「ソーラーモバイルバッテリー 日本製 おすすめ」という検索結果があったので、ニーズに応じて記事を作成しました!
ソーラーモバイルバッテリーって、Amazonで検索するとこんなのばかり出てきません?↓↓


どうせ中国の容量偽装謎製品じゃあねぇか!!(大正解)
ってなわけで



日本製のソーラーモバイルバッテリーがあれば安心なのに、、、



信頼できるメーカーは販売していないのかな??
こんなお悩みがあるのだと思います。
ただしソーラーモバイルバッテリーには注意点がありまして、大手メーカーですら効率の良いソーラーモバイルバッテリーは作れないという事。



なので、個人的には簡単におすすめしたくはありません。
今回の記事内容は、他のランキングサイトのように「ソーラーモバイルバッテリーは災害時におすすめ!!」みたいなくだらないことは言いません。
- 一応は存在する、日本企業が扱うソーラーモバイルバッテリー
- ちゃんとした日本メーカーの製品は存在しない事
- 大手メーカーが参入しない(出来ない)理由
- 中国の謎ソーラーモバイルの注意点
この四本立てで、解説していこうかと思います。
が、最初からネガティブ要素モリモリでもつまらないと思うので、先に日本企業のソーラーモバイルバッテリーを5つ紹介します!



一応見つけた7企業のうち、先に5企業紹介しておきますね!
一応あるので、軽く紹介
冒頭で触れましたが、安易におすすめはしたくないので、「こんなのがあるんだー」程度で見て頂ければと思います。


下記に紹介する5企業の製品は、一応日本企業が取り扱うソーラーモバイルバッテリーです。
企業詳細や残り2つを含めた7企業の詳細は、後半にちゃんと解説しています。



まずは軽くピックアップで!
エアージェイ


エアージェイと言う東京の中小企業的な会社が、ソーラーモバイルバッテリーを扱ってはいました。
ただ、後述もしますが、ここは従業員25名の中小企業。
自社製造は恐らくしておらず、多分中国工場で作られたOEMかODM製品の流通。


ただ、扱っているモバイルバッテリーは安全性に特化した製品とかもリリースしているので、変なものは輸入販売していないだろうとは感じました。



「日本企業のもの」にこだわるなら、個人的にはココかな。
EVERBright(株式会社メテックス)


株式会社メテックスという企業も扱っていました。
が、やたらと中国工場で作られた製品を流通販売している企業なので、こちらも十中八九中国工場のODM製。



ちゃんとした「メーカー」では無いですね。


キャプテンスタッグ


初心者向けキャンプメーカーのキャプスタも出していました。



キャンプ道具は僕も2-3個持っていますね。
が、当然の如くキャプスタがソーラーチャージャーを開発しているなんて話は聞かないので、こちらも中国工場OEMでしょう。
キャプテンスタッグアンチでは無いですが、ソーラーモバイルバッテリーは流石に僕も買わない。
Ankerの買った方がよほど良いかと。


ただまあ、パタパタ折りたたみ式で、ソーラー面積がデカくなるのはこの中で唯一キャプテンスタッグのみ。
ヒース


神奈川県の中小的な企業。
従業員12名でメイン事業は別。
こちらもメーカーでは無さそう。
COMPUCASE JAPAN


COMPUCASE JAPANは、PCケースをメインで販売している企業っぽかったです。
資本金的には中小的な感じ。
ひっそりとソーラーモバイルも扱っているというだけで、こちらもメーカーでは無さそう。


ビッグカメラか、楽天市場のビッグカメラ店で見かけます。
これらの製品が、ちゃんと評判の良い製品であるかどうかは、個人的には保証しません。
と言うのも、ソーラーモバイルバッテリーというジャンル自体が不安定なものであり、大手家電メーカーが参入していないジャンルだから。



買う価値があるかどうかは、これより判断してみてください!
(ちゃんとしたメーカーの)日本製ソーラーモバイルバッテリーは「ほぼ無い」


上記には、一応日本企業が取り扱うソーラーモバイルバッテリーを紹介しました。
が、日本メーカーが作っている、とは言っていませんね。



取り扱いと、作っている、ってのは違いますね。
実は、モバイルバッテリーを本気で作っている日本の大手メーカーは、ソーラーモバイルバッテリーを無視しています。
エレコム
安くて丁度良い小型家電をとにかく揃えている、我らがエレコム先生。
2025年には、暴発しないモバイルバッテリーとして、ナトリウムイオン電池を使用したモババを開発するなど、これ系には強いエレコム。


