今回はこんなタイトルでまとめてみようかと思います。
簡単にまとめると、中国発信のブランドトップ100をまとめました。
ソースはコチラ↓
Google翻訳にて「最も影響力のある中国越境電子商取引ブランドトップ100(2024年第1四半期)」というタイトルの記事になります。
で、どんなブランドが多かったかというと、おおむね3種類のパターンに分かれていました。
一つ目は、Amazonでよく見る謎ブランド。
ガジェット系ブランドが多い印象ですが、その他色んな製品が出てくるので見ていて面白いです。
これら中国企業の勢いは、Amazonや楽天をよく利用するユーザーさんは良くお判りだと思います。
当サイトがよく取り扱う部門ですね!
二つ目は、「え、これ中国なの??」って思うほどに、コンセプトが欧米風の企業。
おおむねアパレルやフットブランドが多く、いい意味で中国らしさを無くしたブランドとして勝負しています。
今や中国代表って感じですが、SHEINとかは欧米を狙った良い例でしたね。
三つめは、界隈では既に定番のブランド。
例えばカメラ界隈ではUlanziの三脚は既に有名ですし、ネイチャーハイクのようなアウトドアユーザーからの支持が一定以上のブランドもあります。
こういった製品は中国だから云々というのは関係なく、オタク・マニア等、ジャンルに精通したユーザーに良さが認知されていますね。
皆さんが知っている企業もきっと出てくるハズ。
前置きが長くなりました。
当サイトでいつも行っているのは、中国系謎ブランドを調査しています。
であればこの上位100企業は知っておかない訳にはいかない!!
当サイトの責任だァ!
ってことで、頑張ってまとめます!
1位~10位はじっくり、以後100位まではざっくり行きますので、よければ「チラッ」とでも良いので見ていって!
きっと参考になるでしょうし、ジャンルのトップ企業が分かるので、役にも立つと思います!
ランキング上位からチェック
とまあ15位まででこんなに多いので、とりあえず10位までを見てきます。
上位は知っている企業が多い!
なお、今回セレクトされた企業に関しては、越境ECブランドをメインにランクインされたとのこと。
DJI、HUAWEI、VIVOなど、既に実店舗もいくつか持っているような、巨大企業は入っていないらしいです。
対象外の選別基準は謎でした。
日本で言えばSONYやCanonなどの巨大企業、TOYOTAなどECサイト販売対象外のような企業は弾いている感じですね。
こっちの50位ランキングとは感覚がちょっとずれていますね。
ただ、よほど大手を除きつつ、越境ECブランド中心に100企業集めてあります。
当サイトで扱うような「謎ブランド」により近しい、100ブランドが集まったと思います。
ひとまず1位から見てきましょ!
1位:SHEIN
納得の1位ですね。
中国発信ながらにブランドコンセプトをアメリカにすることで、グローバルで大成功したSHEIN。
目指した企業はUNIQLOという事で、うまいことやったなあって思います。
得意の縫製技術で下剋上されました。
UNIQLOを筆頭に、世界各国から縫製工場の人材として、20世紀末に頼りにされまくった中国。
大量の人材と大型工場という巨大な基盤が出来た中国は、巨大な自社ブランドを立ち上げるだけだったのですよね。
一方で、日本企業は製造元をベトナムに変えつつあったり
SHEINは縫製部類として、中国が世界の工場から世界の市場に変わった大きな一例です。
とはいえ2024年下半期、SHEINはTEMU/アリエクと一緒に発がん物質で騒がせています。
今後どうなるかは楽しく見てきましょう。
そういえば、TEMUが100位以内に入ってないけど…
うーん、良く分からん。
2位:ANKER
中国とかガジェットとか、僕がこれ系に詳しくなる前まで、ずっとアメリカ企業だと思ってたAnker。
創立は2011年、深セン急成長真っただ中に現れました。
この頃学生時代でしたが、既に知名度がありましたね。
ガジェット代表、スマホ周辺機器代表みたいになっていますね。
当サイトでももちろん取り扱いしています。
だんだん高くなってきたとはいえ、この価格と安心と信頼のAnkerです。
アメリカは中国を嫌う癖に、AmazonはAnkerを推しまくってるのは面白い構図ですね。
3位:Enfy
まじ? Anker一人勝ちじゃん。
AnkerとEufyって別枠にするのですね(笑)
アンカーの家電ブランドとして、子会社にしたのがユーフィですね。
4位:Amazfit
世界出荷台数2億台、スマートウォッチ関連では大きな企業だとは知っていましたが、4位ですか。
という事は、Xiaomiなんかは対象外になったと言って良さそうですね。
公式サイトもしっかりしていますし、製品数はもちろん多いです。
やっぱり中国ECブランドは、ガジェット人気というのが想像できますね。
5位:Roborock
ECOVACS、Narwal、SwitchBotなどなど、中国はロボット掃除機分野でも世界トップを行くようになりました。
それもそのはず、結局アイロボットのルンバもアメリカの企業ながらに、製造国は中国です。
