今回は、iGPSPORTというAmazon・楽天で見かけけるサイコンについて、概要と評判をチェックします。

謎ブランド調査ですね!
スポーツ用品店的な実店舗には、たいていキャットアイのサイコンが2-3個置いてあります。
が、実はそれ以外に選択肢が多いのがECサイト(Amazonや楽天)。
今回はこちらのブランド


iGPSPORTについての会社概要・サイコンの評判・ユーザーの声などをまとめてみました。
サイコンのAmazon売れ筋ランキングを見ても、キャットアイを抑えてこうしたブランドが売れ筋上位に位置しています。



GPS搭載・良コスパ・Type-C充電などメリット多数なので!
ってことで今回は、iGPSPORTについて調べるとともに、その他ブランドと比較した際の立ち位置や、その他のおすすめブランドについても紹介していきます!



謎ブランド所在を知りつつ、選ぶべき製品を知って頂けたらと思います!


- 謎中華ブランドは1000以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 日本向けの中国ブランドのチームでHP作成担当
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
- 自己紹介とサイトについてもよければ見て!
あと、チャリで日本一周とかしてました!
iGPSPORTについてざっとまとめ
まずはざっくり、今回のブランドについてまとめてみます。
- 中国企業のブランド
- Instagramフォロワー数2.1万ユーザー(2025.7/25時)
- 創立は2012年でサイコンを扱い続けている
- 実店舗(ワイズロード等)での取り扱いあり
- スポンサーにクリス・フルームとタイアップ
- 日本正規代理店あり
- 評判はかなり良好
- XOSS(安中華サイコン)→iGPSPORTへの乗り換え者も多そう



iGPSPORTはかなり良さそうなブランドでした。
商標はこの通り、中国所在のブランド。
公式サイトは日本向けにちゃんと作られており、実店舗販売情報など、信頼のおける情報も多数。
Xユーザーの反応としては、やはりその他安サイコンブランドよりも不評が少なく、どれも好評。
安サイコンよりも安心。
かといってガーミンより安い。
信頼のおけるミドルレンジサイクルコンピューターとして、ガーミンは買えないけど安サイコンから乗り換える。
みたいな感じで、人気でした。


とはいえ、Amazon楽天にはサイコンを販売するブランドが他にもあるので、下記まとめからじっくり考えるのもアリです。



それぞれのブランド特徴や評判を調べたので、よければ見ていってください!
- Bryton
- COOSPO
- XOSS
- iGPSPORT
- COROS
- GARMIN
- CYCPLUS
なお、キャットアイはどこでも見ますし、特に際立てて紹介することも無かろうと思いましたので割愛。



今回のも紹介しているので、よければ他社比較としても参考にどうぞ!
サイコンのブランド
Bryton
ブライトンは台湾のメーカーで、GPSをメイン事業とする、元カーナビなどを扱っていた社員の独立ブランド。
と言う事で、GPSの評判も精度も評判上々。


人気モデルはこれで、Amazonランキングも常に上位。
GPS内蔵の高価格帯モデルで言えば一番売れているのではないかな。


次に売れているのが、タッチスクリーン・カラーモニターの高級仕様。
SEと通常版があって、SEの方が廉価。
とはいえ高い。
世界中のチャリ生産を請け負う台湾ですし、半導体も強い台湾です。
高いですが、サイコンとしてもグレード最上位ブランドとして、まあ間違いないですね。
COOSPO
ネット販売においては、キャットアイを抑えてNo.1人気なのが、COOSPOという中国のブランド。
現在売れているのはコレ↓


Amazonの売れ筋ランキングNo.1でした。
人気の理由はおおよそ予想が付きまして、GPS搭載・Type-C充電・コスパという、3拍子揃った神仕様。



キャットアイのこの値段はコイン電池ですからねぇ、、、
いつまでコイン電池やっているんだ。
とは思いますが。


売れ筋はコスパ~中価格帯モデルですが、この価格でGPSまでついている(スマホ連携で表示)ってのはマジで凄い。
評判もよろしく、使用者も増加中。
当然ながら、キャットアイからの乗り換えユーザーについても、おそらく激増していると思われ。
日本企業は頑張らないと、まじで中国ブランドに抜かされますね。



初心者におすすめするならCOOSPOかなーって感じ。
ブランド創立は2019年と、下記のXOSSとほぼ同等。
公式Instagramフォロワー数は9000↑と結構認知もあり、伸びてくると思います。
XOSS
COOSPOに続いて、コスパ系GPS搭載サイコンで売れているのが、XOSS。


