今回は、やたらと沢山のブランドを所有する、株式会社高昇という企業について。
一番検索数が多いものとして、サーキュレーターが目に付くかな?


こんな具合に。
株式会社高昇はやたらとブランドを所有していまして、下記のようなブランド名でリリースしています(どれか該当する?)
サインキングダム
NEXTe PLUS
LIGHTEN
tentsulight
ベストサイン
アドアプス
天通ライト
頂点デザイン、、、など
ここでは一部ですが。
色々調べると、株式会社高昇については結構深堀出来ました。
結論、製品はその辺の中国謎ブランドよりはよほど信頼できそうなのですが、個人的にはそこまで魅力には感じませんでした。
今回はその理由も含めて深堀していくので、よければ一緒にご覧ください!



株式会社高昇を通して、Amazonに売っている謎製品の裏情報やアレコレを知るきっかけにもなると思います!
なお、ここでは株式会社高昇の看板事業ではなく、サーキュレーターやスーツケースなどの、Amazonや楽天で販売されている製品を中心にまとめていきます!
会社概要
株式会社高昇の公式サイトです。


所在は東京都江戸川区にあり、資本金は6000万円と結構大きめ(ベンチャーが500万~1000万程度の印象)。



企業としてはそこそこデカそう。
会社名 | 株式会社高昇 TAKASYOU.VO.,LTD |
---|---|
資本金 | 6,000万円 |
代表取締役 | 岡本美咲 |
所在地 | 132-0003 東京都江戸川区春江町2-31-15 |
取引銀行 | りそな銀行 三井住友銀行 千葉興業銀行 みずほ銀行 京葉銀行 阿波銀行 |
主要取引先 | 広告・サイン関連会社 ディスプレイ関連会社 建築工業金物・建材関連会社 公園施設関連会社、造園施設関連会社 |
事業内容は色々ありますが、メインは看板の事業とのこと。
- サイン・看板事業
- インターネット通販事業
- 通販サイト運営代行
- コールセンター
- 物流センター
看板製造業からスタートした私たちは、ものづくりの心を基盤として、常にお客様のニーズに応え続けようと模索してきました。現在では、サインや看板だけに留まらず、生活の様々なシーンで役立つプロダクトを提供しています。
https://takasyou.jp/



看板製造業から、現在は生活家電の販売として、おそらく一般ユーザーの目に留まるようになったのでしょうね。
ということで、下記のような製品はメイン事業ではなく、②のインターネット通販事業に該当することでしょう。


代表取締役は「岡本美咲」と書かれているので日本の方っぽいですが、高昇グループ会長は「郭升氏」という方。
実質の運営者はどうやら中国の方らしいです(下記記事を参考)





PR記事がありましたので、これよりこの記事を参考にまとめてみます。
株式会社高昇
上記の記事を参考に、ざっとまとめてみます。
全て読んで頂ければ分かるのですが、面倒な方も居ると思うので勝手に要約。



めっちゃ端折りますね。
在日華人の郭升氏が設立した株式会社高昇は順調にシェアを広げ、わずか10年という短期間のうちに、日本の屋外広告業界で「外で目にする看板の4枚に1枚は高昇のもの」と言われるまでに成長しました。
aPress
①看板の事業として成功
→成功したので、製品販売も着手



まず、看板事業としては成功したっぽい。
郭升氏は巨額の資金を投入して数十台の生産設備を購入すると、日本の関西地方、韓国、中国、そして台湾などから原材料や部品を買い入れ、飛沫防止透明パーテーション、ユーザーフレンドリーなインターフェースを備えた非接触型検温消毒器を製作しました。この製品がひとたび世に出ると、その需要は供給が追いつかないほどであり、たった二か月で市場の50%を占めるに至りました。その間、24時間フル稼働で止まることのなかった生産ラインが、この方策の先見の明を証明しています。
aPress
②コロナ過をきっかけに、需要の有る製品を作りまくる。そしてその先行投資をした。
→パーテーションとかマスクとか



おそらく看板で出た利益を、その他製造業に回したのでしょう。
株式会社高昇は自社が所有する生産工場を利用して、顧客のニーズに応じた様々な新製品の開発、受注生産し、ハイエンドを求める市場の信頼を勝ち取りました。同時に、海外メーカーと代理店契約を結び、上流工程のリソースを完全にコントロールしました。
aPress
③工場と倉庫が余っているので、色んな製品を作って売ろうか。
→おそらく今ここ
時代と挑戦が色々と噛み合って、現在は色んなブランドを扱っているっぽいです。



株式会社高昇はやたらとブランドを多く所有しているので、この辺りは次の項目で見ていきますね。
なんにせよ、日本に倉庫があるから日本から配送されているのかな(後に解説)。
でも工場はたぶん中国にあるっぽいです。
この辺りを下記の項目では見ていきます。
株式会社高昇が扱うブランド
商標を確認すると、株式会社高昇が所有する商標が41件あり、うち半数以上がECサイト販売の謎ブランドでした。



聞きなれないブランドが沢山ありました。
まあ自社工場のラインが沢山余っていて、業績が調子よいのであれば、別ブランドだとしてもどんどん出せば売れるでしょう。
スタイルなのかな。
例をいくつか挙げると
サインキングダム
NEXTe PLUS
LIGHTEN
tentsulight
ベストサイン
アドアプス
天通ライト
頂点デザイン、、、など
上記はブランド一例ですが、その他にも数十ブランドを取り扱い。








ざっとチェックした所、製品はスーツケース、ライト、サーキュレーター辺りが多く、類似するか重複するジャンルもありましたね。



ブランド名を変えて、複数展開しているっぽいです。
おそらくこれらが、コロナ過にパーテンションやマスクを作っていた工場の製造ラインを変更して、自社で作っているものと思われます。
サインキングダム
このうちサインキングダムはどうやらメインのブランドらしく、独自のECサイトがありました。
なお、サインキングダムのGoogleマップレビューはそこまで高くなかったです。