Roborockはどうやら中国ロボット掃除機のトップ分野のようですね。
中国は製品にAI性能を付与することで成功した企業が多いですが、ロボット掃除機はその代表とも言えそうですね。
機械+AIで、世界の工場から市場に変わった一例です。
6位:Soundcore
でましたAnker一人勝ちシリーズ。
Soundcoreはアンカーから独立したオーディオブランドですね。
中国はオーディオ部門でも覇権をとりつつあり、特にアンダー1万円クラスながらにハイスペックな製品が人気。
EarFun、Soundpeatsなどの中堅以上のブランドもイヤホン性能は高く、その他謎ブランドも恐らく大小100以上あると思われます。
こちらで調べただけでもざっと50以上あったので、、、
7位:Insta360
360°カメラの市場開拓者、Insta360。
360写真機として先に出したのがRICOH、動画撮影用としてここまで一般ユーザーに普及させたのはInsta360の功績。
こんな感じに役割が分かれた印象。
RICOHやGoProが360°カメラ市場で勝てなかったのは、中国深センという開発の圧倒的速さと製品力でしょう。
GoProが従業員をカットしている中、Insta360の業績は上昇中。
2024年ではGoProの売り上げを抜いたとか。
個人的にお気に入りのカメラでもありますね!
8位:VEVOR
機器とツールを専門とするブランドとのこと。
初認知です。
おそらく取り扱う製品的には、ホームセンターに並ぶツール系のだいたいを扱っている感じですね。
日本で言うマキタをもっと広義にした感じでしょうか?
確かに最近、中国からの草刈り機とか電機タッカーとか、ツール系の広告をSNSで良く見る気がしますね。
成長ジャンルなのかもしれません。
9位:Worx
どうやらそのようですね。
工具系は中国で結構な影響力を持つようで、Worxも工具系でした。
調べてみたら、マキタとケルヒャーを合わせたような感じでした。
10位:Halara
SHEINの別物みたいな感じですね。
ファッション系のECサイトでした。
これをみると、なぜTEMUやアリエクがランクインしないのはなんででしょう。
選定基準はちょっと謎ですね。
では続いて、11~20位を紹介!
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
11位 | Creality | 3Dプリンタ |
12位 | Dreame | ロボット掃除機 |
13位 | Ecoflow | ポータブル電源 |
14位 | Baseus | スマホ関連機器 |
15位 | Tineco | コードレス掃除機 |
16位 | EDIFIER | イヤホン |
17位 | GOVEE | ゲーミングLED |
18位 | Ezviz | ネットワークカメラ |
19位 | Cupshe | 女性用水着 |
20位 | Ugreen | スマホ関連機器 |
ここからはササっと紹介!
11位:Creality
家庭用3Dプリンターのブランド。
初認知でしたが、3Dプリンターって個人的に買えるレベルの価格だったのですね…
どうやら3Dプリンターも中国は世界トップ市場らしいですね
12位:Dreame
ロボット掃除機。
高価格帯のモデルですね。
13位:Ecoflow
ポータブル電源のブランドですね。
という事は、どこかでJackery辺りも出てきそうな予感です。
Ecoflowはより大型の、ソーラーパネルとか付いたモデルが多かった印象です。
14位:Baseus
Baseusはケーブルとかモバイルバッテリーとか、Anker系のガジェットブランドに近いですね。
とりわけ窒素ガリウム採用モデルが有名だったはず。
15位:Tineco
ダイソン系のコードレス掃除機ですか。
確かに中国って、ダイソンのパクリっぽい商品を多く見かける印象ですが、どうやら作りやすいから参入しやすい模様。
ダイソンの特許技術、ルートサイクロンとやらはどうなってしまっているのか(笑)
チャイソンとはうまい事言ったものです。
16位:EDIFIER
イヤホンのブランドですね。
中~高価格帯の中華イヤホンも、日本で認められるようになってきました。
17位:GOVEE
ゲーマー向けのLEDライト。
アレクサ対応製品は、中国市場で活発ですね。
18位:Ezviz
webカメラ、ネットワークカメラ市場も中国は活発です。
中国は国全体を上から監視するように、ネットワークカメラが張り巡らされているので、「天網」という言葉があるほど。
そりゃあネットワークカメラもおかれますよね。
家電量販店に置いてあるカメラも、中国のが多いですよ。
19位:Cupshe
まさかのここにきて水着メーカー。
どうやら西洋をコンセプトとしたマーケティング戦略で、アメリカからの支持を得ることに成功したとか。
基盤の製品力は、おそらく各国から縫製委託されていた歴史が支えているはず。
SHEINと似たパターンですね。
20位:Ugreen
Ankerと比較されることの多いUGREENは、コンセントとかモバ充のブランド。
Ankerと同様に、UGREENも悪くないです。
以上!11~20位でした!
