原産国:中国アレルギー的な方へ見て欲しい
日本製のドライヤーメーカー・企業のまとめ記事になります。
当サイトは普段、主に中国系の謎ブランドを調べているのですが、同時に日本企業や信頼性のあるブランドも調べます。
Amazonや楽天で買い物をする方は、
- 安く買いたい(けど中国謎ブランドは嫌だ)
- 安心したメーカーが良い(早期に壊れて欲しくない)
っていうニーズがあると思っています。

どちらも両立した買い物が出来たら嬉しいですよね。
当サイトは中国ブランドも割と推しというか、中華製品も割とイイ物があるってのは知っているのですが、、、
今回は完全日本製のドライヤー&信頼できる日本企業のドライヤーをまとめです!



ですので、メーカー所在だけでなく、原産国まできっちり調べました!


「日本製 ドライヤー おすすめ」みたいなGoogle検索だと、結局のところ、日本企業が羅列されるだけっていうパターンは多いかと思います。
今回は下記のように、製造国まで調べ、かつ自社工場かどうかまで調べてあるので、納得して選んで頂けるかと思います!
企業(日本企業のみ) | 製品 | 製造国 |
---|---|---|
TESCOM | Nobby | 日本(長野県) |
その他 | 中国 | |
Panasonic | イオニティ | タイ(自社工場) |
ナノケア | タイ(自社工場) | |
SALONIA | 中国 | |
ReFa | 中国 | |
シャープ | 中国(自社工場?) | |
コイズミ | 中国 | |
Onedam | 中国 | |
アイリスオーヤマ | 中国 | |
NISSYO | 中国 |
結論、純日本製なら「TESCOM」のNobbyブランドのみとなったのですが、別に他から選んでも問題無さそうな企業もあります。
今回の記事をざっと見て頂ければ、買うに値するかどうかはニュアンスで伝わるかと思いますので、お役に立てれば幸い!
TESCOM(Nobby)
とりあえず僕が調べた中で、ドライヤーを日本で製造しているメーカーは、TESCOMしか見つけられませんでした。



ってことで、まずはTESCOMの会社概要とかをざっとまとめますね!


TESCOMについては下記にガッツリまとめているので、今回は概要をざっと。


テスコムは1965年に東京で創業された企業で、同年1965年に長野県松本市に工場を設立しています。



で、ドライヤーの一部製品は、その松本工場で作られているという訳。
日本で品質管理を行っている~、とか
日本で企画開発を行っています~、とか、どことなく日本製をアピールするのではなく、ガッツリ純日本製造の希有なメーカー。
ほぼ絶滅危惧種。
別にTESCOM推しって訳ではないけれど、長野県が好きってのもあって、割と応援しています。
「誠意と努力、己を磨け」。それは、創業以来の当社の精神です。
TESCOM企業理念ページより
お客様のために、まずは己を磨くこと、そして真心をもって努力する姿勢を大事にしてきました。
お客様視点での企業づくり、ものづくり、ひとづくりを徹底し、世界中のお客様お一人おひとりに、喜びと感動を与えられる企業を目指して参ります。
企業理念は長野県の県民性もあるのが、とにかく「実直」な印象。
自社PRとかはそんなに得意じゃないイメージで、最近のスタートアップ企業とかに押され気味感はあります。



ただ、こと「信頼性」に関してはバツグンに高い。
ユーザーからの信頼性もとにかく熱いのがTESCOM。
今回の「日本製 ドライヤー おすすめ」みたいな検索結果的には、まさしくおすすめ出来るのがTESCOMかと。
といっても、全部が日本製ではなく、TESCOMの中でも「Nobbyブランド」のみが日本製。
Nobbyドライヤー


偶然ながら、うちが使っているのもTESCOMのNobbyドライヤー(彼女が持ってたから使ってる)。



フォーーーー、って感じの太めの音で、うるさくないし、めっちゃ乾く。
確かにハイパワーって感じ。
Nobbyドライヤーは信頼性と実績から、美容院でも使われることが多いです。
ですが、普通に数千円で買える、ベーシックモデルからあるので(どれも日本製)、割と一般家庭でも使われますね。