だのに、ソーラーモバイルバッテリーは無し。
ソーラーパネルならあるので、組み合わせた製品をリリースしても良さそうなのですがね。





エレコムに無いのならしょうがないや、、、
いずれにせよ、エレコム先生もソーラーモバイルバッテリーは取り扱い無し。
cheero
2011年にブランド創立したCheeroは、どっちかと言えばベンチャー系。
CIOみたいなところですが、それよかもっと、中国OEM系企業って感じはします。


前はソーラーモバイルバッテリーも一応リリースしていましたが、Amazonレビューは酷い感じで、現在は廃盤。
現在は在庫が無いとなっていますが、復活する可能性は0ではないという事で、一応リンクは載せておきますね。



国内ベンチャーも撤退気味です。
CIO


国内ベンチャー的には、モバイルバッテリーや充電系は、革新的な性能とニーズでヒットさせてくるCIO。
面白い製品を結構取り扱うので、チャレンジとしてはソーラーもやっても良さそう。





が、CIOも取り扱い無し。
ってな具合に、ちゃんとした日本メーカーは、ソーラーモバイルバッテリーを扱いません。
理由はAIと対話してきたら、見えてきました。
ソーラーモバイルバッテリーが無い理由
これは簡単ですが、理由は幾つかあります。
- 充電効率が低い
- 劣化しやすい
- 市場規模が小さい
- 重量増加のデメリット



要するに、実用性に無理がある製品を、頑張って高品質で作れない、作る必要がないってことですよね。
AIによる文章を使用していますが、だいぶ改変しています。
どちらかというと、AIと対話して見えてきた「日本市場におけるソーラーモバイルバッテリーの現状」がまとまりました。
充電効率の低さ
太陽光パネルのエネルギー変換効率は、高性能なものでも約25%程度と、コンセント充電(約75〜95%)に比べて大幅に低いです。
特に小型のモバイルバッテリーに搭載されるパネルは面積が小さいため、晴天下でも満充電に非常に時間がかかり、実用性に乏しいという課題があります。



あと、バッチバチに晴れてないとだめってのもありますね。
製品の寿命と耐久性
太陽光パネルは、外部の衝撃や熱に弱く、劣化しやすいという特性があります。
特に炎天下での使用はパネル自体の劣化だけでなく、内蔵バッテリーの熱暴走リスクを高めます。
日本のメーカーは安全基準が厳しく、長期的な製品保証を重視するため、こうした耐久性の課題が製造を難しくしています。



安全重視の日本ほど、そりゃ作れないよね。
これが一番大きな理由かもですね。
サイズと重量
充電効率を上げるためにはパネルの面積を大きくする必要があり、その結果、製品が大型化・重量化します。
日常的に持ち運ぶモバイルバッテリーとして考えると、この点は大きなデメリットとなります。



だったら普通に、20,000mAhのモバイルバッテリーを買った方が良いよね、ってなるんですよ。
ビジネス的な理由
あとはビジネス的な理由で、単に頑張って作っても、そんな大した性能にならないから、開発するまでもない。
これが現状でしょう。
開発して少し売れて、太陽光で熱暴走して爆発しました。
なんてなったら、会社の評判下げて本末転倒なので。



だから、ソーラーモバイルバッテリーは、適当な中華ブランドしか作れないってのが現状かと。
これらが、AIと対話して見えてきた、日本市場におけるソーラーモバイルバッテリーの現状ですね。
大容量タイプのモバイルバッテリーを持っておく方が個人的には無難かと。
10,000mAhと20,000mAhはこの中から選べばいいと思う!
ってのをまとめてあるので、良ければ!
日本製ソーラーモバイルバッテリー


不本意ではありますが、日本製(日本企業の)ソーラーモバイルバッテリーを紹介しておきましょう。



今回のタイトル回収ですね!
個人的にはあんまおすすめはしないのですが、日本企業のソーラーモバイルバッテリーを使いたいという方に向けてのまとめになっています。
やるからには適当に紹介はしたくないので、当ブログらしく、企業の詳細や信頼性なんかも考察してます!
エアージェイ




エアージェイと言う東京の中小企業的な会社が、ソーラーモバイルバッテリーを扱ってはいました。
会社名 | 株式会社エアージェイ |
---|---|
販売業者 | AIR-J CO.,LTD. |
業務内容 | スマートフォンアクセサリー、OAアクセサリーの製造、販売、中古車の買取販売 |
本社 | 〒186-0003 東京都国立市富士見台2-24-8 エアージェイビル JR南武線 谷保駅徒歩5分 |
中古車店舗 | 〒193-0942 東京都八王子市椚田町537-13 |
従業員数 | 50名 (内アルバイト25名) |
設立 | 平成11年5月 |
資本金 | 10,000,000円 |
決算 | 9月 |
取引銀行 | みずほ銀行 吉祥寺支店 三菱UFJ銀行 三鷹中央支店 りそな銀行 吉祥寺支店 西武信用金庫 阿佐ヶ谷支店 |
事業内容を赤線引いておきましたが、この中ではスマートフォンアクセサリーの製造販売という項目に当てはまるでしょう。