続いては20位以降!
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
21位 | Bambu lab | 3Dプリンタ |
22位 | Reolink | ネットワークカメラ |
23位 | Shokz | 骨伝導イヤホン |
24位 | Sheglam | コスメ |
25位 | Cosori | キッチン家電 |
26位 | Greenworks | ツール・工具 |
27位 | Anycubic | 3Dプリンタ |
28位 | ELEGOO | 3Dプリンタ |
29位 | Waterdrop | 浄水器 |
30位 | ECOVACS | ロボット掃除機 |
21位:Bambu lab
またも3Dプリンターが来ました。
22位:Reolink
Reolinkはネットワークカメラのブランド。
23位:Shokz
骨伝導イヤホンの先駆者であり、世界的にも有名なメーカーですね。
ずっとアメリカの企業かと思っていました。
24位:Sheglam
おお、、!
中華コスメが出てきましたね。
ウチの妹も言っていましたが、中華コスメは人気だそう。
調べてみたら、アジアンコスメとも言うらしいですね。
国産やヨーロッパ出身の高級デパ地下コスメに対して、どうやら若者からの支持は「プチプラコスメ」の模様。
そりゃあそうですよね、安くて品がイイのならそっち行きますよ。
中国の人気ジャンルがまた一つ見えてきました。
25位:Cosori
キッチン家電も中国は人気のジャンルです。
当サイトでもキッチン家電を良く調べますが、中国製が非常に多いですね。
COSORIはノンフライヤーが人気。
26位:Greenworks
またも工具ですね。
工具は日本のマキタ、ドイツのBOSCHなど国が分かれますので、これから中国企業も上位加入してくるのかもしれません。
27位:Anycubic
出ました、3Dプリンタ。
日本メーカーは聞いたことが無いので、やっぱ中国が市場独占なのかな?
28位:ELEGOO
まじか、、、
3Dプリンタどんだけ好きやねん、、、
29位:Waterdrop
Waterdropは沢山出てきますが、おそらくこの浄水器メーカーが中国のWaterdrop。
30位:ECOVACS
ロボット掃除機。
続いて31~40位!
疲れてきました!(笑)
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
31位 | POP MART | ポップカルチャー |
32位 | XTOOL | レーザー彫刻機 |
33位 | Urbanic | アパレル |
34位 | BLUETTI | ポータブル電源 |
35位 | Ulike | コスメ |
36位 | Levoit | 空調家電 |
37位 | Momcozy | 自動搾乳機 |
38位 | Flower Knows | コスメ |
39位 | jackery | ポータブル電源 |
40位 | Costway | 家具・インテリア |
31位:POP MART
POP MARTは完全に初認知でしたが、なにやら可愛いキャラクターのなんか。
ポップカルチャーとか言うみたいですが、僕には完全にこの流行は認知できていませんでした。
東京原宿や大阪などの街に店舗があるっぽいので、若者文化ですね。
確かにこういうのは中国発信が多そうです
32位:XTOOL
XTOOLはレーザー彫刻機ですか。
メーカーは違えど僕も中国製のを持っていますね。
33位:Urbanic
どうやらSHEINに次ぐ中国発のアパレルブランドとのこと。
アパレルも強いですね。
34位:BLUETTI
ポータブルバッテリーですね。
35位:Ulike
Ulikeは脱毛器でした。
Amazonで脱毛器を検索しても、中華性は非常に多いですね。
36位:Levoit
Vesyncという企業のブランドに、「Levoit(レボイト)」、「COSORI(コソリ)」、「Etekcity(イテクシティ)」があります。
Vesyncはアメリカで設立されたブランドだそうですが、中国企業100に選ばれています。
という事は、所在は中国にあるという事?
