今回の記事はタイトル通り、2000円以下の安いワイヤレスイヤホンを使ってみたので、実際のところどうだった?
的なレビューをしていこうかと思います。

格安自腹検証レビューですね。
ついでに比較対象として、Xiaomi Redmi Buts 6 Play(1300円くらい)も買っているので、中盤以降で比較もしています。
大手なら安くてもいいのか?
的な疑問にもちゃんと答えられるかと!
ちなみに今回買ってみたイヤホンは、これ↓


当サイトでいつも調査している、いわゆる「謎ブランド」的なワイヤレスイヤホンです。



名前も聞いた事ないやつね。
とは言え今回は、FLYARROWという一応はAmazon公式ストアが作られているイヤホンなので、公式すらない謎ブランドよりはマシの部類。
ってことで、これがダメならその他の謎ブランドは全部ダメ。
そんな結論が出せそうな検証となっていますので、どうぞ楽しみに見ていってください!



興味深い検証だと思いますよ!
当サイトでいつもやっている事
ところで安イヤホンレビューに移る前に、当サイトでいつもやっていることを簡単に説明させてください。



今回のレビューにも通じる事なので!
当サイトではいつも中華系謎ブランドの調査をしているのですが、1000円~2000円程度の謎イヤホンに度々遭遇します。


↑こんな感じの。
これら中華系謎ブランドを調べて、所在を明らかにする。
そしておすすめ出来そうかどうかを考察する。



これが、いつもワタクシがやっている事ですね。
こんなタイトルで。
で、イヤホンの場合はおおよそ下記のパターンになることが多いです↓
- この価格ならXiaomiのRedmiシリーズで良くない?
- 5000円出せばSoundcore辺りが買えるよ。
- 普通に使えるとは思うけど、期待は出来ないよ。
とまあ、謎ブランドを擁護しつつも、軽くディスる傾向があります。



だってXiaomiが安すぎるもの。


今回は下記のような謎イヤホンを買ってみて、XiaomiのRedmiとも比較しています。
格安の謎ブランド vs 格安の大手ブランド
この組み合わせでの音質比較なんかも検証しているので、きっと参考になると思います!



では本編、レビューに参ります!
格安イヤホンを開封する


購入したのこちら。


FLYARROというイヤホンで、選定基準は下記↓
- Amazon公式サイトのある謎ブランド
- 良く見かける形状
- 1500円くらいで丁度良い(謎ブランドの平均的な価格)
まあ、多くの謎ブランドを代表する製品として丁度良くもあり、かつそこそこ良さそうな部類を選んだという訳。



ですので、これがダメなら他もおおよそダメ、ってわかりそうかなと思って。
こいつを見ていきます。


真のワイヤレスヘッドセットというキャッチコピーに、若干草が生える。
良くない良くない、先入観無しで見ていく必要がありますね。



ちなみに購入段階では、「ある程度使える」というのが僕の予想でした。


開封しました。
これはこれは見事な量産型で、他のブランドとも被る、おそらく同じ規格のヤツですね。



Youtubeとかでも良く見かけるヤツだ!(ちょっと感動)


ちなみにですが、1300円でXiaomiのRedmi Buds 6 Play(大手最安値のイヤホン)も買ってみたので、ここからは比較しながら見ていきます。



比較対象としては最高でしょう!


Redmiの開封後はこんな感じ。
同じプラスチックでどっちも軽いですが、見た感じはRedmiの方が綺麗に処理されている印象。



とはいえ、まだ大差なし。


安イヤホンのケツ部分。
可動部分の隙間が怪しく、嚙み合わせが若干悪そうなのが気になる。
Type-Cポートの歪みが若干ありまして、耐久性が心配。
白の印字も若干ですが、傾いているかな。



この辺りの雑さ加減はやっぱり安イヤホン。


一方でXiaomi、隙間はガタツキ無し、Type-Cポートも綺麗に整っており、全体的に耐久性の心配は無さそう。


印刷も綺麗で細かく、傾きはありません。




軽さで言えばどっちも軽いので、スカスカ感は否めません。
ただ、安イヤホンの方がさらにスカスカではあるかな。


安イヤホンのフタを開けたところ。
バリが若干残っていまして、仕事が雑な感じ。


一方でXiaomi、バリが残らず綺麗。



1300円のくせに、ちゃんと仕上げているんですよね。


安イヤホンの安そうな感じ。


Xiaomiは細部まで見ましたが、質感に不満を覚えることは無かったです。



外観勝負は圧倒的にXiaomiに軍配。
ちなこれ、Xiaomiの方が安いんですよ。




謎イヤホンがXiaomiのせいで淘汰されそうな気がしますが、、、


とりあえず並べてみる。


右:謎イヤホン
イヤーピースの作りも違う。
安イヤホンの方は、最初から歪み強制されていまして戻らない。


右:謎イヤホン
Xiaomiのイヤーピースの方が薄く、耳に優しくフィットしました。
安イヤホンの方は、イヤーピースの方もバリが残る。



この辺りの処理が丁寧なのも、Xiaomi製のちゃんとしている所かな。




イヤホンはどちらもマグネットで収納タイプなのですが、ケースへの「ハメ感」は明らかXiaomi製の方がスムーズで気持ちが良い。




細かいところですが、充電ピン部分の作りも、Xiaomiの方が明らかしっかりしているのが分かりました。
この辺りの精度も、装着感に影響してくるのかな。



というかXiaomi製はここも綺麗ですね。
内部のマット調まで、ちゃんと綺麗に作り込まれています。
という事で、見た目や質感や作りの面では、謎ブランドよりも明らかXiaomiの方が優秀でした。
安イヤホンは作りが雑で粗が目立つ。