製造って、どこまでしているんだろう?
中古車の買い取り販売がある点では、儲かりそうな事業に広く着手している感は否めません。
まあ、余談は置いておいて、、、
資本金は中小的な1000万円、従業員数はバイトを除けば25名とのことなので、恐らく本格的な開発はしていないと考えて良いでしょう。



おそらくは、輸入販売がメインかと。
ただまあ、公式SNSを見る限り↓
適当な製品は扱っていないどころか、どちらかと言えば安全性にこだわった素材を使ったモバイルバッテリーを扱っている感じはするので、やたらに変なモノは売ってこないとは思います。
そんなエアージェイのソーラーモバイルバッテリーは、10,000mAhと20,000mAhがあります。




どちらにせよ、表記的には「ソーラーは補助機能です」と表記アリ。
重量的な容量も偽装は無さそうなので、まともな製品ではあるでしょうが、恐らく製造は中国と思われ。



中国工場のOEM、もしくはODM製品を輸入販売でしょうね。
エバーブライト(株式会社メテックス)
エアージェイと似たような企業としては、株式会社メテックスという企業も扱っていました。


価格も似たような感じ。
社名 | 株式会社メテックス Metex Corporation |
---|---|
資本金 | 8,500万円(払込資本金) |
事業所 | 本社 〒106-0044 東京都港区東麻布3-3-9 アネックス麻布十番オフィス3階 TEL:03-3589-3300(大代表) TEL:03-3589-6300(営業代表) TEL:03-3589-4555(お客様相談室 平日9:15~17:15) FAX:03-3589-5500 |
事業内容 | 主として下記消費者製品の輸入 国内販売及び輸出、 貿易コンサルタント 防災関連用品 長期保存防災食 健康・医療関連用品 スポーツ・アウトドア用品 家庭用品 食品(ワイン・コーヒー) |
免許等 | 第二種医療機器製造販売業 13B2X10122 医療機器製造業 12BZ200085 管理医療機器販売業 港み生機器 第258号 酒類販売業免許 麻法 (酒) 第221号 |
取引銀行 | みずほ銀行・りそな銀行・三井住友銀行 商工組合信用金庫・横浜銀行その他 |
相談役 | 丹羽 正勝 |
会社概要や解説をざっと読んでみましたが、おおよそ「中国の製品を輸入して日本で販売している」的な、輸入販売事業をメインでやっている感じ。
貿易コンサルタント事業などは、我々と関係ないですね。







こんな具合に、色んなのを扱っていますわ。
おおよそですが、間違っても「モバイルバッテリーのメーカー」では無いのは確か。
私達メテックスは1946年(昭和21年)設立の繊維商社をルーツとして、1982年(昭和57年)に設立され、当初は東南アジアの繊維製品の輸入販売を手掛けていました。1993年(平成5年)設立者の長男である現代表がCEOに就任、三井物産等での通算10年のロンドン・ニューヨーク駐在経験を活かし、欧米の品質・機能・デザインに優れた生活用品の輸入と自社オリジナル製品の取り扱いを強化、社名もメテックスと改称しました。
metex
事業内容も、繊維製品の輸入販売から始まっていますし。


恐らくこれらの製品も、中国の工場から仕入れた製品をそのままブランド化してリリースしている、的な感じでしょう。



止はしませんが、おすすめもしません。
僕ならAnkerとかの方がよっぽど良いかと思います。


COMPUCASE JAPAN


COMPUCASE JAPANというPCケースをメインで扱う中小企業も、ソーラーモバイルバッテリーをひっそりと販売。
サイトはHECオフィシャルサイトとなっていますが、会社概要はCOMPUCASE JAPANで謎。



ま、そこまで気になりませんが。
社名 | 株式会社コンピューケース・ジャパン Compucase Japan Co.,Ltd. |
---|---|
本社所在地 | 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目24-5 新横浜ユニオンビルANNEX1F |
代表者 | 代表取締役 林 正宏 |
設立 | 2000年1月18日 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | PCケース・電源などのコンピュータ関連部品の企画、輸入及び販売 |
主要株主 | COMPUCASE ENTERPRISE CO.,LTD. |
企業規模は小さめですが、海外拠点を沢山持っていましたので、ワンチャン提携工場のちゃんとしたソーラーモバイルバッテリーを扱っている可能性は無きにしも非ず。



