Noendというマイクロナノバブル系シャワーヘッドや、スティックドライヤーを販売するブランド。
今回はNoendの会社概要・製品の製造国・企業のメイン業種各種を調べ、評判や口コミについてもまとめました。

気になっている方には参考になる、包括的なまとめになったと思います!
製品は下記がおおよそメイン↓




これらの製品が良さげなのは、PR投稿やユーザー評価でなんとなく理解できます。
ただ、いかんせん価格が高いので、リファやその他日本企業が扱うシャワーヘッドと比較して、どのくらい買う価値がありそうか?
今回の内容で、一緒に考察してみてください!



決める手助けにはなるかと思います!


- 謎中華ブランドは1000以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 日本向けの中国ブランドのチームでHP作成担当
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
- 自己紹介とサイトについてもよければ見て!
Noendの会社概要
Noendの会社概要からまとめます。
Noendは東京都渋谷区に所在を持つ、株式会社No.という2022年創立の卸売業主体の企業のブランドサイトでした。
Noendの公式サイトは下記↓
会社概要ページにて、下記の情報があったので記載しておきます↓
ショップ名 | Noend公式 |
---|---|
会社名(屋号) | 株式会社No. |
所在地 | 〒 150-0021 東京都 渋谷区恵比寿西 1-30-10 代官山イルテンポ308 |
電話番号 | 050-5527-3901 |
メールアドレス | customer@noend.jp |
営業時間 | 10:00-17:00(土日・祝除く平日のみ) |
取扱商品 | 光美容器、シャワーヘッド、ドライヤー |
ショップ名はNoend、会社名は株式会社No.



美容。シャワーヘッド・ドライヤーが事業内容っぽいですね。
過去の情報として、「合同会社azwander」という会社だったそうですが、現在は株式会社に変わっていますね。



組織変更をしたってことですね。
いずれにせよ、企業としては東京都渋谷区の企業です。


別ブランドではありますが、日丸屋製作所という格安節水シャワーヘッドも別で扱う企業でした。
日丸屋製作所とNoend含め、ここが取り扱うシャワーヘッドの評判としては悪くは無さそう。



変な製品は扱ってないっぽいです。
公式SNS
Noendの公式SNSは、X・Instagram・LINEがありますが、最もフォロワー数が多いのはインスタ。
2025年時点で1万フォロワーを超えているので、規模感としてはそこそこなボリュームでしょうか。



SNS活動も頑張っているっぽいですね!
Noendのシャワーヘッドは「中国」製
気になるのは、Noendのシャワーヘッドの製造国について。


こちらのAmazon製品ページに原産国が記されていましたが、Noendのシャワーヘッドは中国製とのこと。



日本製では無かったですね。
もうちょっと調べてみました↓


スタートアップ企業系がよく利用しているPRTIMES。
記事紹介のために月額数万円がかかるウェブメディアなのですが、株式会社No.の製品が何度か紹介されていました。



広告のために、PRTIMESを利用してマーケティングしているものと思われます。
スタートアップ企業や2000年以降に創業した中小企業は、PRTIMESを活用している所はよく見かけます。
PRTIMESが記載する、株式会社No.の会社情報は下記↓
業種商業 | (卸売業、小売業) |
---|---|
本社所在地 | 東京都渋谷区神宮前2-18-19the Folks 3E |
電話番号 | 050-5527-3901 |
代表者名 | 浅川一輝 |
上場 | 未上場 |
資本金 | 500万円 |
設立 | 2022年01月 |
業種商業の欄は、(卸売業、小売業)と書かれており、製造業とは書かれていません。



と言う事で、株式会社No.は製造メインではなく、「卸売り」がメイン。
業態としては中国工場と連携して製品を製造する、OEM形態・ファブレス企業といったものと推察されます。
といっても、
リファのウルトラファインバブルとかもファブレス企業で、あれも実は中国工場で作られたOEM製品です。


似た企業でいえば、サロニアとかもそう。
そう考えると、Noend・リファ・SALONIA辺りって、創立とかブランディングの雰囲気とかがよく似ています。
老舗企業は自社工場を既に持っていますが、こうしたスタートアップ企業は工場を持たないので、どうしてもコストを抑えて提携できる、中国工場と連携することが多いです。



