Amazonで売られていた、日丸屋製作所という格安シャワーヘッド。

- 節水効果
- 塩素除去
- 止水ボタン
などの機能が搭載して3,000円程度。

割と安いです。
Amazonなので仕方ないですが、参考画像の感じは他の謎ブランドとよく似た感じで、イマイチ信頼的に不安になる、、、
って方のために、日丸屋製作所の会社概要やシャワーヘッドの製造国について調べてまとめた記事になります!
企業規模とか業種まで分析しているので、きっと参考になるかと!


- 謎中華ブランドは1000以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 日本向けの中国ブランドのチームでHP作成担当
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
- 自己紹介とサイトについてもよければ見て!
日丸屋製作所の会社概要


日丸屋製作所の公式サイトはコチラ↓



ホームページを見た感じは良さそう。
ですが、会社概要とか企業詳細とか、思いのほか情報は少ないです。
ってことで、商標登録を確認↓
登録日 | 令和2(2020)年 9月 14日 |
---|---|
商標 | 日丸屋製作所 |
権利者 | 株式会社No. |
住所又は居所 | 東京都渋谷区 |
商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務 | 洗浄機能付き便座,洗面所用消毒剤ディスペンサー,便器,和式便器用椅子,シャワー器具,ストーブ類(電気式のものを除く。),家庭用し尿処理槽,家庭用汚水浄化槽,家庭用加熱器(電気式のものを除く。),家庭用浄水器(電気式のものを除く。),家庭用調理台,家庭用電熱用品類,家庭用流し台 |
こちらのページにて、商標登録を確認して分かりました。
日丸屋製作所は商標名であり、所有する企業は株式会社No.という会社とのこと。



日丸屋製作所はプロダクト名的な感じなのかね?
取り扱い内容も、シャワー器具とか書いてあります。
ってことで、株式会社No.について検索。
株式会社No.の会社概要
株式会社No.はNoendというショップ名で公式ストアを運営。
会社概要ページにて、下記の情報があったので記載しておきます↓
ショップ名 | Noend公式 |
---|---|
会社名(屋号) | 株式会社No. |
所在地 | 〒 150-0021 東京都 渋谷区恵比寿西 1-30-10 代官山イルテンポ308 |
電話番号 | 050-5527-3901 |
メールアドレス | customer@noend.jp |
営業時間 | 10:00-17:00(土日・祝除く平日のみ) |
取扱商品 | 光美容器、シャワーヘッド、ドライヤー |
ショップ名はNoend、会社名は株式会社No.です。



美容。シャワーヘッド・ドライヤーが事業内容っぽいですね。
過去の情報として、「合同会社azwander」という会社だったそうですが、現在は株式会社に変わっていますね。



組織変更をしたってことですね。
いずれにせよ、企業としては東京都渋谷区の企業です。


ちなみに、Noendもシャワーヘッドをリリース。
日丸屋製作所とNoend含め、ここが取り扱うシャワーヘッドの評判としては悪くは無さそう。



変な製品は扱ってないっぽいです。
中には、リファ→ミラブル→Noendと、高級シャワーヘッドからの乗り換えの方も。



使用感はどうなんでしょうね。
と、ざっとこんな具合。
とはいえどちらかと言えば、No.は日丸屋製作所よりもNoendブランドを推し気味な気がします。
ま、今回は日丸屋製作所について調べましょう(笑)
日丸屋製作所のシャワーヘッドは「中国」製
気になるのは、日丸屋製作所のシャワーヘッドの製造国について。


こちらのAmazon製品ページにご丁寧に原産国が記されていましたが、日丸屋製作所のシャワーヘッドは中国製とのこと。



日本製では無かったですね。
もうちょっと調べてみました↓


スタートアップ企業系がよく利用しているPRTIMES。
記事紹介のために月額数万円がかかるウェブメディアなのですが、株式会社No.の製品が何度か紹介されていました。



