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エレコムが発火しない安全なモバイルバッテリーをリリースしていた件

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2025年3月、エレコムが発火しない安全なモバイルバッテリーをリリースしていたので、興味深いと感じ取り上げてみました。

ラジカル

今回はちょっと違った内容ですね。

出典:elecom

なんでも、レアメタルである「リチウム」ではなく、その辺に沢山ある「ナトリウム」を用いた事で、環境配慮的にも安全性的にも格段と良いものになったとか。

ラジカル

とりあえずまとめていきますね!

目次

【2025年3月発売】エレコムの発火しないモバイルバッテリー

出典:elecom
ケーズデンキ 楽天市場店
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話題の品はコチラ。

型番DE-C55Lのナトリウムイオン電池モバイルバッテリーですね。

通常のモバイルバッテリーの9,000mAhとしてはかなり高価ですが、これが発火しないモバイルバッテリーとのこと。

ラジカル

お試しで買うには、ちょっときついか、

ちなみにこちら型番DE-C39はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーで、こちらも安全性が高くかつ長寿命がウリのモバイルバッテリー。

ラジカル

こちらは2022年発売なので、既に購入者は多いですね。

とにかく、サイトをチェックしてみます。

スペック

スペック表はざっとこんな具合↓

対応機種iPhoneおよびUSB端子で充電するパソコン、スマートフォン、タブレット、他小型電子機器
コネクター形状(電源入力側)USB Type-C™ポート×1
定格入力電圧5V/9V/12V/15V/20V
定格入力電流3A/3A/2.5A/2A/1.5A
コネクター形状(電源出力側)USB Type-C™ポート×1、USB-Aポート×1
定格出力電圧USB Type-C™ポート:5V/9V/12V/15V/20V、USB-Aポート:12V
定格出力電流合計20W、USB Type-C™ポート:3A/3A/3A/3A/2.25A、USB-Aポート:1.5A
電池種類充電式ナトリウムイオン電池
電池定格容量3.0V/3000mAh×3
充電時間約2時間
※製品本体のみを充電した場合の目安です。スマートフォンなどのモバイル機器を接続した場合は記載の時間では充電できません。
外形寸法幅約87mm×奥行約31mm×高さ約106mm
重量約350g
くり返し使用回数約5000回
付属品USB Type-C™ – USB Type-C™ケーブル(0.1m)
使用温度範囲放電時:-35℃~50℃、充電時:0℃~40℃
保証期間1年間

リチウムイオン電池と比較した数値的なメリットは、繰り返し使用回数の多さと、使用温度が-35℃となっていることでしょうか。

ラジカル

耐久性と守備範囲の広さはメリットのようです。

ナトリウムイオンをバッテリーに使用

出典:elecom

今回の製品はコバルトやリチウムを使用せず、主にナトリウムを使用したナトリウムイオン電池を採用することで、地球にも人にも優しいモバイルバッテリーを実現しています。

elecom

モバイルバッテリーと言えばリチウムイオンでしたが、エレコムの新モバイルバッテリーはナトリウムを使用。

何気なく使っていましたが、確かにリチウムってレアメタルの代表格

ラジカル

元素記号の水平りーべーにも出てきたよね。

対してナトリウムはいわゆる塩ですので、そりゃあ大量にありますよね。

よく考えたらナトリウムって、電気分解の実験でも使った覚えがありますし、電気作れるじゃん、ってなりそう。

ラジカル

僕は物理とか無理なんで、全く詳しくないからアレですが。

ともかく、このナトリウムを使ったモバイルバッテリーが良いとか。

環境配慮

出典:elecom

一般的なリチウムイオン電池は、正極材料に使用されるコバルトや電解液に使用されるリチウムなど多くのレアメタルが使用されています。特にコバルトは、採掘の際の安全に関する人権問題や環境汚染が世界全体の社会問題になっている現状があります。

elecom

よくよく考えたら、中華製品のモバイルバッテリーってじゃんじゃん作られているイメージですけど、レアメタルです。

レアメタルは地球上に限られていますし、採掘しすぎもよろしくないイメージ。

Dr.stone 115話より
ラジカル

って、Dr.stoneで学んだ気がします。

これはナトリウムイオン電池、応援したくなります。

対応温度が広い

出典:elecom

一般的なリチウムイオン電池のモバイルバッテリーでは、0~45℃が正常動作温度と言われます(AI回答)