日本のスタートアップ企業は、中国工場との連携が結構密ですね。
中国製造がダメって訳でもないし、OEMが悪い訳でもないですが、自社工場を持つ日本企業よりは信頼性的には低いです。
自社工場の方が品質管理は行き届きやすいので。
ただ、事実としては日丸屋製作所のシャワーヘッドは中国製でした。



スタートアップ企業って感じですね。


と考えると、この辺りのブランドと同じような規格で製造されたもの、という感じに見えてはきます。
今回は日丸屋製作所のレビューやPR案件でもないので、淡々と解き明かしていくだけな感じでスミマセン💦
恩も忖度も恨みも何もないのですが、調べていくのが好きなものでして。
Noendのドライヤーは「中国」製


こちらのAmazon製品ページに原産国が記されていましたが、Noendのドライヤーも中国製とのこと。
やはりファブレス企業とのことでしょう、製造は中国工場のOEMです。
ただ何度も言うように、OEMが悪い訳ではないです。
自社での企画開発を念入りに行っている企業も多い(そうでないところもあるが)ので、安易に中国だから毛嫌いする必要はないとは思います。



ただ、ちょっと気になるところはありましたね。
企画開発について
公式サイトにて、企画開発や製品に対する取り組みなんかを調べたのですが、イマイチ情報が出てきません。
上記のようなトピックを調べたのですが、雑誌掲載や売れ行き数の報告など、自社製品の売れ感をアピールするトピックがメイン。



製造などに関する情報はあまりないんですよね、、、
例えばリファを運営するMTGとかは、自社製品の開発や研究センターへの取り組み内容を開示しています。
これらの情報が多いことで、個人的には製品企画開発への熱意や取り組みが見えてくるのですが、、、



この辺のアピールがあれば、もう少し欲しいかな、、、
企画開発よりも、PRやマーケティング、ブランディングに特化している印象を受けなくもなかったです。
Noendのシャワーヘッドの評判(良さそう)
とはいえ、Noendのシャワーヘッドは評判良きです。
中には、リファ→ミラブル→Noendと、高級シャワーヘッドからの乗り換えの方も見えたので、認知度のモノサシにはなりそう。



使用感はどうなんでしょうね。
横浜の銭湯でも、Noendが導入されていました。



老舗っぽさとブランド感が絶妙ww
こちらの銭湯でも導入されていました(笑)



流行りなんかな?(笑)
特に先ほどのアカウントの方は、本気で銭湯やフロに向き合っている方っぽかったので、結構厚いユーザーからの信頼があるっぽいですね。
ユーザー評価としては、Noendのシャワーヘッドは評価が高そう。



前半はイマイチな事言ったけど、結局は生の声ですね。
だから中国製とかは面白い。
とはいえここからは、純日本製のシャワーヘッドもかなり良さそうだよ!
ってことは皆さんに知っておいてもらいたいので、ちょっと横道逸れます!



ですが、これは知っておいてもイイかも!
日本製のおすすめウルトラファインバブルシャワーヘッド
企業詳細について調べた方のニーズには、「なるべく安く、かつ安心できる企業から買いたい」という思いが多いです。