ざっとモデルを型番でピックアップしてみます。
NB1906
ベーシックモデルとされる、1200wドライヤー。


NB2100
総重量480gの軽量モデルですが、1200Wは変わらず高出力。


NB4100
最強風量の1400Wドライヤー


ただ、720gと結構重いので、やっぱりプロ向けかと(賃貸とかはW数に注意)。
と、こんな具合に、パワーに応じてモデルが幾つかありますね。



基本的にベーシックモデルで良いと思いますが。
その他モデル(TESCOM)
他にもTESCOMはドライヤーをラインナップしていますが、Nobby以外は日本製じゃあないです。
TESCOMは1965年から、長野県松本工場でドライヤーを作っていますが、1990年~は中国深センの工場で他のドライヤーも製造を開始しています。
たとえば、ヘアドライヤー。日本市場では「熱風と風量」のバランスが重視される中、ASEANや中東諸国は熱帯地域のため「熱風」よりも風量こそが肝心。
tescom
ベースとなる日本市場向けの製品と消費電力や外観を揃えつつも、現地ニーズに合わせたスペックとなるように調整しています。
といっても、中国工場との歴史は結構長く、企画開発は自社。
取っ手付けたような中小企業が行うOEMと違い、TESCOMドライヤーは市場のニーズからちゃんと作り込んでいる印象です。



この辺りは、やっぱ実直なTESCOMらしさを感じますね。
ユーザーはNobby以外は中国製と認知しながらも、TESCOMブランドだから信頼している。
的な発言をしている方も多いので、やっぱり信頼のTESCOMなのだと思う。
特にプロテクトイオンとかは凄いと思う。
プロテクトイオン
テスコムの「プロテクトイオン」は、マイナスイオンとプラスイオンを同時に放出することで、髪に付着した静電気を抑制する技術です。


Amazon売れ筋ランキング15位
過去一か月で600点以上購入
楽天売れ筋ランキング15位
爆速で乾いて、うるさくも無くて、静電気をめっちゃ抑制する、すげードライヤーのプロテクトイオン。



正直もっと評価されていいと思う。
Youtubeが分かりやすいですね↓
主な特徴と効果
- 静電気抑制: 髪はプラスの静電気を帯びやすいため、マイナスイオンで中和するのが一般的です。しかし、髪の一部にはマイナスの静電気が帯電していることもあります。プロテクトイオンは、プラスとマイナスの両方のイオンを同時に放出することで、髪全体の静電気を効果的に抑制します。
- ツヤとまとまり: 静電気が抑えられることで、髪の広がりが防がれ、ツヤとまとまりのある仕上がりになります。
- ダメージ抑制: 髪の表面が整うことで、枝毛や切れ毛の発生も抑制する効果が期待できます。
とにかく静電気を抑制して、綺麗な髪に仕上げるのに長けているようですが、風量の強さもレビュー的には評価ポイントでした。



製品紹介はAmazonより楽天のページが見やすかったです。


TD330B-W/E
Amazonでは結構売れている、コスパの良いテスコムドライヤー。


Amazon売れ筋ランキング32位
過去一か月で500点以上購入
楽天売れ筋ランキング(-)
プロテクトイオンが+-イオン構造で、より静電気を抑制しますが、コッチはマイナスイオンのみ。
Amazonの方では結構売れていましたね。



やっぱAmazonは低価格帯が売れますね。
- 大風量で速乾: 風量が強く、髪が早く乾くと多くのレビューで評価されています。
- 軽量・コンパクト: 軽いので腕が疲れにくく、毎日使うのに便利です。
- マイナスイオン効果: 2ヶ所からマイナスイオンを発生させることで、髪の静電気を抑え、ツヤのあるまとまった仕上がりになるとの声が多く見られます。
- コストパフォーマンス: 価格が手頃でありながら、しっかりとした性能を持っているため、コストパフォーマンスが高いと評価されています。
レビューとしても、コスパ・軽量・速乾など、控えめなレビューが多め。



安価でテスコムクオリティを欲しがっている層から人買われそう。
I字型ドライヤー(TD760A-W)
流行りのI字型ドライヤーで軽量かつ速乾。
取り回しの良いプラグ仕様で、持ち運びも便利なモデル。


Amazon売れ筋ランキング34位
過去一か月で100点以上購入
楽天売れ筋ランキング20位
320gの軽量性と重心バランスの良さで、長時間でも手が疲れにくいのがメリット。
出力の高いDCモーターを採用しているので、風量も多く速乾性も高いです。



ウチもこの形状なのですけど、マジで早いです。
楽天市場の方が売れていますが、Amazonで購入した方が安い感じ。
ただ、楽天の方が製品紹介としてはやっぱり見やすいので、楽天で見てAmazonで買うってのが良いかも。



この辺りはセール状況によっても違うと思うので、どっちも要確認ですね。
TESCOMはおすすめ
ってな感じで、中国アレルギーな印象の方も、TESCOMブランドからは選びやすいと思います。
個人的にもかなり推しブランドですし、老舗としてこれからも負けずに頑張って欲しいですね!



