来るけどもさ、、、
にしても精度高すぎやしないかい!!?
生まれて初めてのノイキャンだったからでしょうか?
こんな僅かなホワイトノイズが増えるだけで、こうも静かな世界になってしまうとは…
とにかくこのイヤホンの性能が凄いのだけは分かりました。
本物です。
聴いてみた
音を皆さんに伝えることが出来ないのが、唯一残念なところ。
ただし僕が感じたことを、この感動を、なるべく文章に書き起こしてみたいと思います。
僕の耳で起こった音楽体験を、想像力を膨らませて共有してください!
- Mrs.GREEN APPLE「ライラック」
- Eve「廻廻奇譚」
- YOASOBI「勇者」
- SUPER BEAVER「名前を呼ぶよ」
- 羊文学「more than words」
- Bon Jovi「Livin on a Prayer」
- BUMP OF CHICKEN「天体観測」
- DOES「曇天」
- (ゲーム)ポケモンDP「トレーナー戦・シロナBGM」
僕はより大型のオープンイヤー型愛用者(低音強め)なのですが、Air Pro 4の感想をまとめるとこんな感じ↓
ようはバランス良い音質で、ずっと感動して聞き続けちゃいました(笑)
瞑想してから音楽鑑賞に移ったので、全身集中してマジで疲れました。
それくらい入り込んだイヤホンでしたね。
これは是非このイヤホンで聞いてほしい!!
まずは中心にVo.大森君の天才的な歌声。
爽快で明るいながらも、エモさを感じるサビ。
低音を走るBメロは、息継ぎも含めて聞きたいです。
Cメロの少し寂しげな変調と声は、学生の頃の不安定な心境と前を向きたい気持ちが、ああ。。。
笑笑
ゾワっとするくらいに感情が乗りますね。
間奏のギターも真似したくなるほど、クリアでいい音が聞こえます。
なんだろう、Eveの歌声って、透き通っていて気持ちがいいのに、どこか呪霊っぽさを感じません?
高音コーラスを自分で入れているから?
ともかく、声のダブり感がなんとも耳障り良く、これは歌を中心に聞きたくなります。
おそらく音域の上がり下がりがハンパ無いうえに、ハイスピードでハッキリした発音。
音質の良いイヤホンで聞く分には良いのですが、カラオケで歌ったら大事故間違いなし。
一定の低音で支えるベース、繊細なピアノ、あとはまあ色々と音源に含まれているんですけど…
こんなに沢山音鳴ってたっけ!?
ってなりました(笑)
とりわけ低音のベースと美しいピアノがフリーレンの世界観にピッタリな感じ。
アニメOPは飛ばしたりしていましたが、これは是非ともイヤホンで聞いてほしい!
YOASOBIの二人が神がかっているのは置いといて、多分めっちゃ色んな人が関わっている歌です。
これは、、、
歌が、歌声が体の中心で聞こえる…
耳で聞いているんだけど、感じているのは脳です。
柳のまっすぐなメッセージ性ある歌詞が、Vo.渋谷隆太の心に訴えかけてくる声により、直接体の中心に染みてきやがる…!
ちょうど喉から心臓の上あたりにかけて。
雑音を全く感じないからでしょうか?
とにかくメッセージ性の強い歌をこのイヤホンで聞くと、体の中心めがけて訴えかけてくる気がするのです。
低めのギターと、少し焦燥感のある心拍のようなドラムから始まり、Vo.の特徴的な歌い方と、コーラスの透明感ある裏声。
開始五秒で世界に引き込まれ、そこからはもう5分間の一つのストーリーです。
しっとり目を閉じて聞いているのに、不安感や迷いのある曲と歌詞に引き込まれ、全身の感覚深いところまで染みわたりました。
いやー、表現するのが難しいですが、軽いトリップ状態に入っていましたね(笑)
メロディがシンプルゆえに、歌詞と声に集中して聞きたい曲ですね。
とにかく透明感のある裏声が美しすぎるので、聞いてほしいです!
めっちゃくちゃ手数の多いドラムと、キュインキュイン弾ける耳障りの良いギター。
GENの高音を支えるベースが裏でヴォンヴォンと。
あかん!バンドとしてなんちゅー完成された一体感や!!!
まさにカナル型のメリットを感じた気がします。
オープンイヤー型程大きくは出来ない代わりに、耳から脳へダイレクトに流れてくる。
ていうかこの高速ドラム含めたわちゃわちゃした楽器達を、よくここまで鮮明に再現できますの…
Air Pro 4すげぇ、、、
OH——-!!!!
思わず手を上げたくなるぜ…
とはいえさすがにこの年代は音源が古いので、イヤホンの性能を活かしきれていない感はありました。
令和の歌こそAir Pro 4の性能を発揮する、と確信。
ですがさすがボンジョヴィ、再生回数10億超え、どの世界で聞いてもカッコいいんでしょうな。
令和と言っておきながら、気持ちがちょっと平成に戻ったので、平成の名曲「天体観測」を。
これはいつ聞いても名曲過ぎるっ!!
まだ荒々しさも感じつつ、曲に合わせたどことなく優しく切ない声。
ああ、、、藤君の声が若い!
この、平成のバンドらしいギタードラムに、ちょっと浮いた感じの藤君が最高でございます。
是非とも改めて、若いこの頃のBUMP声を聞いてください!
っていうかこの曲、もう23年前だなんて…。
リズム感良いギターに支えられながら、ドラムの連打が耳にはじける。
ドラムなんて叩いたことが無いのに、体が適当にドラムを打ってしまう。
というか10年以上経っても楽器の音は脳内再生余裕なんだな、、、って思う程覚えていました。
ゲームのBGMといったらダイパっしょ!
ダイパ音源さながらの「ボワンボワン」感と後ろで支える太鼓的な音。
全体的に丸みを帯びた音ながらに迫力と挑戦的なイメージを彷彿とさせる…
増田さんが天才と呼ばれるわけですよ。
とりわけこのイヤホン、カナル型のくせして低音がしっかり聞こえるので、懐かしいBGMから思い出補正+αの感動を与えてくれます。
ダイパ音源を聞いていたらこれも聞きたくなりますよねw
最初のピアノパートとか、もう永遠に聞いていられます。
ミカルゲガブリアスの声とか脳内リピ完璧すぎる(笑)
…
っていうか僕らがニンテンドーDSで聞いていた音源ってこんなに神曲だったっけ?
イヤホンが凄いのか、音源が凄いのか、、、どう考えてもどっちもですね。
みなさん、好きなゲームBGMを是非聞いてみて!!
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Air Pro 4 はヤバかった
- ノイキャンとアンビエントサウンドの完成度
- クリアで雑音の無いサウンド
- ちゃんと支えてくる低音
- めっちゃバランスの良い高~低音配分
- 保証がしっかりしているっぽい
- 付属パーツいろいろある
- 見つからん!!
デメリットも言うのが個人的なポリシーなのですが、適当に探したデメリットを当てるのも嫌なんですよね。
デメリット無いですわ。
強いて言うならですよ?
そりゃあね、解放感の事を言ったらオープンイヤー型の方がイイですよ。
でも、そんなこと知ってるわ!ってなりますね(笑)
カナル型としてAir Pro 4はマジでまとまっていました。
見た目もガンメタカッコいいし、所有欲も満たされます。
音楽を本気で聞きたいのなら、やっぱりカナル型でした。
Air Pro 4、まじで試してみて欲しい。
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