皆さん同じですよね!
ってことで実は、ウルトラファインバブル系シャワーヘッドで、純日本製・純日本企業の製品を11個調べてあります↓
メーカー | モデル・製品名 | 製造 | 価格帯 |
---|---|---|---|
TKS | ボリーナ | 日本(岐阜県山形市) | 3,980円 |
Avanti | 日本(岐阜県山形市) | 12,100円 | |
Purelus | 日本(岐阜県山形市) | 14,300円 | |
MIZSEI | バブリーミスティシャワー | 日本(岐阜県山形市) | 13,950円 |
KVK | hadamo | 日本(岐阜県富加町) | 16,037円 |
Takagi | キレイスト | 日本(福岡or茨城県) | 18,700円 |
キモチイイバブル | ベトナム | 3,091円 | |
オムコ東日本 | 天音(amane) | 日本(岐阜県山形市) | 8,042円 |
三菱ケミカル・クリンスイ | クリンスイ | 日本(愛知県幸田町) | 10,755円 |
TOTO | シャウラ | 日本(九州?) | 27,727円 |
サイエンス | ミラブル | 日本(香川県?) | 29,700円 |
アラミック | 節水シャワープロ・プレミアム | 日本 | 16,800円 |
サンエイ | Rainy | 日本 | 2,416円 |
mitos | 日本 | 14,230円 | |
JAPANSTAR | ナノフェミラス | 日本 | 13,800円 |
I-ne(SALONIA) | ファインバブルクリア | 中国 | 18,700円 |
MTG(リファ) | ファインバブル | 中国 | 19,800円 |
アイリスオーヤマ | 中国 | 9,200円 | |
ニトリ | 極細ナノバブルシャワーヘッド | 中国 | 6,490円 |
日本製造の、日本企業のシャワーヘッドって意外と多いですよね!
実はウルトラファインバブルシャワーヘッドは、日本で開発さました。



なので、普通に日本企業が安くて性能高いです。
リファとかサロニアとかの高級品も良いですが、この事実は皆さんに知っておきたいな、とは思いますね。


水資源が豊富・風呂へのこだわりが強い・浄水意識への高さ
これら日本人の文化とニーズによって、ウルトラファインバブルシャワーヘッドの開発は日本メーカーが進んで行いました。



結果、ウルトラファインバブル市場や製品の強さは、日本企業が強いです!
高級ウルトラファインバブルはリファのイメージがありますが、実は他にも良さげな企業はいくつもあります。
TKS・MIZSEI・KVK・Takagiなど中程度の企業~大手水栓メーカーから選べば、高くても1万円で純日本製の高級品が買えます。


こちらの本編では11企業まるまる全て調べていますが、今回は厳選で7企業をピックアップ。



特に良いなと感じたシャワーヘッドの日本企業を紹介していみました!
ちなみにですが、どうやら岐阜県が強いみたいです。
TKS
元「田中金属製作所」という企業改め、株式会社TKSという水の会社。


創業1965年の岐阜の企業で、岐阜市に本社、工場は山形市というクソ田舎(お水が綺麗)にあります。



地元ってのもあって、応援したいですね!(笑)
TKSがリリースするウルトラファインバブルシャワーヘッドは、ベーシックなのと美容系で3種類。
まずはボリーナ↓


製造国:日本(岐阜県山形市)
ボリーナにもワイドとか、ストップボタンのついたリザイアとか色々あるので、用途に合わせてチェックは必須。



Amazon公式ストアの「ボリーナの選び方」が分かりやすくておすすめ!
ボリーナの選び方(Amazon公式ストア)はこちらをチェック→
ハイエンドはアヴァンティシリーズ↓


それでもリファとかミラブル選ぶより、断然コスパが良いのでおすすめ。



(ぶっちゃけリファはブランド力だとおもう、、、)
水流がしっかりしたモデルだとか、洗浄力の高いモデルなどに分かれているので、こちらも用途に合わせてチェック必須。
美容モデルだと、ピュラスファイン↓


優しいミストでお肌や髪に優しく、ウルトラファインバブルの洗浄力の高さで、浴びるだけで美容になるという製品。
こちらもピュアラスファインルミナスなど違うモデルもあるので、チェックは必須↓
MIZSEI


製造国:日本(岐阜県山形市)
水生活製作所という昭和29年創立の水の老舗。
MIZSEIも同じく岐阜県山形市で製造していまして、TKSよりはちょっと幅広く、水に関する事業を展開しているかな。
製品はバブリーミスティシャワー。
柔らか系のマイクロナノバブルです。



こちらもモデルは分かれますが、TKSほど細分化はされていないので選びやすいと思う!
KVK


製造国:日本(岐阜県)
1939年創業の、バルブから始まった水回り創造企業の老舗KVK。
やはりこちらも岐阜県の企業ですが、加茂市なので少し離れます。
製品はhadamoシリーズで、価格は結構お高め。
その代わり、ミスト・スポット・レギュラーシャワーと、切り替えできるのがウリなので、総合的にはコスパは良いのかも。