一番売れていたのがこれで、Amazonランキング5位。
XOSSも若き中国ブランドで、アプリから入った模様。
ブランド創立は2020年っぽい。
公式Instagramもあって、フォロワー数多数。
ちなみにフォロワー数はCOOSPOの方がちょっと多い。
こちらも伸びてくるブランドでしょう。
安さが売りとあって、キャットアイからの乗り換えも多数。
しかし、やっぱり安さゆえの脆さや接続不良の報告も聞かれ、XOSS→iGPSPORT(後述)への乗り換え者も多数。


モニターにGPS表示できるモデルもありますね。
iGPSPORT
COOSPOやXOSSよりちょっと高価なモデルをリリースするのが、同じく中国のiGPSPORTというブランド。


売れ筋はこの子で、見た時のAmazonランキングは7位でした。



これは中でも安いモデルですね。
こちらも公式SNSはあり、しかもグローバル・日本・ブラジルそれぞれのアカウントの規模感もデカい。
高いとはいえ、ブライトンの半額近い価格で似たような製品を購入できる感じなので、そりゃあ売れます。
ちなみに創立は2012年と、XOSSやCOOSPOよりも古株。


最初は安サイコンを作っている感じでしたが、2024年からこうしたカラー版をリリース。
日本全国に対応したマップが特徴。



最近はコッチが売れているっぽい。


これはもう少しシンプルながら、カラー表示可能。
Brytonやガーミンと比較すると地図表示がやや簡素な感じではありますが、コスパ的には魅力。



やっぱり価格差は感じるかな。
とはいえ高級サイコンが買えない人にとって、ミドルレンジ価格としては非常に手の届きやすいラインとして、人気を集めているよう。
信頼度でいて場、スポンサーにプロのツールドフランス完走者を採用。
ワイズロードなどの実店舗に製品を置いたりと、日本国内外でも信頼性は◎
COOSPOやXOSSが安サイコンだとすると、iGPSPORTはひとつ格上の中国ブランド。
ユーザーからの不評もやはり少なく、アップデートも頻回。
ちょっと高い分、かなり評判はよろしい。
COROS
高級品ですが、最上級グレードなサイコンとしてはCOROSのコチラが理想形。





コスパとか色々話しましたが、本命はこれが良い、、、
フォロワー数は20万超えと圧倒的で、その他中国コスパ系サイコンブランドとは格の違いを見せる。
COROSのブランド所在はアメリカ。
現在は中国企業に買収されたっぽいですが、ルーツはアメリカ。
良くあるパターンなのですが、アメリカブランドがヤバくなり始めたり、中国がブランド力を目につけると、中国の大企業が買収するというやつ。



欧米諸国のブランドが実は中国企業だったってのは良くある話。
ですがですが、欧米ブランドのプライド+中国企業の開発力が組み合わさると、たいていかなり伸びます。
COROSはその一例ですね。
ソーラー充電対応ってのもポイントで、バッテリー削減に一役買っていますね。



マジで欲しい。
COROSが他とちょっと違うのが、土俵が「グラベル」系にあるという事。
日本ではロードのサイコンとして認知されますが、自転車ユーザー以外では、GPSウォッチユーザーがそれ以上を占めます。
トレラン・グラベルロードといった、EUライクなブランドコンセプトがそそる。



グラベル主流の僕としてはマジで欲しいw


てなわけで熱が入りましたが、COROSもかなりよろしい。
GARMIN
ちなみにですが、ほんまもんの大本命はやっぱりコイツ。


ガーミンは説明不要なのでもうなんも言いませんが、COROSがコスパ最強とか言われる理由は、上位にコイツが居るから。



GPSウォッチとか無線機とか、結局ガーミンなんよ、、、(笑)
CYCPLUS
ラストです。
Amazonランキング17位(2025.7/25時点)、シンプル軽量でGPS搭載。


ただ、今どきマイクロUSB充電と言うのはよろしくない。
たぶん一番安い・GPS搭載・小さくて軽量、あたりで売れているのだと思いますが、個人的にはType-Cモデルを選んだ方が良いかと。


ですがそうなってくると、売れ筋的にはXOSSやCOOSPOと被るので、この辺りのモデルはランキングの下の方になるのでしょうね。
CYCPLUSはどちらかと言えば、この電動空気入れの方が人気っぽい気がしますが。


【会社概要】iGPSPORTはどこの国?
先ほども記載しましたがおさらい。
iGPSPORTは武漢斉物科技有限公司という中国の企業が所有するブランド。
公式サイト
IGPSPORTは公式サイトがあって、日本向けにちゃんと適応していました。