ちなみにですが、安イヤホンの中にはアマギフ2000円プレゼントの紙が。
これは、、、サクラ斡旋がウチにも来たのか!!
と、嬉しく思ったのですが、どうやらLINEに登録するだけで貰える模様。
ただし、読み取りができなかったという謎。



サクラレビューなら体験したかったなぁ、、、(ちょっと残念)


Xiaomiの方はType-Cケーブルを入れない事で、少しでもコストカットしようとする姿勢が見えました。



ケーブル必要ないから、これは助かる!
イヤホンに付属する短いType-Cケーブルほど邪魔でもったいないモノは無いですからね。
ってことで、ここからは聞き比べ。
2000円以下の安いイヤホンは聞くに足る音質なのか?
発表します。
安イヤホンを聞いてみる


結論、この子は聞くに堪えません(笑)


しかしXiaomi Redmi buds 6 Play、まじで聞きやすい。



いやまじ、絶対コッチの方が良い。
音質をここから伝えることは出来ませんが、僕の耳と脳で感じたことを言葉に表してみますね。
- 音は軽いが物足りる
- 高音から低音までバランスは良い
- 音量を上げても聞ける
- 音量を下げても聞き分けられる
- 音楽に集中できるレベルには良い
- 音がスカスカ
- 低音がほぼ皆無
- 物足りないので音量を上げたくなる
- キーキーうるさいので音量を下げたくなる
- 1曲分を満足に聞けない
こんな感じでしょうか?
Xiaomiはちゃんとイヤホンしていまして、謎イヤホンは聞くに耐えない音質です。



まじでひどい。
もしかしたら、1000円~のイヤホンしか聞いたことが無い人なら、満足できるかもしれません。
ただ、5000円くらいのイヤホンを聴いたら絶望するはずです(笑)
謎イヤホンはスカスカで低音は皆無なので、物足りずに音量を上げたくなるのですが、上げると今度は高音が刺さるように響き、音量を小さくせざるを得ません。
静かな場所じゃないと、歌詞すらろくに聞き取れない音量で聞き流すことになりそうです。



ラジオ音源の方がまだ聞いていて心地よいです。


対してXiaomi。
謎イヤホンが1500円だとするならば、Redmi buds 6 playは本当に同等価格か疑うほどに音質が違います。



どんなに耳に自信が無い人でも、違いはハッキリ分かるはず。
少なくとも、音質が悪いとは全く感じません。
ロック、ポップ問わずバランスの良い音質で、まず好きな音量で聞くことが出来るでしょう。
音量を上げれば満足するし、小さな音量でも高音~低音の楽器まで聞き分けられるくらいには、それぞれの音が鳴ります。


ただ、9000円程度の同じく中華イヤホンと聞き比べると、さすがに低音の迫力の無さや全体的な解像度の低さを感じます。
どちらが音楽に没頭するかと言われると、明らかに9000円です。



これも明確に違いました。
やはり1万円くらいまでは、明確に価格とスペック差を段階的に感じますね。
ですが、謎イヤホンが1000~2000円水準ならば、Xiaomiの6 Playには3~4000円は出してあげてもいい気はする。





価格についてはまじでぶっ壊れている。


ちなみに2000円クラスのRedmi buds 6 Activeも聞いてみたのですが、低音はコッチの方が効いておりまして、やっぱり価格の差は感じました。


ってことで、まとめに移ります。
ざっくりまとめ
~安いイヤホンはダメか?~
結論:2000円以下の名前も聞いたことの無い安いイヤホンは、何を聞いてもダメでした。
だから安いイヤホンはダメ、とはならず、さすが大手のXiaomiはちゃんと聞ける性能をしていました。



安いイヤホンで買うなら断然Xiaomi、って自信を持って言えますね。
でもでも、やっぱり高いイヤホンがそれなりの性能をしているのも事実。
これはXiaomi推しの僕でも言えますし、耳に自信が無い方でも分かるでしょう。



おそらく、3-4万円くらいまでは音質の違いは誰でも分かると思う。
僕は4万円の有線イヤホンまでは持っているのですが、耳素人でも良く分かりますね。
ってことで、一番安いのを買うならコレほぼ一択↓


他のイヤホンを知らないならば、音質絶対優先でないならば、おおよそ満足できるはず。



1000円ちょいでこれはマジでヤバイ。


価格を上げても良いなら、コレ。
インナーイヤーなので密着性は低いですが、ダイナミックな低音がよろしいので、ロックとかにもおすすめ。



ノイキャンもあるので、コッチの方がお得感はあるね。


本命はやっぱりこの辺り。
EarFunは提供されてもらっている物ですが、やっぱり音質は良いです。
頑張ってアンダー1万円のイヤホンを、どうにか皆さんには体験してみて欲しいなー、、、
なんて思います(PRとか関係なしで!)。



ま、無理せず!