広告のために、PRTIMESを利用してマーケティングしているのでしょう。
ちなみにPRTIMESは良いものも紹介してますが、クソみたいなブランドも平気で紹介します。
今回の企業がどうとかいう話では無いですが、PRTIMESで紹介されているからと言って、信頼性としては全く評価できません。
PRTIMESが記載する、株式会社No.の会社情報は下記↓
業種商業 | (卸売業、小売業) |
---|---|
本社所在地 | 東京都渋谷区神宮前2-18-19the Folks 3E |
電話番号 | 050-5527-3901 |
代表者名 | 浅川一輝 |
上場 | 未上場 |
資本金 | 500万円 |
設立 | 2022年01月 |
業種商業の欄は、(卸売業、小売業)と書かれており、製造業とは書かれていません。



と言う事で、株式会社No.は製造メインではなく、「卸売り」がメイン。
業態としては中国工場と連携して製品を製造する、OEM形態・ファブレス企業といったものと推察されます。
といっても、
リファのウルトラファインバブルとかもファブレス企業で、あれも実は中国工場で作られたOEM製品です。


似た企業でいえば、サロニアとかもそう。
なので中国製造がダメって訳でもないし、OEMが悪い訳でもないです。
ただ、事実としては日丸屋製作所のシャワーヘッドは中国製でした。



スタートアップ企業って感じですね。


と考えると、この辺りのブランドと同じような規格で製造されたもの、という感じに見えてはきます。
今回は日丸屋製作所のレビューやPR案件でもないので、淡々と解き明かしていくだけな感じでスミマセン💦
恩も忖度も恨みも何もないのですが、調べていくのが好きなものでして。
日本製のおすすめウルトラファインバブルシャワーヘッド
企業詳細について調べた方のニーズには、「なるべく安く、かつ安心できる企業から買いたい」という思いが多いです。



皆さん同じですよね!
ってことで実は、ウルトラファインバブル系シャワーヘッドで、純日本製・純日本企業の製品を11個調べてあります↓
メーカー | モデル・製品名 | 製造 | 価格帯 |
---|---|---|---|
TKS | ボリーナ | 日本(岐阜県山形市) | 3,980円 |
Avanti | 日本(岐阜県山形市) | 12,100円 | |
Purelus | 日本(岐阜県山形市) | 14,300円 | |
MIZSEI | バブリーミスティシャワー | 日本(岐阜県山形市) | 13,950円 |
KVK | hadamo | 日本(岐阜県富加町) | 16,037円 |
Takagi | キレイスト | 日本(福岡or茨城県) | 18,700円 |
キモチイイバブル | ベトナム | 3,091円 | |
オムコ東日本 | 天音(amane) | 日本(岐阜県山形市) | 8,042円 |
三菱ケミカル・クリンスイ | クリンスイ | 日本(愛知県幸田町) | 10,755円 |
TOTO | シャウラ | 日本(九州?) | 27,727円 |
サイエンス | ミラブル | 日本(香川県?) | 29,700円 |
アラミック | 節水シャワープロ・プレミアム | 日本 | 16,800円 |
サンエイ | Rainy | 日本 | 2,416円 |
mitos | 日本 | 14,230円 | |
JAPANSTAR | ナノフェミラス | 日本 | 13,800円 |
I-ne(SALONIA) | ファインバブルクリア | 中国 | 18,700円 |
MTG(リファ) | ファインバブル | 中国 | 19,800円 |
アイリスオーヤマ | 中国 | 9,200円 | |
ニトリ | 極細ナノバブルシャワーヘッド | 中国 | 6,490円 |
日本製造の、日本企業のシャワーヘッドって意外と多いですよね!
実はウルトラファインバブルシャワーヘッドは、日本で開発さました。