GPT-4

モバイルバッテリーの動作温度は、通常0℃~45℃の範囲で正常に動作します。

対してエレコムのナトリウムモバイルバッテリーは、動作温度が-35℃~50℃という驚異の対応温度環境のようです。

ラジカル

こりゃありがてぇ。

僕の活動範囲は割と-20℃くらいまでは想定されるので、あんがい本気でありがたいメリットなのですよね。

、、、といっても普通は0℃で十分なのですが、、、

発火しにくい

出典:elecom

ナトリウムイオンのモバイルバッテリーを選ぶユーザーにとって、ほとんどのメリットがこれでしょう。

環境保全とかも気になりますが、消費者としてはさすがにそれで価格が上がるのは購入を渋ります。

ラジカル

発火問題解消はリチウムイオン電池に真似できない利点ですね。

一般的なリチウムイオン電池は電池が損傷すると発火する可能性があります。しかしナトリウムイオン電池は電池内の発熱があっても熱暴走が発生しにくく発火しにくい安全性の高い電池になっています。

elecom

昨今のモバイルバッテリーは性能が安定しているので、よほど雑なブランドを選ばなければ大丈夫なのですが、それでも衝撃を加えるとどうしても爆ぜますものね。

長寿命

出典:elecom

一般的なリチウムイオン電池を使用したモバイルバッテリーのサイクル寿命は約500回になりますが、本製品に採用しているナトリウムイオン電池は約5000回と約10倍の寿命があるため、長期間に渡ってご使用いただけます。

elecom

リチウムイオンモバイルバッテリーと比較すると、寿命が10倍になるそうです。

従来の寿命が500回となると、週末1回使ったとして一年に50回。

今までのモバ充でも既に10年持つと考えると、これはメリットになるかどうか。

ラジカル

既にリチウムイオン電池を所持している方にとっては、ダメになるまで買い替える必要は無さそうかな。

ってことで、素晴らしい試みだとは思いますが、今の所ユーザーにとってのメリットは安全性くらい。

となりそうです。

デメリット

ちなみにデメリットは9,000mAhで350gと、おおよそ従来の2倍程度の重さになってしまう事。

AnkerのベストセラーであるAnker PowerCore 10000は、10,000mAhで180gなので丁度半分くらい。

ラジカル

価格的にもやっぱり見劣りするのですよね、、、

安全性を意識しつつ価格も安くとなると、同社エレコムが2022年に発売した、リン酸鉄リチウムイオン電池のモバイルバッテリーが丁度良い感じ。

4,000円台ならば、安全性と引き換えに選ばれることがありそうです。

ラジカル

ナトリウムイオン電池のモバイルバッテリーは、普及するにはもう少しかかりそうかな。

試みとしては良い事だと思うので、ナトリウムイオン電池がスタンダードとなり、かつ重さも性能も良い製品が出来てくると良いですね!

ナトリウムイオン電池について調べてみた

ここからは余談です。

ナトリウムイオン電池について気になったので調べていると、最近のトレンドなのでしょうか、中国の企業もチャレンジしていました。

CATLのNaxtraナトリウムイオン電池ブランドは、2025年4月に発表され、2025年12月に量産が予定されているバッテリー技術の大きな進歩を示しています。新しいバッテリーは、1キログラムあたり175ワット時という印象的なエネルギー密度を実現しており、これはEVで一般的に使用されているリン酸鉄リチウム(LFP)電池にほぼ匹敵します。

perplexity.ai

発表は2025年4月と、エレコムとほぼ同時期。

こちらは車用のバッテリーなので、業界へのインパクトはさらに大きなものになりそうですね。

ラジカル

EVでは既にリン酸鉄リチウムが使われていたのですね。

というかリン酸鉄リチウムイオン電池ですら、中国企業が新たにEV車で積極採用を始めたものらしく、ナトリウムイオン電池はそれすら上回るとかなので、凄いんでしょうね。

ラジカル

どんどん新しいものが開発されていきますね。

CATLのナトリウムイオン電池がリチウムイオン電池より優れている主な利点は、以下の通りです。

  • 資源の豊富さと低コスト
    ナトリウムは海水や地殻中に豊富に存在し、リチウムやコバルトなどの希少金属を必要としません。そのため、資源調達の安定性が高く、材料コストも抑えられます257
  • 幅広い使用温度範囲
    CATLのナトリウムイオン電池は、-20℃以下の低温や90℃までの高温でも性能を維持でき、寒冷地や高温環境でも安定して使用できます245
  • 急速充電性能
    リチウムイオン電池と比べて急速充電が可能で、CATLのナトリウムイオン電池は約15分で80%まで充電できるとされています25
  • 高い安全性
    ナトリウムイオン電池は熱安定性が高く、釘刺しや圧縮、短絡などの過酷な条件下でも発火や爆発のリスクが低いことが実証されています4
  • 環境負荷の低減
    リチウムイオン電池よりも製造時の二酸化炭素排出量が少なく、環境への影響が抑えられます14

これらの利点から、ナトリウムイオン電池はコスト競争力や安全性、環境適応性の面でリチウムイオン電池を上回る可能性があり、今後の普及が期待されています。

perplexity.ai

最後の方は余談となりましたが、新たな技術が発展していく様は面白いですね。

ラジカル

たまにこんな感じの情報をチェックしていますので、今後もよろしくお願いします!

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