カーナビをスマホ化して、Youtubeやネットフリックスなどの動画を、走行中にも再生できるという便利なアレ。
前回はそのベーシックモデルである、P3を使ったのですが、今回はNanoAIという製品。

顔が付いていて、AIでなんか色々便利にやってくれそうなこの子です。
P3との比較、どっちが必要かという話は別の記事にまとめますので、今回はNanoAIを使ってみた率直な感想を述べる記事になっています。

かなりぶっちゃけます。
実は今回のNanoAIについてもOttocastから提供を頂いたのですが、いちブロガーとして適当に称賛おすすめはしたくないです。
- AIはちゃんと機能するのか?
- AIである必要はあるか?
この辺りを、まじに忖度無しに評価しているので、良かったら参考にしてみてください。
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Ottocast NanoAIを使ってみる


まずは開封から。
この辺りはざっくりと見ていってくださればと思います。


付属品はケーブル2本と、変換プラグとケーブル止め。
用意してくれているのはちょっとありがたい。


車への固定方法はシンプルにエアコン送風口。
この構造って奥行き出ちゃって、僕が乗っているジムニーみたいな狭い車だと、手前に出っ張る感じになりかねないんですよね。



あんまし好きな構造では無いかな、、、
せっかくなので、最近流行りのマグセーフに対応したり、なんならマグセーフのマウント事付けてくれていたり、、、
取り付け方法にもっとバリエーションがあっても良かったかなと思います。


SiMを入れるところもありますが、今回は付属の1GBクラウドとテザリングで検証します。
にしても、全体的に割かしチープなプラスチック製。
まあ、アルミを使ったとてエアコンの影響をバチバチに受けるし、車内放置で激アツになりかねないので、プラスチックは妥当。
しかもエアコン送風口とりつけ故の軽量性も意識しないとなので、NanoAIの軽さは「チープ」ではなく「制限」に当たると考えました。


ただやっぱり、P3が結構カッコいい印象を受けたので、これに関しては少し残念かな。
まあよいです。


とりあえずうちの車、ジムニーに取り付けてみました。
やっぱ変にアルミとかじゃなくて良かったわ(笑)
取り付けてみると、軽いプラスチック製がやっぱり妥当だったと手のひらを反す。
ケーブルはType-Cでポン付け出来るのは、P3と共通してOttocastの良い所。



ナビ裏配線とかキャンセラー仕込む必要が無いのが偉いですね。


セットアップはケーブルポン付け。
エンジンONで即開始。
この手軽さがOttocast。


僕の車は細かいカスタムをしているので、こっちのカゴに取りつけたりしてみた。
やっぱり色んな所に取り付け可能な形状のほうが、自由度はあったよなー、、、
なんて思います。


ナビ側の起動もイッパツ。


これはP3も同様でしたね。


とりあえずは1GBのクラウドSimがお試しであります。
が、あとでテザリング設定をしましょうか。


走行中は動画を見ない事!
と、走行中に動画が見られるようになるアイテムからの注意喚起です。
警告は同意。



あくまで、助手席用とかマップ用ですよ!


日本語にセット。


インターネット設定の項目で、スマホのテザリングをペア設定。
これで使える。


Googleマップをナビで使える。


Youtubeも見れる。
ここまではOttocast P3と同じですね。
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NanoAIの機能としては、話しかけて音声入力が出来るモデルとのことなので、喋ってみます。
NANOに話しかけてみる


とりあえず説明書なしで、いろいろ話しかけてみる。



近くのコンビニを探して





すみません。このコマンドにはまだ対応できません。私はまだ学習中です。
ありゃ。



近くのガソリンスタンドを案内して





すみません。このコマンドにはまだ対応できません。私はまだ学習中です。
…ここで説明書を開く。




と、書かれている。


こちらが常用コマンドリスト。
例えばナビ操作に関して言えば、こんな感じ↓


- ナビを起動して
- ナビ終了
- ○○○まで案内して
- 目的地を○○〇に変更して
- 会社まで案内して
- 自宅まで案内して
この6種類。
つまりこの6種類以外の問いかけについては、Nanoにとってイレギュラーであり、コンビニやガソリンスタンドは検索できないという事か、、、。