マーケティングやPRは下手っぴな感じなので、どうか潰れないでほしい💦
応援をするつもりでも、TESCOMはおすすめ(笑)
パナソニック(タイ工場)


続いてはPanasonic。
代表的なドライヤーは、コスパモデルのイオニティと、美容モデルのナノケア。



特にナノイーは良く聞きますね。
企業の信頼性的にはバツグンですし、聞き覚えしかないので割愛。
日本以外に海外拠点を大量に持っていて、ドライヤーに関して言えば、どちらもタイ製造と確定しています。
先日、タイの工場でドライヤー量産の製造立ち合いをしていました。無事量産に入ることができ、ホッとして帰国しました。
Panasonic
ただ、ここはさすがのPanasonic。
やっぱりその辺の中小企業やベンチャーと違って、OEMではなく「自社工場による製造」。
タイ製造といっても自社管理なので、製品製造の信頼性としても頭一つ抜けている、と言った感じですかね。



心配はないかと。
工場を自社で建てることができるような大企業は、中国のコストを嫌って、だんだんとその他アジアに移動をし始めていますね。
逆に中国工場は余り始めたので、ベンチャー企業が提携することが多くなりました。
余談でした。
ナノケアとイオニティ
メインのシリーズはナノケアとイオニティで、ナノケアは3万円とかで高く、イオニティは数千円で買えます。
ざっくりと
ナノケア:美容目的・マイナスイオンよりも浸透
イオニティ:マイナスイオン・ベーシック・乾きやすい
こんなイメージかと。



マイナスイオンよりもさらに浸透して、うるおう髪、みたいなのがナノイー(ナノケア)っぽいですね。
この辺の解説は公式に譲ります↓
ナノケア | イオニティ | |
---|---|---|
主な効果 | 髪の内部にまで水分を浸透させ、しっとりまとまりのある髪に。キューティクルを引き締め、うるおいとツヤを与える。頭皮や肌のケアも可能。 | マイナスイオンが髪表面をコーティングし、さらさらとした指通りの良い髪に。 |
搭載技術 | 独自の微細な「ナノイー」イオン。水分量がマイナスイオンの約1000倍。 | 「マイナスイオン」 |
速乾性 | 温風と冷風を自動で切り替える機能などで、熱ダメージを抑えながら速く乾かせる。 | 大風量タイプが多く、シンプルに風の力で素早く乾かす。 |
価格帯 | 比較的高価(3万円台~) | 比較的安価(1万円以下~) |
主な使用者 | ヘアケアにこだわりたい人、髪のパサつきや広がりが気になる人、美髪を追求する人。 | 価格を抑えたい人、シンプルな機能で十分な人、とにかく早く乾かしたい人。 |
ナノケア
Amazonでナノケアシリーズのうち、最も売れているのが下記のモデル↓
EH-NA2K-W


項目 | 内容 |
---|---|
搭載技術 | 「ナノイー」 |
温風温度 | 約110℃ (ターボ時) |
風量 | 1.3 m3/分 (ターボ時) |
消費電力 | 1200 W |
サイズ | 高さ21.5 × 幅19.2 × 奥行8.0 cm |
質量 | 約475 g (速乾ノズル含まず) |
機能 | 温風、冷風、温冷リズムモード |
その他 | 速乾ノズル付属 |
他が3万円とかするのですが、割と低価格で試せるとあって、ナノケアが気になっている人におすすめな感じ。



ちなみに、僕が見た時はAmazonランキング3位でした。
EH-NA9M-E


項目 | 内容 |
---|---|
搭載技術 | 「ナノイー」<br>「ミネラルマイナスイオン」 |
温風温度 | 約125℃ (ターボ・室温30℃の時) |
風量 | 1.3 m3/分 (ターボ時) |
消費電力 | 1200 W |
サイズ | 高さ22.7 × 幅21.0 × 奥行9.0 cm |
質量 | 約575 g (速乾ノズル含まず) |
機能 | ・温冷リズムモード<br>・インテリジェント温風モード<br>・スカルプモード<br>・毛先集中ケアモード |
その他 | 速乾ノズル付属 |
ナノイーとミネラルマイナスイオンを同時に発生させ、髪へのうるおいとツヤを追求したモデルです。
豊富なモードを搭載しており、本格的なヘアケアを求める方に最適。
イオニティ
イオニティは後述する「SALONIA」とAmazonランキング1,2位を常に争っている印象。
イオニティで一番売れていたのは下記のモデル↓
EH-NE7M-H