アメリカ発信のブランドとしては、SHEINなんかはアメリカコンセプトのブランドですよね。
所在は中国、ブランドは国外、マーケティング戦略として稀に見かける手法ですが、上手くやっていますね。
37位:Momcozy
まさかの搾乳機。
なるべく便利に、なるべく人的コストを減らすというのは中国のコンセプトに近いので、流行るのは頷けますね。
38位:Flower Knows
プリプリ系のアジアンコスメですね。
39位:jackery
ポータブル電源ですね。
40位:Costway
インテリア用品を中心に扱うCostway。
調べてみたら思ったより多岐にわたる製品を取り扱っていたので、コストコ家具みたいな印象は受けました。
続いては41~50位!
頑張ります。
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
41位 | Unice | 不明 |
42位 | JJsHouse | アパレル |
43位 | SwitchBot | スマートホーム家電 |
44位 | NARWAL | ロボット掃除機 |
45位 | SmallRig | カメラ三脚 |
46位 | VILTROX | カメラレンズ |
47位 | Zhiyun | ジンバル |
48位 | ZEELOOL | メガネ |
49位 | Hohem | ジンバル |
50位 | Aventon | 電動バイク |
41位:Unice
謎
調べましたが出てきません。
コスメかな?ってのはありましたが。
42位:JJsHouse
ワンピース・ドレス系のアパレル。
43位:SwitchBot
スマートホーム家電の代表ですね。
中国らしいAIを活かしたシステムや、人的コスト削減になる製品です。
うちでも一個使っていますね!
44位:NARWAL
2in1で最初から最後まで全て自動で完結する、高級路線のロボット掃除機。
中国ロボット掃除機にいい所が詰まっている感じなのが、NARWALですね。
45位:SmallRig
三脚、ジンバル系の、カメラ製品の水平に関わる周辺機器ですね。
中国はUlanziなども有名ですし、Insta360やDJIのジンバルなど、こういった水平機器もかなり性能が高いです。
46位:VILTROX
ようやくカメラ機器が出てき始めました。
最近は中国製レンズの調子が良く、日本製レンズもうかうかしていられません。
マウントもSONY αシリーズやNikon Zシリーズなどに対応しているので、サードパーティレンズとしてコスパに優れるとあって、人気が出始めていますね。
Insta360のようなアクションカメラ、DJIのようなドローンカメラなど、カメラ市場も活発です。
47位:Zhiyun
三脚、ジンバルのブランドですね。
48位:ZEELOOL
眼鏡も出てきました。
ZEELOOLはおしゃれで安いというイメージで、最近見かけることが増えてきたっていう人も多いようです。
ユニクロ、H&M、無印良品等、色んな企業が眼鏡やサングラスを作って来たので、フレームづくりのノウハウが出来た結果だと思います。
工場→市場の流れがここでも見えてきました。
49位:Hohem
スマホジンバルのメーカー。
40位台はジンバルだとかカメラ周辺機器が多いですね。
50位:Aventon
電動自転車の企業。
確かに以前中国深センに視察に行ったのですが、電動自転車や電動バイクの多い事!
そりゃあブランドの一つや二つ沸きますよ。
以上が41位~50位でした!
折り返しですよ!
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
51位 | NITECORE | アウトドアライト |
52位 | VIVAIA | フットウェア |
53位 | XREAL | スマートグラス |
54位 | FlexiSpot | 昇降テーブル |
55位 | Ulanzi | 三脚・雲台 |
56位 | Ohuhu | マーカーペン |
57位 | Neewer | 撮影用ライト |
58位 | Engwe | 電動バイク |
59位 | BloomChic | アパレル |
60位 | LightlnTheBox | アパレル |
51位:NITECORE
まじか、、知ってたならこれ買ったのに、、
もう、モンベルの買ってしまいました。
中華ヘッドライトはECサイトで良く見ますし、もちろんジェントスなどの日本企業も見かけます。
でもなぜか、未だにmicro-USB充電だったり、電池式とかいうカス仕様なのですよね(笑)
NitecoreはどうやらType-C充電で、しかも軽量ですか…
この値段ならマジ買いでした。早く知ればよかった、、、
52位:VIVAIA
ヨーロッパ風のモデル、サスティナブル、まるで欧米ブランドを思わせるようなコンセプトのフットウェア。
それもそのはず、中国の企業化により、アメリカのマイアミ州で創立されていました。
中国発信だと、グローバル展開の足かせになることを理解しているのでしょう。
最近はSHEINなど、コンセプトを欧米に寄せる方式が取られていますね。
53位:XREAL
すごいのが来ました。
AR表示が出来たり、コントラストを調整してくれる、スマートグラスの企業。
これは面白いですね!
