Ulanziはどこの国の三脚メーカー? コスパは良いが評判はどうなのか?

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結論から申しますが、Ulanziは中国のブランドです。

当サイトでは、Amazonや楽天にある聞き覚えの無いブランド、いわゆる「謎ブランド」を調査しています。

が、今回のUlanziについては謎ブランドというよりも「コスパの良い中華系三脚ブランド」の認知で良いでしょう。

ラジカル

いつもは謎ブランド調査なのですが、Ulanziは会社概要を含めた個人的な感覚も付け加えていきます!

というのも

僕です(標高2700付近、-18℃でした)

僕はこのサイトで謎ブランドの調査をしていながらも、コレくらいにはちゃんと山に写真を撮りに行く人です。

その他のブログでは、「Ulanziはサクラレビューを使っているから注意です」みたいに表現されるところもありますが、短絡的な結論すぎて残念でなりません。

せっかくコスパの良いUlanziの三脚なので、ぜひ会社概要等を見ていってください!

ざっくりどんなユーザーに好まれるかの傾向を考えたところ、だいたい以下のような感じでした。

Ulanziは主に「ガジェット系ユーザー」や「アウトドアユーザー」からの支持率が高い印象でした。本気のカメラ屋さんはVelbon・GITZO・Leofoto・SLIK辺りの老舗に集まるものと思われます。
お金があるアウトドアユーザーはピークデザインに,丁度そのはざま、コスパ重視のユーザーなんかに、Ulanziは刺さっている印象を受けましたね。

なお、中国ブランドは割引対象になることがあるので、セール情報はチェックすることをおすすめします。

Ulanziのセール情報・口コミをチェックする(Amazon)

楽天はクーポンの有無もチェックしておくと良いです。

Ulanziのクーポン情報・口コミをチェックする(楽天市場)

以上、前置きが長くなりましたが、今回の調査内容に移ります!

ラジカル

ここから会社概要に移ります!

この記事を書いた人
管理人:ラジカル
  • 趣味とWebに生きている
  • 心理学を勉強しています
  • 仕事関係で中国深センへの訪問経験
  • 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
目次

【会社概要】Ulanziはどこの国のブランド?

商標Ulanzi
呼称ウランジ
権利者シェンツェン・ウェイジー・テクノロジー・カンパニー・リミテッド
所在中華人民共和国
特許情報より

Ulanziはどこの国のブランドかといいますと、特許情報により中国のブランドという事が分かります。

中華コスパ最強三脚メーカーなので、これは知っている方も多いでしょう。

もはや中国謎ブランドの枠は完全に逸脱しており、大阪に日本本社を創立させるほどには、グローバル展開に成功した中国企業ですね。

ラジカル

世界的に見ても、Ulanziはカメラ界隈に影響力のある企業です。

とりあえず日本法人がある以上、サポート体勢や連絡体勢は整っていると考えて良いです。

中国ブランドに良くありがちなパターンとしては、量産工場で量産型製品を安価で売るパターンですが、Ulanziは違いますね。

自社開発・自社製造で三脚等の製品をラインナップしているので、今までに600以上の製品・400以上の特許を取得しているとのこと。

ラジカル

ユーザーは500万人以上に及ぶそうなので、使用率も高そうです。

と、ここまでHPの内容から参考はしましたが、実は中国国内で見ても、Ulanziはトップクラスの企業と言えます。

↑こちら2024年に発表された、中国越境電子ECブランドトップ100という元記事を参考にまとめたもの。

要するにネット販売を主とする中国企業で、上から100番を集めたものです。

ラジカル

ここで、Ulanziは55位にランクインしていました。

カメラ系で言えば、46位にVILTROX(レンズメーカー)なんかもランクインしていましたね。

いずれにせよ、Ulanziは中国国内で見ても重要ポジションにある企業という事です。

ラジカル

まずは、Ulanziの企業規模はなんとなく分かっていただけたでしょうか!

Amazon売れ筋ランキング

2024年9月時点のAmazonカメラ三脚売れ筋ランキングでは、Ulanziは10位に製品がありました。

Amazonでは数百円~1000円クラスの安価なものも売れているので、ちょっと参考になりにくい感じですが。

雲台の売れ筋ランキングでは、6位にありましたね。

ただしこちらは1時間ごとに更新があるので、順位は結構バラつきがあることに留意したいですね。

Ulanziの注目度

2023年比較で2024年の「Ulanzi 三脚」の検索は、+900%(10倍)以上に増加していました。

逆に、「Ulanzi 評判」といったネガティブな印象も受ける検索は、-90%と減少傾向。

このことから察するに、Ulanziの注目度は日本国内において増加傾向にあり、不安に思う声は減少しているように感じられます。

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とりあえず「サクラチェッカー」に通してみる

何はともあれ、Amazonレビューを100%信頼していいのかどうか、サクラチェッカーに通してみましょう。

サクラチェッカーの結果

サクラチェッカーにてサクラ度99%

ツールに通してみた結果、評価は☆1.71でサクラを使っている可能性は99%とのこと。

ラジカル

大企業とはいえ、サクラの可能性は高そうですね。

これについては受け止めましょう。

間違ってはいけないのが、99%のレビューがサクラな訳では無く、1件でもサクラレビューが含まれる可能性が高い。

という事ですね。

ラジカル

では、ここからはサクラレビューと中国企業についての関連について、解釈していきます。

本来であれば冒頭に説明する内容ですが、今回はここで触れてみますね。

中国ブランドを選ぶ上での注意点

当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。

そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。

  • 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
  • それでも流通コスト的にかなりお得な事
  • 性能レベルは高いものが多い事
ラジカル

これらは重要になってきます!