なので、普通に日本企業が安くて性能高いです。
リファとかサロニアとかの高級品も良いですが、この事実は皆さんに知っておきたいな、とは思いますね。


水資源が豊富・風呂へのこだわりが強い・浄水意識への高さ
これら日本人の文化とニーズによって、ウルトラファインバブルシャワーヘッドの開発は日本メーカーが進んで行いました。



結果、ウルトラファインバブル市場や製品の強さは、日本企業が強いです!
高級ウルトラファインバブルはリファのイメージがありますが、実は他にも良さげな企業はいくつもあります。
TKS・MIZSEI・KVK・Takagiなど中程度の企業~大手水栓メーカーから選べば、高くても1万円で純日本製の高級品が買えます。


こちらの本編では11企業まるまる全て調べていますが、今回は厳選で7企業をピックアップ。



特に良いなと感じたシャワーヘッドの日本企業を紹介していみました!
ちなみにですが、どうやら岐阜県が強いみたいです。
TKS
元「田中金属製作所」という企業改め、株式会社TKSという水の会社。


創業1965年の岐阜の企業で、岐阜市に本社、工場は山形市というクソ田舎(お水が綺麗)にあります。



地元ってのもあって、応援したいですね!(笑)
TKSがリリースするウルトラファインバブルシャワーヘッドは、ベーシックなのと美容系で3種類。
まずはボリーナ↓


製造国:日本(岐阜県山形市)
ボリーナにもワイドとか、ストップボタンのついたリザイアとか色々あるので、用途に合わせてチェックは必須。



Amazon公式ストアの「ボリーナの選び方」が分かりやすくておすすめ!
ボリーナの選び方(Amazon公式ストア)はこちらをチェック→
ハイエンドはアヴァンティシリーズ↓


それでもリファとかミラブル選ぶより、断然コスパが良いのでおすすめ。



(ぶっちゃけリファはブランド力だとおもう、、、)
水流がしっかりしたモデルだとか、洗浄力の高いモデルなどに分かれているので、こちらも用途に合わせてチェック必須。
美容モデルだと、ピュラスファイン↓


優しいミストでお肌や髪に優しく、ウルトラファインバブルの洗浄力の高さで、浴びるだけで美容になるという製品。
こちらもピュアラスファインルミナスなど違うモデルもあるので、チェックは必須↓
MIZSEI


製造国:日本(岐阜県山形市)
水生活製作所という昭和29年創立の水の老舗。
MIZSEIも同じく岐阜県山形市で製造していまして、TKSよりはちょっと幅広く、水に関する事業を展開しているかな。
製品はバブリーミスティシャワー。
柔らか系のマイクロナノバブルです。



こちらもモデルは分かれますが、TKSほど細分化はされていないので選びやすいと思う!
KVK


製造国:日本(岐阜県)
1939年創業の、バルブから始まった水回り創造企業の老舗KVK。
やはりこちらも岐阜県の企業ですが、加茂市なので少し離れます。
製品はhadamoシリーズで、価格は結構お高め。
その代わり、ミスト・スポット・レギュラーシャワーと、切り替えできるのがウリなので、総合的にはコスパは良いのかも。



ラインナップが絞られるので、選びやすくはありますね!
KVK ウルトラファインバブルシャワーヘッドをAmazonで見る→
KVK ウルトラファインバブルシャワーヘッドを楽天市場で見る→
Takagi
このへんで、ちょっと大手を紹介しておきましょう。



Takagiは聞いたことありますね!
1961年創立のホースとか浄水のメーカーで、こちらも水回りの専門家。


製造国:日本(福岡or茨城)
Takagiからはクリンスイシリーズが主力のウルトラファインバブルシャワーヘッドとしてリリースされており、完全日本製。
浄水機能が付いているのは、Takagiらしさもあります。
が、ちょっと高い。


製造国:ベトナム
安くてお手頃が良いよって方は、キモチイイバブルが浄水ナシのウルトラファインバブルシャワーヘッド。
ベトナム製造ですが、Takagiの自社工場なので品質管理は問題なし。
コスパはよろしいと思います。