詳細は不明なので、無きにしも非ず、ですよ。
10,000mAh~30,000mAhのソーラーモバイルバッテリーを扱っていました。




重さ・価格・容量は妥当なので、こちらも偽装などは無いまともな製品ではあるとは思います。
販売のメインは、恐らく楽天のビックカメラ店。
ヒース


ヒースコーポレーションという、神奈川県の謎企業も扱っていました。
が、やっぱりモバイルバッテリーはメインでは無さそうなので、おそらくこちらもメーカーではなく輸入販売系。



ちゃんと自社で作っているメーカーなんて、やっぱないんですよ。
商号 | 株式会社ヒースコーポレーション (HI-SS CORPORATION) |
---|---|
所在地(本店) | 〒252-0226 神奈川県相模原市中央区陽光台5丁目19-16 |
info@hi-ss.co.jp | |
駐在員および代理店(海外) | ドイツ、イタリア、韓国、グアム、ハワイ |
駐在員および代理店(国内) | 沖縄、佐世保、三沢、岩国 |
会社設立 | 平成11年11月11日 |
代表者名 | 代表取締役 廣川直樹 |
資本金 | 4,800万円 |
従業員数 | 12名 |
事業内容 | 米軍基地内PX/BXおよびMWRへの商品Supplier 在日各国大使館員への免税物品販売事業 卸売り販売事業 国内販売事業 海外輸出入事業 自社独自製品の開発、製造、および販売 |
従業員は少な目、事業内容を見てみましたが、あまり理解はしにくいです。



輸入販売系事業なのは間違いなさそうですが。
WebサイトはSSL化して無かったので、貼り付けは止めておきます。
住所で探せば、GoogleマップのストリートViewも出てくるので良ければ。
キャプテンスタッグ
この中で唯一、パタパタと収納展開できる系の、ソーラー部分が多い本格ソーラーモバイルバッテリーを扱うのがキャプテンスタッグ。


キャプテンスタッグと言えば、ホームセンター御用達のキャンプグッズメーカー。
定価がバカ高いわりに、60%OFFセールとかをバンバンやってくる企業。
キャンプ初心者の頃はお世話になりました。



僕もキャプテンスタッグの製品は幾つか持ってますよ(笑)
が、もう買わないかな。
それよか、モバイルバッテリーを扱っていたのは驚きです。
一応「アウトドア」という名目で、適当に中国工場で作られた製品もしくは、OEM製品にロゴ印刷して売っているだけでしょう。



割高です。
まあ、企業としては悪い所ではないので、ナシではないとは思います。
繰り返すようですが、ここもモバイルバッテリーのメーカーでは無いです。
ニトリ
ニトリのリンクは貼るとなぜかサイトが重くなるんで、すみません「ニトリ ソーラー」とかで検索してみてください。
平均レビューは僕が見た時には☆3.2だったので、やっぱりお察しなのでしょう。
ちなみに原産国は書いていないですが、いつも通りのニトリなら、これ系の製造は中国のハズ。



ニトリは僕も愛用するのでディスはしませんが、モバイルバッテリーはニトリで買わないよねw
ニトリとかアイリスオーヤマは、買って良い家具家電と買っちゃダメな地雷家電があるので。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマもリンクすると重くなるので、「アイリス ソーラー モバイルバッテリー」とかで検索してみてください。
アイリスプラザの謎モババが出てきます。



まあ、おすすめはしないけど。
流石に容量偽装とかPSE偽装は無いと思うので、そのへんは中国謎ブランドよりは信頼できますが、、、
実質中身は中国だと思うんで、僕ならアイリスのモバイルバッテリーも買いませんね。
レビューは☆5でしたが、1件しかレビュー無かったんであてになりませんね。
情弱向けです。


こんなのとかもありました(笑)
中国工場にOEM委託して、変にガラクタ作るのは止めて欲しいww



てなわけで、ここまでが僕が探して見つけることのできた、日本製のソーラーモバイルバッテリーでした。
まあ、まともなメーカーはやっぱり作ってなかったです。
防災とかアウトドアを名目に、中国工場で作られた製品を自社ブランドとしてリリース、的な輸入販売系業者ばっかりでしたね。
個人的には中国のまともなメーカー、Ankerのほうが信頼に足るかな、、、
Ankerのモバイルバッテリー
中国企業すら唯一、ソーラーモバイルバッテリーを扱うのがAnkerです。