以下で中国系ブランドを選ぶ上での注意点を解説しますので、簡単に目を通して頂ければと思います。

メインの会社概要から知りたい方は、飛ばしてもらってもOKです!

  • 中国ブランドが安くて性能が良い理由
  • サクラレビューを頻繁に使う理由
  • なぜ、不備のある製品が多いのか?

ざっと目を通して頂ければ、まずこれらは理解できるかと思います。

中国製品が安い理由

Amazonで直接中国工場から配送している

一番大きい理由がここに詰まっています。

ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。

日本企業の場合:受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者

こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。

一方中国のこういった謎ブランドは

中華ブランド:自社工場→Amazon→消費者

終わりです!

Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。

ラジカル

工場から直接発送ですね。

元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。

だから極限まで安いです。

日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。

ラジカル

コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。

自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。

一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。

製品トラブルの割合

基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。

ラジカル

自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。

日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。

日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。

ラジカル

検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。

そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。

ここがリスクと手間になってきます。

中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。

ラジカル

Ulanziについては日本法人があるので、この点は安心ですね。

性能が高い

中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。

基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。

信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。

ラジカル

中国について知っていくと、確かに驚異的です。

Ulanziのコスパが良いのは有名ですね。

レビューの取り扱い

中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。

自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。

ラジカル

だからサクラレビューを使いますね。

そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。

メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。

サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。

ラジカル

だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。

一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。

ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。

サクラレビューはどんなものか?
  1. レビューバイト
  2. 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
  3. ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
  4. 製品提供に対して自由なレビューを求める

ざっとこんな感じです。

結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。

ラジカル

ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、

なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。

サクラチェッカーで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。

当サイトではサクラチェッカーを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。

ラジカル

コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!

とまあ、いつもの内容にUlanzi版の脚色をした感じでした。

中国企業の製品を好んで扱う僕から一言いわせて頂くと、確かに安定はしないがコスパは良い!

こんな感じですね。

比較されがちなのはマンフロットやピークデザイン辺りですね。

マンフロットと比べると、同価格帯でアルミからカーボンにグレードアップ可能

ピークデザインと比べると、確かに軽さやサイズはPDの方が良いけれど、コスパ的にUlanziは破格。

といった住み分けが出来ていますよね。

ラジカル

フルサイズカメラへの投資がしんどかったから、三脚はUlanziじゃないと無理だよ!!

みたいなユーザーが、Ulanziにちゃんと流れている印象を受けますね。

なお、僕は中古のベルボンカーボン三脚を3万円で買いましたが、1年でちゃんと割れました(笑)

余談でした。

ここからユーザーの反応なんかを見ていきますね。

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【Xの意見】Ulanziの三脚の評判

https://twitter.com/Masunosuke_SCR/status/1823653137741439022

やはり、PDと比較されることが多いですね。

半値以下というのはデカいです。

https://twitter.com/hidetoshitwitt/status/1822749547132858517

もちろんアルカスイス互換もあるので、この辺りはグローバル展開した企業のうま味でもありますね。

装着感とかも良さそうです。

どうやら製品提供も積極的に行って、布教活動をしているようです。

中国企業はこうした一般ユーザーに製品を届けることで、多くのユーザーに親しみやすい意見を与えようとします。

もちろんこれには製品力が伴ってこそなので、製品提供を行う企業の多くが、意外とちゃんと良かったりするものですね。

ラジカル

Ulanziではないですが、個人的にも製品は提供して頂くことがあります。

マンフロットのように、小型製品の三脚なども扱っています。

価格に対する質感はかなり良く、Amazonの1000円くらいの安三脚を買うくらいなら、Ulanziに4000円出そうぜ。

と感じますね。

登山は装備にお金がかかる趣味ですし、傷をつけたりすることも多いです。

こういった時、安価で程よく軽くてカーボンを扱っている、Ulanziは実に丁度良いんだと思います(笑)

ラジカル

僕も積極的に登山はするので、気持ちはよく分かりますね。

とまあ、Ulanziは主に「ガジェット系ユーザー」や「アウトドアユーザー」からの支持率が高い印象でした。

恐らく本気のカメラ屋さんはVelbon・GITZO・Leofoto・SLIK辺りの老舗に集まるものと思われますね。

お金があるアウトドアユーザーはピークデザインに。

丁度そのはざま、コスパ重視のユーザーなんかに、Ulanziは刺さっている印象を受けましたね。

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