作りはかなりしっかりした印象。
iGPSPORTは2012年9月に設立された、中国の革新的な自転車GPSサイクルコンピュータブランドです。
https://www.igpsport.com/jp/enterprise/
設立は2012年で、10年以上GPSサイコンを作り続けているっぽい。
とってつけたような製品を販売している感じは無さそう。
2010年代はおおよそ、その他格安中国系サイコンブランドと同様に、COOSPOやXOSSなどと似たような白黒モデルを取り扱い。
公式サイトの歴史を見た感じ、下記のようなBryton系のカラーナビモデルは、2024年にリリースしたっぽい。





Amazonで人気のこれらは、割と最近なのですね。
Amazonランキングを見ると、上記のような割と高額モデルが売れている感じだったので、てっきり前々からの主力なのかと。
また、アンバサダーにクリス・フルームが抜擢されているっぽいので、その辺の適当なブランドでは無いのは確か。



ツールドフランスでアシストもしてた人っぽいです!
チェーン店での取り扱い
チェーン店ではワイズロードを中心に、実店舗での取り扱いもあるiGPSPORT。



ワイズとかあさひは信頼しているチェーン店ですわ!
その他個人店やスポーツショップでも取り扱いされているので、信頼性としては申し分ないかと。
公式SNS
公式Instagramは、グローバルアカウント、JAPAN、Brazilがありまして、グローバルアカウントはフォロワー数2.1万ユーザーと多め(2025.7/25時)
同時期のCOOSPOが9000ユーザー↑
XOSSが7000ユーザー↑
これらを考えても、中華系サイコンブランドの中では、おそらく最も規模感が大きいのがiGPSPORTと言えそう。



実店舗販売、スポンサーなどを考えても、格が一つ上な感じかな?


ゆえに販売する製品もやや高く、COOSPOやXOSSよりも高価帯。
ですがカラー、タッチパネル、ワイヤレスの精度など、製品の作りも評価されている感じでした。
Insta360との連携
面白いのが、同じく中国で勢いのある企業、Insta360と連携出来る事。
こうした連携性の良さも、他の安サイコンと違うメリットでもありますね。



Insta360と一緒に使うとマジ面白いと思う。
ちな僕もX5は持っていますが、楽しい。
iGPSPORTの評判
iGPSPORTの評判を見ましたが、XOSSやCOOSPOよりもやっぱり評判は良さげ。
安サイコンではなく実力勝負している感もあり、購入者の満足度も高そうな感じでした。
必要機能は充実。
ガーミンサイコンに手が出ず、iGPSPORTにするという人は多そう。
XOSSからの乗り換え。
これは
こちらもXOSSからの乗り換え者。
やはり安サイコンのXOSS→ミドルレンジとしてiGPSPORTと移る人が多いのでしょう。
COROSからの乗り換え者も。
確かにCOROSはグラベルとかロングツーリング系っぽい感じなので、日本で主流の一般サイクリストには、iGPSPORTが丁度良いのかもしれません。
なお、さすが中国企業と言わんばかりに、アップデートは積極的。
これが中国新興ブランドの利点とも言えますね。



上位ブランドを食おうと頑張るんですよ、中国ブランドは。
だから推せる。
こんな感じです。
不評はXOSSのような安サイコンと比較すると、かなり少ないようですが、一応挙げておきます。
不評
Garminが見やすいの!
これはアップデートが入りそう。
マウント規格の違いによるもの。
iGPSPORTは特に接続不良だとか耐久性云々の不評は目立って探せませんでした。
ユーザー数が多いのできっと見つかりますが、母数的にはおそらく高評価が圧倒的かと。



良さそうです!


ちなみに製品レビューをサクラチェッカーに通してみましたが、中国ブランドらしからぬ、サクラレビューの可能性0%が出ました。
アマゾンレビューをガッツリ信頼して良さそうです。
iGPSPORTの売れ筋
売れ筋に関しては、過去1ヵ月の売れ数(Amazon参考)や、ランキング等を参考にピックアップ。
iGPSPORT BSC100S
iGPの廉価版ですね。


iGPSPORTらしいマップ機能は無いながら、GPS・防水・ワイヤレス・低価格
これらはすべて網羅。
iGPSPORT譲りの精度の高さがあるので、3000-4000クラスの安サイコンよりも、あと+2000円してコイツを選ぶのもアリ。
iGPSPORT BSC300T
過去一か月で200点購入されている、マップ付きのモデル。


- GPS
- タッチパネル
- 日本全国のマップ対応
- 5つの衛星通信対応
- 防水
- 20時間バッテリー
などなど、充実した性能で、やや高額ながらもかなり売れています。
iGPSPORTらしいミドルレンジ価格で、おそらくガーミンが買えないようなユーザーからの支持を集めている気がする。



かなり妥当なラインですね!
iGPSPORT BSC200S


シンプルながら、アプリ連携でルート表示が可能。
心拍数センサーなどを搭載したウォッチと連携も可能なので、合わせて使うのも良いでしょう。