尖った製品ですが、流行りの先を行っているような気がします。
54位:FlexiSpot
これは欲しいですね、非常に欲しいです。
昇降テーブル、スタンディングデスクってやつです。
僕も立って作業をしているので、こういった製品には興味があります。
とりあえず最初に出てきたメーカーで選べば間違いないと思うので、ここで選ぼうかな。
買うなら多分ここで買うと思います!
55位:Ulanzi
カメラユーザー界隈では中華コスパ良好三脚メーカーとして、普通に有名なUlanziですね。
僕はカメラも好きなので、普通に日本企業であるベルボンのカーボン三脚を買いました。
中国製品に詳しくなった今ならば、間違いなくUlanziの三脚を買うでしょうね。
ベルボンも普通にぶっ壊れましたし(笑)
56位:Ohuhu
マーカーペンですか。
単価は安いですが、大量に売れれば上位に入ってくるのでしょうか?
それとも一般のお客さんが沢山買うからでしょうか?
いずれにせよ、マーカーペンを取り扱う所も出てきました。
57位:Neewer
Neewerは撮影周辺機材の総合取り扱いブランドみたいなところ。
良くも悪くも売れ筋商品を多く売ってるのですが、カラーフィルターとかニッチな製品も扱っているので規模はかなり大きそうです。
ただ、どうしてもカメラ好きの僕からすると、若干パクリっぽさは否めません(笑)
三脚・雲台とか特化したジャンルとしては、Ulanziが良いかな?
58位:Engwe
こちらも電動アシスト自転車ですね!
中国発信なのは頷けるジャンルです。
59位:BloomChic
凄いです。
完全に欧米を意識したブランドで、サイトを見ると中国っぽさはほぼ皆無。
唯一中国らしさを感じる部分は、最初に出てくるクーポン適応のルーレットくらい。
BloomChicの予測変換も全て英語になっているので、完全にグローバル展開に成功した中国アパレルブランドですね。
60位:LightlnTheBox
やや前衛的とも感じられる、こちらもアパレルブランドのようです。
ブランドというよりも、アパレル通販サイト?
やや中国チックな感じがしますが、取り扱う製品はアメリカ人気がありそうです。
以上が51位~60位でした!
続けます!
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
61位 | PatPat | 子供用服 |
62位 | Banggood | 総合通販サイト |
63位 | Aelfric Eden | アパレル |
64位 | Epomaker | キーボード |
65位 | COMMENSE | アパレル |
66位 | Renogy | バッテリー |
67位 | Naturehike | アウトドア |
68位 | GOTRAX | 電動キックボード |
69位 | Aosom | 総合通販サイト |
70位 | Yadea | 電動バイク |
61位:PatPat
子供用の服が買えるサイトでもあり、Amazonなどでも買えるので、ブランドでもある感じですね。
公式サイトでちゃんと販売しているって感じです。
PatPatで検索すると、予測変換が「怪しい」だの「届かない」だの物騒な履歴が多いですが、まあいつもの事ですね(笑)
海外ECサイトの検索欄はいつもこんなもんですw
62位:Banggood
ガジェットや工具をメインで取り扱う、いわゆるアリエクやTEMUの類似サイトですね。
もういいですww
これも予測変換とか検索履歴が物騒ですし(笑)
63位:Aelfric Eden
アメリカのカリフォルニア州のブランドです。
アパレルとしてはメンズが入っているのは地味に初めて?かも。
64位:Epomaker
ゲーミングキーボードですね。
ミニPC、モニター、マウスなど、デバイス関連機器も中華は強し!
65位:COMMENSE
こちらもアパレルですね。
66位:Renogy
リチウムイオンバッテリー、チャージャーを取り扱うブランド。
ソーラーチャージャーとかもありますね。
世界のリチウムイオンの5割が中国シェアとのことなので、やはりバッテリー系は強いです。
67位:Naturehike
来ました!ネイチャーハイク!
僕はアウトドアユーザーなので、多分4年くらい前からかな?