この子はAIというよりも、音声入力ってやつですね。
一応音声認識AIとしては入っているのですが、既に学習された指示内容にしか反応出来ないらしいです。
Nanoが反応出来るのは、説明書に書いてある数十の指示コマンドに反応するだけ。
という事。



AIはこの子じゃないのね、、、
ただし、コマンドに入っている指示内容であれば、ちゃんと音声認識で開くことができます。
「松本駅まで案内して」と言ったら、現在地から案内してくれました(声あります)↓



うむ、ちゃんと機能する!
とはいえ指示内容はちゃんとコマンド通りに。


Googleマップを開いて、とか言うと混乱したので、指示内容はちゃんと覚えておく必要があるってことですね。
ちょっと面倒くさい、、、



AIが入っているとしたら、ここはちゃんと理解するはずですね。
AIはもう一つある


Nanoの他に、端末にはGPTが入っています。
説明書にはこう書いてあります。



なるほどコチラがAIだ。
入っているのはどうやらGPT4.0とのことで、「Hey GPT」の問いかけにて反応。



Hey GPT なにか面白い大喜利を喋ってて



申し訳ありませんが、大喜利のネタを提供することはできません。
おいww



創作で何か面白い話をして
うむ、、、
チャットGPT4.0ってこん感じだっけ?(笑)
思っていたよりも会話のテンションは低い感じ。
まあ自分好みに学習したり、会話して慣れたAIではないので、こんなもんなのかもしれませんが。


ちなみにGPTにナビの事を頼んでも、ナビはナビアプリの方でどうにかしてくれと言われてしまいます。



Hey GPT!近くのガソリンスタンドを教えて!(めげない)



カーナビの検索機能をご利用ください
そりゃあそうだ、入っているのはチャットGPTだから、GPTの中にナビアプリが入っている訳じゃあないものね!
結局ナビ操作はコマンド入力に限られるようです。



うん、すっごく歯がゆい!!
この、Nanoに話しかけるのはコマンドで、GPTは会話相手になるだけという、両方一緒にしてくれたらどれだけ嬉しかったか。
言ってしまえば、「オッケーGoogle! 何か面白い話をして!」と話しかければスマホが応えてくれます。
あれ、おしゃべり機能に関してはNano端末は不要なんじゃ、、、?
そう考えると、Ottocast Nanoの存在意義を一言で言えば、「P3を音声制御できる」というシンプルな上位互換性に結論づけられるのではないでしょうか。



結局P3が機能的に必要十分すぎたのですよね。


とはいえ音声制御にてナビ検索できるのは、事故防止に繋がりますし、おまわりさんに見つかるリスクも無くなります。
それに、ナビだけでなくアプリ操作や通話も音声制御なので、何かとコマンドを覚えれば楽っちゃ楽です。
スマホよりタッチ感度の悪い、ナビでポチポチ手入力することを考えると、音声入力のありがたさは割とあるとは思うんですよね。




ただしいかんせんこの価格差。
音声入力機能に1万円近い差額をよしとするか、になってきますね。



この価格差と音声入力を天秤にかける感じになると思います。
何はともあれ、AIとしての活用に期待しすぎるのはちょっと危険かな。
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NanoAIは音声制御可能なP3だった


ということで、個人的に考えるNanoAIのメリットは、P3を音声制御できることにある。
と考えます。
AIが判断してナビやアプリを上手に動かしてくれるというわけではなく、あくまでコマンド通りに音声入力が出来るというモノ。
GPTは確かに入っているのですが、わざわざ端末を介して離さなくても、スマホに直接「おっけーGoogle、何か面白いこと話して!」で良い気がしました(笑)


とはいえワイヤレスでCarPlay化出来るのは便利ですし、Ottocastだからこそナビで動画を再生できるというのはあります。
P3がポン付けスマホ化という、超絶カンタンかつ多くのユーザーのニーズを請け負っていることもあり、P3が十分すぎると言ってしまえばそれまで。
もちろんNanoAIには、反応の悪いナビ画面のタッチ操作をしなくて済む、という大いなるメリットがあるのも確か。
P3と比較すると音声制御が主なメリットでしたが、後は価格と相談で決めれば良いと思いました!
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