項目 | 内容 |
---|---|
搭載技術 | 「マイナスイオン」 |
温風温度 | 約110℃ (ターボ時) |
風量 | 2.0 m3/分 (ターボ時) |
消費電力 | 1200 W |
サイズ | 高さ22.5 × 幅21.2 × 奥行9.1 cm |
質量 | 約580 g (速乾ノズル含まず) |
機能 | ・温風、冷風<br>・スカルプモード |
その他 | 速乾ノズル付属 |
とにかく早く髪を乾かしたい方に最適な、パワフルな大風量が特徴のモデルです。
高機能よりも、シンプルさと速乾性を重視する方におすすめ。
EH-NE5M-H


項目 | 内容 |
---|---|
搭載技術 | 「マイナスイオン」 |
温風温度 | 約85℃ (ターボ時・室温30℃の時) |
風量 | 1.9 m3/分 (ターボ時) |
消費電力 | 1200 W |
サイズ | 高さ21.5 × 幅20.8 × 奥行8.9 cm |
質量 | 約495 g (速乾ノズル含まず) |
機能 | ・温風、冷風 |
その他 | 速乾ノズル付属 |
こっちも安くておすすめ。
上のよりちょい弱な風量と温度ですが、その分軽くてお財布にも優しい、コンパクトなイオニティ。
十分な風量がありながら、取り回しが楽なので、毎日のドライヤーをストレスなく行えます。



こんなところかな!
パナソニックはタイ製造でした
これらナノケアとかイオニティは、タイの自社工場で製造されていますが、さすがに信頼性は高いですね。
思ったより選びやすい価格帯から見つかるので、変な中華ブランド買っちゃうよりは断然いいかと。
SALONIA
ドライヤーの日本企業、3つめはSALONIAをピックアップ。
SALONIAは大阪市中央区に所在を置く、株式会社I-neという企業が展開するブランド。




この辺りの詳しい解説は、下記でもまとめているので気になる方は見て頂くとして、、、


2007年に創立された、「ベンチャー企業!」って感じの企業。
- ボタニストシャンプー
- チルアウト(現コカ・コーラに売却したチル系ドリンク)
とかも作っていまして、事業展開はかなりアグレッシブ。
最近は海外進出もはじめていて、企業としてはデカくなっている印象で、働き方はフレキシブル。



マジで、ベンチャーって感じ。
詳しくは詳細記事に譲るとして、ドライヤーもバチクソ人気。
製造はこちらも中国ですが、ファブレス企業ながらに中国工場や研究開発チームとの連携は密接。
適当にOEM製造をぶん投げる感じでは無く、ちゃんと製品づくりをこだわってやっている感じは素人目からも伝わります。
Amazon売れ筋No.1


Amazonの売れ筋ランキングを見ると、おおよそパナソニックのイオニティと1.2位を争っています。
1ヵ月で2~3000点売れているっぽいので、めちゃ売れている。
楽天市場でもレビュー数はめちゃあるんで、売れていますね。
ざっとレビューをまとめてみると↓
速乾性が高い
多くのレビューで共通して言及されているのが、そのパワフルな風量による速乾性です。
特に、髪の量が多い方や、ロングヘアの方から「乾かす時間が大幅に短縮された」という声が多く見られます。
忙しい朝でもサッと髪を乾かせる点が、高い評価を受けています。



結局のところ、乾く早さって重要ですよね。
早くないと億劫になっちゃうので。
髪がまとまり、ツヤが出る
ただ乾かすだけでなく、仕上がりの良さもサロニアドライヤーの大きな魅力です。
マイナスイオン機能により、髪のキューティクルを整え、しっとりとまとまりのある、ツヤツヤな髪に仕上がると評判です。
「広がりやすかった髪が落ち着いた」「手触りが良くなった」といったレビューが多数寄せられています。
軽量で使いやすい
「軽量で腕が疲れにくい」という点も、ユーザーから高く評価されています。
長時間ドライヤーを使う際でも、重さを気にすることなく快適に使用できます。
また、コンパクトなサイズ感も相まって、旅行などにも持っていきやすいという利点もあります。