Amazon平均評価は☆3.9とAnker製品にしてはやや低めですが、上記で上げたようなOEM製よりは評価は安定している印象。
なお、Ankerは中国のEC販売系ブランドのうち、SHEINに次ぐ第2位の企業です。


ちなみに100企業にランクインしているソーラー系やモバイルバッテリーを扱うブランドには、Baseus・UGREEN・Jackery・EcoFlowがありますが、これら大手中国大手はどれも全滅。



ソーラーモバイルバッテリーを扱ってるのは、Ankerだけでした。
ってなわけで、まともな中国企業ですら存在を無視してしまう、ソーラーモバイルバッテリーというクソジャンル。
よっぽど非合理的・不都合が多いのでしょう(笑)
Anker PowerCore Solar 10000
一応リリースされているこちらの製品↓


謎ブランドを除けば恐らく最も買われていると思われまして、Amazonレビュー数も多いです。
XやYoutubeでも唯一と言っていいほど、正確なレビューが存在するソーラーモバイルバッテリー。
が、ソーラー充電は思ったよりも時間がかかるという事で、やっぱり実用性は乏しいようですね。



Ankerでこれなので、他の謎ブランドはお察しでしょう。
Xのポスト年数を見てもお判りだと思いますが、リリースは2020年。
それ以降モデルチェンジをしていなければ、新製品の続投も無し。
Ankerともあろう、製品の充実したブランドですら放置するジャンルなので、やはりソーラー充電の性能はお察しなのだと思います。



やはり、大容量タイプの普通のモバイルバッテリーを買うのが良いと思う。
中国の謎ソーラーモバイルバッテリーの注意点
あとは最後に、中国製の謎ソーラーモバイルバッテリーの注意点でもして終わりましょう。
中国製の謎ソーラーモバイルバッテリーは、とにかく容量偽装が目立ちます。
大体が容量偽装
モバイルバッテリーの容量偽装問題は常にありますが、ソーラーモバイルバッテリー市場は特に容量偽装の温床。



ほんま、変なブランドは大体容量偽装。


この辺とか、61,800mAhとか謳っていますが、んな訳ないだろうが(笑)
基本的にリチウムイオンバッテリーは、重量・大きさとバッテリー容量はおおよそ比例します↓
ブランド | 製品名 | 容量 | 重量 |
---|---|---|---|
Xiaomi | 22.5W Power Bank 10000mAh Lite | 10,000mAh | 227g |
AUKEY | 10000mAh モバイルバッテリー PB-N66 | 10,000mAh | 180g |
Baseus | Bipow 2 | 10,000mAh | 202g |
Anker | PowerCore 10000 | 10,000mAh | 200g |
バッファロー | BSMPB10030C3BK | 10,000mAh | 191g |
オウルテック | OWL-LPB10012シリーズ | 10,000mAh | 196g |
UGREEN | 10000mAh 2way 急速充電モバイルバッテリー | 10,000mAh | 217g |
エレコム | 薄型コンパクトモバイルバッテリー(10000mAh) | 10,000mAh | 230g |
ZENDURE | モバイルバッテリー SuperMini | 10,000mAh | 180g |
CIO | SMARTCOBY Pro SLIM CABLE | 10,000mAh | 189g |
サンワサプライ | モバイルバッテリー 10000mAh | 10,000mAh | 162g |
参考までに、おおよそ10,000mAhのもので200g前後。
ソーラー系は60000~70000mAhのモノが多いですが、おおよそ600g~700gで紹介されています。



多分、60,000~70,000mAhだったらソーラー無くても1kg超えると思う。
ソーラーとか手回しがついてもさらに軽いなんてのはあり得ないので、おおよそ容量偽装と考えて良いでしょう。


全部適当です。
ただ、一見怪しそうなブランドでも、そこそこ名が知れているゆえに、適当出来ないブランドもあります↓


フィリップスは、元々がオランダの医療メーカー。
それは今もちゃんと運営しているのですが、子会社としてモニターとかを販売し始めました。
その子会社を中国企業に売って、今は純正中国ブランドになったってやつ。



なので中身はその辺の中国ブランドとそう変わらん。


ブランド名だけ借りて、中身はそこそこ適当なOEMブランドになったフィリップスですが、一応ネームバリューはあります。
さっきのモバイルバッテリーも、20,000mAhという妥当な数字しか表記できていませんね。



ある程度名が知れたブランドは、変な事は出来ませんからね。
それは日本企業も同じ↓


前半で紹介した子たちも、10,000~20,000程度とおおよそ妥当な容量表記ゆえ、容量偽装は無いでしょう。
てな感じで、大容量でソーラーモバイルバッテリーは無理。



謎ブランドの60,000mAhとかは買わないように!