既に認知済み。
国産の6割程度の品質ながら、製品価格は1/5程度と破格のコスパを誇るため、貧乏アウトドアユーザーからの熱い支持がウリ。
中国の高い縫製技術を活かしたテントや寝袋、金属加工業を活かしたチタン製品がイイ感じ。
ちなみに日本取り扱い元は、あの「伊藤忠商事」。
68位:GOTRAX
電動キックボード系の企業。
電動バイク・電動チャリに並んで、中国ではこれも多いですね。
というか上に張り付けてあります電動スクーターは、バランスとって遊ぶ系ですが、楽しそうです。
しかもこの価格なら買ってもイイかも…
そういえばセグウェイってどこ行ったんや…
69位:Aosom
中国らしさのある、家電やガーデン系の通販サイトですね。
怪しいニトリって印象でした(笑)
70位:Yadea
電動バイク系ですね。
段々傾向が掴めてきましたね!
続いては71~80位!
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
71位 | Renpho | ヘルスケア家電 |
72位 | Aukey | スマホ関連機器 |
73位 | Tronsmart | スピーカー |
74位 | TORRAS | スマホケース |
75位 | SONGMICS | 家具・インテリア |
76位 | PITAKA | スマホケース |
77位 | ROMWE | アパレル |
78位 | Cider | アパレル |
79位 | MAONO | マイク |
80位 | Flashforge | 3Dプリンター |
71位:Renpho
公式サイトによりますとRENPHOは2015年に創業、アメリカカリフォルニア生まれのヘルスケアブランド。
とされていますが、代表取締役は余 則 翔という方。
やはりここでも、中国発のアメリカ創立ブランドという構図が出来ています。
やはり、グローバルを意識すると、国外で起業するのかもしれません。
72位:Aukey
スマホ関連機器ですね。
名前が似ているのもあってか、Ankerと比較されることが多い印象。
73位:Tronsmart
スピーカーのブランドですね。
AnkerやBOSEに似た大部の、防水系スピーカーを扱います。
74位:TORRAS
ガラスフィルムや、マグセーフ対応型のスマホケースなどを扱いますね。
これ系では最も検索数が多く、売れているっぽいブランドです。
75位:SONGMICS
インテリア家具、office用品等を取り扱う、家具系メーカー。
ニトリみたいな感じです。
76位:PITAKA
TORRASと同等規模でこちらも検索数の多い、スマホケースやマグネットリング等を扱います。
77位:ROMWE
アパレル通販サイトでした。
こちらもアメリカモチーフですね。
78位:Cider
ガーリーな女性用アパレル通販サイト。
こちらも中国らしさを感じないコンセプトですね。
↑クーポン入力にて15%OFFが適応されるので、よければどうぞ!
クーポンコード: CIDER
79位:MAONO
コンデンサーマイクを中心に取り扱うブランド。
ライブ配信、オンラインゲーム等が市場ですね。
80位:Flashforge
またもや3Dプリンターが出ました。
続いては81~90位!
終わりが見えてきました!
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
81位 | Supernote | デジタルノート |
82位 | MOFT | スマホ・タブレットスタンド |
83位 | Aiper | プール用ロボット掃除機 |
84位 | Unihertz | スマホ |
85位 | PETKIT | ペット用機器 |
86位 | Meroos | スマートホーム家電 |
87位 | GEEETECH | 3Dプリンター |
88位 | Focallure | コスメ |
89位 | Luvme Hair | ウィッグ |
90位 | Morus | 小型乾燥機 |
81位:Supernote
これは面白い!
タブレット型なのに、手書きのような書き心地のデジタルノートのようです。
デジタル文具という新しいジャンルを生み出したみたいですね。
82位:MOFT
公式サイトには、「2016年、サンフランシスコの海岸のカフェで…」と始まっています。
アメリカのブランドとのことですが、ここにランクインしています。
しっかりとアメリカ発のブランドっぽいですが、特許情報には「中国深セン」に所在があることが書かれています。
楽天のMOFT officialショップも問い合わせ先は中国です。
もう、アメリカ発のブランドだとしても、だいたいが中国なのでしょうね。
何も信じられなくなります(笑)
83位:Aiper
まさかのプールサイドの水を吸ったり綺麗にしてくれる、プール用ルンバ。
僕もですが、ほとんどの日本人には縁の無さそうな企業でございます(笑)
84位:Unihertz
スマホのブランドですね。
Xiaomi、OPPO、HUAWEIなどの大企業はランクインしていない(除外されている)ので、逆に言えばそこからはぐれたブランドともいえるかも。
85位:PETKIT
ペット用の水飲み器、ごはんを自動で出してくれるやつ。
ドライヤーハウスなんてものもありました。
なんでも自動化、機械化していくのは中国らしいとは言えますが、日本人ユーザーに馴染むのはちょっと時間がかかりそうなジャンルではありますね。
86位:Meroos
SwitchBot系のスマート家電ブランドですね。
87位:GEEETECH
またも3Dプリンターです。
88位:Focallure
アジアンコスメですね。
89位:Luvme Hair
ウィッグですね。
中国っぽさを完全に無くした、海外向けのブランドコンセプトなのが良く分かります。
90位:Morus
小型乾燥機のブランド。
日本市場への展開は完全に成功している感じですね。というか欲しいです(笑)
ただやはりというか、凄いというか、ブランドはアメリカ創立ってことになっています。
…ってことで、ラスト10ブランド!