うちも最近軽量ドライヤーになったんですが、マジで快適。
旅行用にわざわざ買わなくてもイイのも良き。
デザインがおしゃれ
シンプルで洗練されたデザインも、サロニアドライヤーが人気を集める理由の一つです。
カラーバリエーションも豊富で、インテリアに馴染むおしゃれなデザインは、「洗面台に置くだけで気分が上がる」といった声も聞かれます。



見た目がシンプルで良いですね。
価格が手頃
高機能なドライヤーは高価なものが少なくありませんが、サロニアドライヤーは比較的リーズナブルな価格設定も魅力です。
高性能でありながら手が届きやすい価格帯であるため、「コスパが良い」という評価が非常に多いです。
初めての高機能ドライヤーとしても、選択肢に入れやすい点が高く評価されています。



結局安さも重要!
って感じかな。


SALONIAも中国製造ではありましたが、日本製としておすすめは出来そうです。
ここからは走りめで行きましょうか。
ReFa
続いてはReFa。
高級美容系ドライヤーの印象が強く、どっちかと言えばブランディングで知名度を付けた印象です。
細くて艶めかしいドライヤーもかっこいいですよね。
を確認すると、ReFaドライヤーの製造元はどれも中国でした。
株式会社MTB/原産国:中国
と明記。



製品は幾つかありましたが、どれも中国で統一でしたね。
また、ReFaは企画開発こそ自社で行いますが、自社工場を持たないファブレス企業なので、生産体制こそPanasonicに劣るかな、と言った印象。
またグローバル展開を見据え、世界各国で生産できる体制も構築。ファブレス企業である利点を生かし、「世界30カ国でサプライチェーンを展開し、あらゆる製品を生産する」(デイビッド・モデジディス=David Moezidis Flexライフスタイルソリューションズ代表)Flexとタッグを組む。
WWD
既に技術力を持った工場と、フレキシブルにタッグを組めるという点から、ファブレスはファブレスなりのメリットはありますが、品質管理はちょっと劣るかもしれません。



SALONIA辺りと似るかな。
Amazonで売れているのは下記↓
ReFa BEAUTECH DRYER S+


確認した時点では、Amazonランキング10位でした。
楽天では4位だったので、やっぱり単価の高い製品は楽天で売れるんでしょうね。



ポイント還元が良いですからねーw
僕もその傾向在りますし。
シャープ
こちらも大企業、シャープも販売していますね。
SHARPの最近の推しは、どうも下記の製品↓


結構高いですね(笑)
SHARPは企業の信頼性的にReFaとかSALONIAとかより上だとは思いますが、Amazon楽天の順位的には10位以下と落ち着きはなっていたので、この位置に紹介しておきました。



一応ランキングから紹介、って感じなので。
1912年創立のSHARPは、老舗も老舗。
海外自社工場も持ち、信頼性が無い訳がないので、この辺りの解説はやめておきます。



歴史をPDFで見てみたけど、すごい色々やってた(小並感)
胃もたれするような歴史PDFがあるのでよければどうぞ(笑)↓
プラズマクラスター
よく「マイナスイオン」が○○億、とか書かれるドライヤーは多いですが、イオンって+-あって、両方あると静電気の抑制にイイぽいです。
で、プラズマクラスターは±両方のイオンを放出して、静電気を抑制するっていう理屈ですね。



まあ、髪の専門家ではないので、この位に収めておきますが。
SHARPのドライヤーは、プラズマクラスター技術が搭載されているモデルが多いので、気にして選ぶといいかもです。




なお、AmazonランキングでSHARP製品のうち、最も上位(見た時は11位)だったのが下記↓


これもプラズマクラスター搭載で、相対的には安いですね。



SHARPもおすすめは出来ますね。
コイズミ
コイズミは「物流」の会社なので、ドライヤーのメーカーと言うよりも輸入販売に長けている企業。
ゆえに製品はやはり中国製。




例えばモノクロームとかモンスターなんかは、調べたら中国製でした。



おおよそいつも通りかな。
まあ、ブランドとしては名が知れていますし、評判も悪くないです。
自社工場を中国に持つわけではないので、恐らくファブレス形態をとっているでしょうが、信頼性が無い訳ではないかと。
ただ、メーカーではない分、パナやSHARPにはランク的には劣るかな。
Onedam
Onedamは三木電器産業株式会社という大阪の企業のブランドですが、製造は中国でした。
会社名 | 三木電器産業株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒569-0841 大阪府高槻市西面北1-1-1 |
TEL | 072-677-5747 |
FAX | 072-677-4834 |
設立 | 1986年2月 |
資本金 | 1,000万円 |
代表者名 | 三木 尚文 |
事業内容 | 美容家電の製造・販売 |
創立としてはそこまで浅い訳でも無く、かといってSHARP・パナ・TESCOMほど厚みがあるかと言われるとそうでもない。