ローコストで導入したいならコレかな!さすが大手。
クリンスイ(三菱ケミカル・クリンスイ)
1983年設立の三菱ケミカル・クリンスイ株式会社は、愛知県に工場を持つ製造業。
ようは三菱グループのいち企業。
元々は医療メーカーでしたが、親企業から浄水関連の事業を譲渡され、後にクリンスイとして正式に活動。


んな余談は置いといて、クリンスイは浄水機能付きのモデルだと結構安め。



カートリッジも付いてくるので、選びやすいかと!
後2企業ですか、、、
何をピックアップしよう、良いブランド多すぎて悩む(笑)
SANEI
コスパで言うなら外せなかった、SANEIという1954年に創業した大阪の企業。
蛇口・キッチンなど、水回りの専門ではありますね。
シリーズはレイニーとMitosがあって、レイニーは滅茶苦茶安い。


原産国:日本
レイニーベーシックは、この中で最も安いかな。
ちゃんとウルトラファインバブルなので、価格で選ぶならマジでこれかも。


手元でストップできるタイプや


メタリックもあります。
レイニーストップ辺りが一番丁度良いのかもです。
mitosは柔らかいミスト系シャワーヘッドで、洗顔用のモデルとして人気↓


原産国:日本
こちらもストップ機能付きのモデルと、ついていないモデルがありますね。
SANEIのウルトラファインバブルシャワーヘッド一覧をAmazonで見る→
サイエンス(ミラブル)
サイエンスは2007年創立の大阪の企業で、前半とは違い、どちらかと言えばベンチャー的な企業。
代表作はミラブルで、2018年にリリース。
名前は効いたことありますね。


ただ、リファ的なブランド力を意識するのか、ネームバリューを維持するためか、ややお高い。
が、ミラブルはウルトラファインバブルシャワーヘッドの日本市場人気を後押しした感があります。
開発を日本で活発化せせた製品として、個人的には名誉ランクイン的な感じで最後は紹介させて頂きました!



7企業は以上です!
ほかにもamaneやTOTOのシャワーヘッドなど、紹介漏れしたのが幾つかあります↓


メイドインチャイナではありますが、SALONIAやリファなどのOEM系企業も紹介しています。
良ければこちらも覗いてみてくださいね!
日丸屋製作所のシャワーヘッドの評判まとめ
他のブランドや企業について紹介してしまったので、日丸屋製作所についてももレビューをピックアップしてみましょうか。
使用者のレビューとしては良さそうではありますね。
節水を意識するご家庭には良さそうです。
が、検索履歴に「日丸屋製作所 シャワーヘッド 水圧弱い」などの検索が一定数残っているので、ここは節水効果とトレードオフにはなるのかも。
Youtuberさんのレビューもありました。
要約すると
- 節水効果は確かにありそう
- 軽いプラスチック感なのは気になる(軽くて良いとも言える)
- 塩素除去は微妙かも
- 改良の余地あり
- 水の量が少ないのは気になる



と、こんな具合に、賛否ある感じでした。
価格帯が安いので仕方ないかとは思いますが、過度な期待は禁物かもしれません。


あと、何故かサクラチェッカーの判定で、Amazonレビューのサクラ評価は危険判定されていました。
個人的にはサクラレビューの有無と製品の良し悪しはそんなに気にしていませんが、Amazonレビューは気にしつつ見てもイイかもです。
日丸屋製作所のシャワーヘッドはどこに売っている?
日丸屋製作所のシャワーヘッドは現在の所、Amazon・楽天市場
公式サイトにある他製品の遮光カーテンなども、販売は上記3つのECサイト販売を行っていると書かれます。
ですので日丸屋製作所のシャワーヘッドはAmazon・楽天市場



ネット販売が中心ですね。


家電量販店などに置かれている可能性もありますが、今の所情報は見つかりませんでした。