91~100位と参ります!
ランク | ブランド | ジャンル |
---|---|---|
91位 | Fiido | 電動バイク |
92位 | Tribit | スピーカー |
93位 | Laifen | ドライヤー |
94位 | Tenways | 電動バイク |
95位 | JOVS | 脱毛器 |
96位 | SIHOO | オフィスチェア |
97位 | Zendure | スマホ関連機器 |
98位 | Plaud | ボイスレコーダー |
99位 | Homary | 家具・インテリア |
100位 | Zaful | アパレル |
91位:Fiido
Fiidoは電動バイクでした。
92位:Tribit
ポータブルスピーカーですね。
93位:Laifen
中国はドライヤーも多く扱っていますね。
羽の無いタイプも結構多いです。
94位:Tenways
電動自転車のブランドですね。
95位:JOVS
中国製品に多い、脱毛器ですね。
96位:SIHOO
SIHOOはオフィスチェアのブランド。
ゲーミングチェア含め、デスク周りの製品も中国が多いです。
97位:Zendure
モバイルバッテリーや充電器を取り扱う、AnkerやUGREEN系のブランドですね。
98位:Plaud
ボイスレコーダーのブランド。
といってもただのボイスレコーダーなんてものを今どき中国が作るわけも無く、AI連携による自動文字お越し機能や要約機能が備わっています。
THE・中国らしい製品です。
99位:Homary
なんというか、高級感漂うというか、タワマンっぽさといか、上流階級の家というか…
そんな感じのインテリア家具メーカー。
僕には縁が無さそうです(笑)
100位:Zaful
こちらも完全にコンセプトに中国をみじんと感じさせない、洋風アパレル通販サイトですね。
まとめと傾向
100企業およびブランドを調査しましたが、やはり製品は特化したブランドばかりが目立ちました。
当サイトで取り扱う謎ブランドには、例えばイヤホンからスマホケースまでなんでも扱うような、適当な謎ブランドも存在します。
やはりというか、そのような適当なブランドはランクインしていませんね。
体感としては「アパレル」と「電化製品」が多かった印象ですが、傾向をまとめましたので見ていきましょう。
アパレル
アパレル通販サイト | 11 |
フットウェア | 1 |
ウィッグ | 1 |
水着 | 1 |
メガネ | 1 |
子供用の服などは、アパレルとしてまとめました。
SHEINを筆頭としたアパレルブランドは、ほとんどが中国らしさを無くし、欧米風のイメージや実際にブランド所在を欧米に置くことで成功しているようでした。
こうして考えると、中国と知らずにイメージで買っているユーザーは多そうですね。
UNIQLOも日本っぽさは無いので、そういった意味では中国もヨーロッパもアメリカも日本も無いのかもしれません。
中国の越境アパレル企業を見ることで、ちょっと違った視点で起業を見られそうです。
なお、世界各企業が20世紀後期から中国に製造を委託しまくったことで、中国の縫製技術のベースが大きく上がったのはもちろんの事。
家電
ロボット掃除機 | 4 |
プール用ロボット掃除機 | 1 |
スマートホーム家電 | 3 |
コードレス掃除機 | 1 |
空調家電 | 1 |
ヘルスケア家電 | 1 |
ドライヤー | 1 |
小型乾燥機 | 1 |
キッチン家電 | 1 |
家電系もやはり多かったです。
一応家電らしい家電に選りすぐってまとめましたが、電化製品全体とすると、下記のようにもっと増えます。
しかし、21世紀以降に伸びた中国の都市の歴史を考えると、家電系が多いのは頷けますね。
中国家電の特長を一言付け加えるとするならば、AI性能などの+α性能が備わっていることが多いです。
スマホ関連
スマホ関連機器(バッテリー等) | 5 |
スマホケース | 2 |
スマホ(本体) | 1 |
スマホ・タブレットスタンド | 1 |
これも21世紀以降に発展したことで、覇権を取ったブランドが目立ちますね。
とりわけAnkerなんかが筆頭です。
類似ブランドや謎ブランドは、AmazonのようなECサイトにも乱立していますよね。
カメラ機器
360°カメラ | 1 |
ネットワークカメラ | 2 |
カメラレンズ | 1 |