ラインナップが絞られるので、選びやすくはありますね!
KVK ウルトラファインバブルシャワーヘッドをAmazonで見る→
KVK ウルトラファインバブルシャワーヘッドを楽天市場で見る→
Takagi
このへんで、ちょっと大手を紹介しておきましょう。



Takagiは聞いたことありますね!
1961年創立のホースとか浄水のメーカーで、こちらも水回りの専門家。


製造国:日本(福岡or茨城)
Takagiからはクリンスイシリーズが主力のウルトラファインバブルシャワーヘッドとしてリリースされており、完全日本製。
浄水機能が付いているのは、Takagiらしさもあります。
が、ちょっと高い。


製造国:ベトナム
安くてお手頃が良いよって方は、キモチイイバブルが浄水ナシのウルトラファインバブルシャワーヘッド。
ベトナム製造ですが、Takagiの自社工場なので品質管理は問題なし。
コスパはよろしいと思います。



ローコストで導入したいならコレかな!さすが大手。
クリンスイ(三菱ケミカル・クリンスイ)
1983年設立の三菱ケミカル・クリンスイ株式会社は、愛知県に工場を持つ製造業。
ようは三菱グループのいち企業。
元々は医療メーカーでしたが、親企業から浄水関連の事業を譲渡され、後にクリンスイとして正式に活動。


んな余談は置いといて、クリンスイは浄水機能付きのモデルだと結構安め。



カートリッジも付いてくるので、選びやすいかと!
後2企業ですか、、、
何をピックアップしよう、良いブランド多すぎて悩む(笑)
SANEI
コスパで言うなら外せなかった、SANEIという1954年に創業した大阪の企業。
蛇口・キッチンなど、水回りの専門ではありますね。
シリーズはレイニーとMitosがあって、レイニーは滅茶苦茶安い。


原産国:日本
レイニーベーシックは、この中で最も安いかな。
ちゃんとウルトラファインバブルなので、価格で選ぶならマジでこれかも。


手元でストップできるタイプや


メタリックもあります。
レイニーストップ辺りが一番丁度良いのかもです。
mitosは柔らかいミスト系シャワーヘッドで、洗顔用のモデルとして人気↓


原産国:日本
こちらもストップ機能付きのモデルと、ついていないモデルがありますね。
SANEIのウルトラファインバブルシャワーヘッド一覧をAmazonで見る→
サイエンス(ミラブル)
サイエンスは2007年創立の大阪の企業で、前半とは違い、どちらかと言えばベンチャー的な企業。
代表作はミラブルで、2018年にリリース。
名前は効いたことありますね。


ただ、リファ的なブランド力を意識するのか、ネームバリューを維持するためか、ややお高い。
が、ミラブルはウルトラファインバブルシャワーヘッドの日本市場人気を後押しした感があります。
開発を日本で活発化せせた製品として、個人的には名誉ランクイン的な感じで最後は紹介させて頂きました!



7企業は以上です!
ほかにもamaneやTOTOのシャワーヘッドなど、紹介漏れしたのが幾つかあります↓


メイドインチャイナではありますが、SALONIAやリファなどのOEM系企業も紹介しています。
良ければこちらも覗いてみてくださいね!
Noendのドライヤーの評判


Noendに戻りまして、ドライヤーの方も評判は良さげ。
ドライヤーの方は最近の推しのようでして、PR案件らしき公式ユーザーと、一般からのレビューが半々と言ったところ。



いずれにせよ、マーケティングは上手そうです。
ですがまあ、このように風量や乾きやすさはヤバそうで、軽いのも良さそう。
耐久性などについては中国OEM製ゆえ、平均すると壊れやすさなどはあると思います(全体的な傾向で言えば)。
が、性能の高さは本物だと思います。



性能と耐久性のアンバランス感は、日本ベンチャー×中国OEM製の面白い所でもあるんですよね!