この辺りの製品もAmazonや楽天ランキングにランクインしてはいるので、悪いことは無いと思います。
が、今回はあくまで「日本製」と「企業」がテーマ。
その観点にのっとると、僕からあえておすすめするという事は無さそう。



僕は髪の専門家じゃあなくて、ブランド・企業を調査する人なので!
アイリスオーヤマ


ジェネリック家電メーカーとして言わずと知れたアイリスですが、こちらも勿論中国製造。
ですがアイリスオーヤマ自体は中国の自社工場を持っており、流通コストをガッツリ抑えています。


といっても、評判の良い家電もあれば、ノートPCみたいに取っ手付けたようなクソ製品も展開することもあるので、製品によってまちまちなのがアイリスの不安定要素。



アイリスオーヤマは、買って良い製品と良くない製品が混在ですね。
どの製品が自社製品で、どのジャンルがOEMなのか。
それはネット情報ではすべて把握しきれません。
ただまあ、ドライヤーに関してはMiCOLAブランドがあるので、ちゃんとしている感はあるかな。
なのである程度信頼性には足るかも(ような気はしています)。
NISSYO
Amazonでは「日本正規品」など書かれ、一応日本製で推している、NISSYOという謎ブランド。
もちろんですが、こちらも中国製です。
というより、2023年に商標登録されているので、歴史としてもそうない。
岩手県の個人がやっている、中国輸入販売系の個人事業者と言ったところ。



「日本製」としてあえて選ぶものでも無いと思います。


一応Amazon検索から認知した人も居るかもなので、触れておきました。
純日本製は「Nobby」だけ
ってことで、純日本製を名乗れるのって、Nobbyドライヤーだけなのですよね(調べた限りは)。


間違いなくイイ製品ですし、かといってそこまで酷く高い訳でもない。
一般家庭からプロまで信頼されるメーカーとして、長野県松本市で今日も働く社員さんたちが居るのでしょう。
質実剛健で実直なメーカーではありますが、PRやマーケティングは苦手な雰囲気は出ているので、何とか消えずに頑張って欲しいものです。



中国企業にどうか喰われませんように…(笑)
最近は中国やアメリカ(特にアメリカ)のブランドが、どんどん中国大手企業に吸収されているので、、、w
ってことで、最後はNobbyをおさらい。
NB1906
ベーシックモデルとされる、1200wドライヤー。


NB2100
総重量480gの軽量モデルですが、1200Wは変わらず高出力。


NB4100
最強風量の1400Wドライヤー


ただ、720gと結構重いので、やっぱりプロ向けかと(賃貸とかはW数に注意)。
番外編
中国アレルギーの方のための記事でしたが、個人的には中華ドライヤーも推しっちゃ推し。
何故って、普通に便利に使えるから。


案件でも何でもなく、実家に居る妹が買って使ってみたらかなり良かったので、個人的にレビューもしたくらいですし↓


ってことで、最後の最後は中国で〆ましょうや。
Laifen(SE/SE Lite)


Laifenは中国ブランドですが、中国のドライヤーブランドの中ではトップです。
↑上記記事にまとめましたが、中国EC系ブランドの88/100に、ドライヤーブランドで唯一ランクインしていた企業。



中国ブランドで選ぶならLaifenかな、ってなるね。
熱を作り出しやすい従来の形ではなく、ヘッドの短いI型は風速に長けていて、風で乾かすイメージ。
軽くて取り回しも良いとあって、個人的には非常に使いやすい(実家がこの形状のタイプ)。


人気モデルはSE/SE Liteがありまして、一番売れているのはこのSE Lite。


↑モデル比較の表も作ってあるので、よければ。
ANLAN


ANLANをおすすめする理由は、Laifenよりも安いし、かつ知名度がそこそこあって、家でも使っているから。


これ使って、I型の軽量ドライヤーの良さをハッキリ認識しましたね。



マジで取り回しよくて早く乾いて快適。
ANLANはドライヤーブランドとしての知名度はLaifenに劣る印象ですが、公式サイトもあって、価格的にも割と選びやすいですね。


Laifenドライヤーと仕様がまるまる一致するので、もしかしたら製造元は同じOEMかもしれません。
確定は出来ませんが、そのパターンもちょいちょいあるので、もしかしたら。



中国を避ける記事内容で、実は中国で〆る。
どうぞよしなに。