ジンバル | 2 |
カメラ三脚 | 2 |
中国はカメラ市場も活発で、国外から多くの製品製造をOEMとして委託されてきたために工場が発展したのも理由の一つでしょう。
例えばGoProのようなカメラは中国で作られていますし、iPhoneのレンズも中国アモイ市で作られていたり。
中国は監視社会であることから、ネットワークカメラのような製品が国家導入されやすいのも発展の理由の一つかもしれません。
ただし、カメラ機器は日本やヨーロッパも古くから強いですね。
すべてのカメラ機器で中国が覇権を取るのは、まだ先の話になりそうです。
電動自転車・電動バイク
電動自転車 | 6 |
電動バイク・自転車・スクーターをここに含めています。
僕が視察に行った時も、中国はとにかく電動バイク社会でした。
街を歩く人と電動バイクが同等か、それ以上程度で、都市部の車も半部くらいがEVだった印象。
EVインフラも整っているんでしょうね。
3Dプリンター
3Dプリンター | 6 |
レーザー彫刻機 | 1 |
今回100企業を調べてみるまで、3Dプリンター市場に中国が強いなんて知りませんでした。
中国での3Dプリンタ製造企業は100社以上、3Dプリンタ関連企業は、1年で1万社以上も創立しているとのこと。
まだまだアメリカなども強いとはいえ、中国の3Dプリンター普及率や成長性は無視できそうにありません。
比較的新しいジャンルには強いですね。
レーザー彫刻機は似ていたのでここに入れてみました。
コスメ
コスメ | 5 |
以外にも数が多かったのは、コスメでした。
ここには含めませんでしたが、同じくランクインした「ポップカルチャー」「脱毛器」「アパレル系」なども含めて考えると、中国企業の若者からの支持率が見えてきそうですね。
特にコスメなんかは、お隣韓国製品もかなり流行っているようです。
いわゆる「デパ地下コスメ」的なシャネルやディオールといったフランス出身のコスメは古くから人気ですが、どうしても価格がネックであり、老舗のイメージが強いです。
対してアジアンコスメは価格も手ごろで、SNSをうまく転がすことで若者からの支持率が良い印象ですね。
コスメに関しては、時代背景やSNS文化の影響が強そうです。
音響系
イヤホン | 2 |
スピーカー | 2 |
当サイトでも調べた数が最も多いのが、多分イヤホン系です。
作るのが簡単なのか、それともAmazonなどで売りやすいのか、とにかく中華系ブランドが乱立していますね。
その中でも上位組は、確かに名前は聞いたことのあるようなメーカーとして、既に確立されているような気がします。
僕も使いましたが、中国産イヤホンは確かに価格以上の性能があるように感じます。
その他電化製品
機器・ツール | 3 |
ポータブル電源 | 2 |
LEDライト | 1 |
スマートウォッチ | 1 |
搾乳機 | 1 |
アウトドアライト | 1 |
昇降デスク | 1 |
スマートグラス | 1 |
撮影用ライト | 1 |
バッテリー | 1 |
キーボード | 1 |
マイク | 1 |
デジタルノート | 1 |
ペット用機器 | 1 |
脱毛器 | 1 |
ボイスレコーダー | 1 |
その他家電としましたが、結構な数がありますね。
Amazonや楽天で購入しがちな中国っぽい製品は、おそらくほとんど中国なんだろうな、ってのがここからイメージできますね(笑)
家電以外
総合通販サイト | 2 |
家具・インテリア | 3 |
オフィスチェア | 1 |
マーカーペン | 1 |
浄水器 | 1 |
ポップカルチャー | 1 |
アウトドア | 1 |
思いのほか、オフィスチェアや家具・インテリアなど、この辺りの家電以外も出てきました。
現在は中国の労働力が高騰してきたので、ニトリなんかもベトナムやインドネシア製造です。
しかし、中国は世界の工場として、家具も工場生産を受けてきました。
おそらくその歴史から、家電などと同じように独立した企業が誕生したのだと思います。
って考えると中国企業が、世界の工場→市場へと成長したのは、どのジャンルでもいえるのでしょうね。
今回100企業を全て見てきましたが、何となく中国の強いジャンルに前より詳しくなった気がします。
それでも僕個人で今の所把握できていることは少ないので、今後も中国製品や企業に関する情報をインプットしてまいります!
今後もよろしく!!