EC販売に対するクレームがメインでしたね。
一部でもクレームがあれば、どうしてもGoogleマップは標的にはなりやすいです。
この評価は偏った低評価であろうことは予想がつくので、一応擁護しておきましょう。
ただし、クレームが付けられているのは事実なので、一応触れておきました。


なお、サインキングダムもサーキュレーターをラインナップ。
NEXTe PLUSはサーキュレーター


検索数が割と多い感じだったNEXTe PLUSも、サーキュレーター。
時期的にも売れるのでしょう。
販売元は日本から
サインキングダムの場合


サインキングダム製品の販売元は、サインキングダムとなっており、配送は東京都江戸川区から。
代表者名は「ハヤシ」と書かれています。



日本スタッフによる国内販売でしょうか。
NEXTe PLUSの場合


販売元はtaiheisyouji storeと書かれており、こちら配送元は千葉県から。
運営責任者名はMIKIO OOHIRAとかかれています。



こちらも日本スタッフによる国内販売でしょうか。
本社と異なる千葉県ですね。
取引先の銀行は千葉興業銀行、みずほ銀行、京葉銀行、阿波銀行など様々でしたので、倉庫は各所に点在しているのかもしれません。
アドアプスの場合


販売元はアドアプス通販と書かれており、こちら配送は東京都江戸川区から。
運営責任者名はjunzhi xueとあるので、おそらくアジアの方(グローバルネームを付けることは多々)かな?
なお、製品ロゴにはLIGHTEN(同会社の別ブランド)と書かれており、おそらく同一規格もしくは同一製品でしょう。
ARIAMARUの場合


ARIAMARUというブランドの場合も、販売元は東京都板橋区。
運営責任者はYUUJI MIYAZAKIと書かれているので、やはり日本のスタッフが関わっていそうです。



ていうか、サーキュレーター多いし!数も多い!
他を調べてもキリが無さそうだったのでこの辺りでやめておきますが、株式会社高昇が販売する製品は日本から配送されていると考えて良いでしょう。
この辺りは一つメリットというか、配送が早かったり、返品対応が日本語で通じる可能性はありそうですね。



Amazonを通すのでほとんど関係ないですが。
経営者は在日中国人ですが、スタッフは日本の人が雇われているのでしょうね。
株式会社高昇の製品は中国(と思われる)
看板に関してはメイン事業ですのでこの限りでは無いですが、おおよそ製品はすべて中国製品と考えて良い気がします。



というか、昨今ほとんどが中国ですね。


たとえばこの辺りの製品には、原産国:中国とちゃんと明記されています。
明記されていないものもありますが、おおよそ中国製でしょう。
NEXTe PLUSのこちらの製品(セラミックヒーター)に関しては現在品切れですが、レビューに下記のコメントが書かれています(☆2)。
日本企業を応援したく、この商品を選びました。ところが「生産国が中国」でした。ブランドも「NEXTe PLUS」ではなく、「LIGHTEN」というところでした。てっきりメイドインジャパンなのだと思ってました。なんだか納得いかないので星2つです。
NEXTe PLUSに関しても生産は中国とのこと。



まあこれは他もそうなので、非難される理由にはなりませんし、知識不足だったと言ってしまえばそれまで、、、
Amazonの表記に「日本の中小企業」と書かれるのは、実際そうなのですけど、これはちょっとAmazon側に問題があるなとは常々思っていますが。
にしても、LIGHTENを送っちゃあだめですよね(笑)



ブランドを扱いすぎて大変なのはわかるが、ごっちゃにしちゃあよくないぜ。
これらから考えると、株式会社高昇の製品はおおよそ全て中国製と考えて良いでしょう。
自社工場を持っているらしいので、その辺はコスト的にはメリットですね。



こんな感じかな。
株式会社高昇はやたらとブランド名を所持しているとはいえ、自社工場製造です。
ただの個人が中国で余っている工場と連携して、輸入販売する業者が溢れるECサイト(Amazonや楽天)製品の中で、株式会社高昇はそれらよりはまだ良いかな。
という印象は受けました。



個人的にはそんなに魅力は感じませんでしたが。
看板の評判
株式会社高昇で検索すると、看板の報告が一件ヒット。
看板についての外部からの報告はこれだけ見つけました。
とはいえ公式SNSもあり、ちゃんと仕事の成果は報告しています↓
ECブランド名から来た人は全く知ったこっちゃないとはおもいますが、これが株式会社高昇の本来のお仕事です(笑)
余談


転職サイト的にはそこまで評価は良くないですね。



残業が月43時間か、、、
20日勤務でも帰宅が19:00過ぎるなぁ
個人的には残業が1時間でもあったら論外なので、入ることは無いですが(笑)
株式会社高昇まとめ
憶測でしゃべると怒られそうなので、事実をとりあえずまとめると下記のような感じになりました↓
- 株式会社高昇は在日中国人による看板の企業
- 市場拡大のためにEC販売を行っている
- 製品製造は中国の自社工場にて行う(恐らく)
- 日本に倉庫と日本のスタッフが居るらしく、全国各地から配送される
- ブランドをやたらと所有している
- ブランド間で共通した製品を持ち、違うブランドで届く場合もある
- Googleマップや転職サイト的には評価はあまりよろしくない
製品自体は自社製造らしいので、謎ブランドの謎製品よりは明らかに信頼できると思います。
とはいえ別ブランドで送られて来たり、ブランドをやたらと所有していたりと、あまり良い印象を受けないのも確か。
あくまで個人的な感想ですが、僕なら避けるかな、、、



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