結論から申しますが、Moon Lenceは中国のブランドです。
聞きなれない名前でしたか??
僕は中華アウトドアブランドが好きですし、Moom Lenceも好んで使います!
量産型キャンプギアに良くありがちな製品をメインにラインナップしながらも
微妙に欲しい、使い勝手の良さそうな製品を、他社よりコスパ良く作っている中華アウトドアブランドですね。
だいたい「キャリーワゴン」「テーブル」「チェア」辺りがメインで、無機質な黒が特徴。
- 決して攻めない
- 難しいものは作らない
- 無機質で主張しない
- 普通に使いやすい
とまあ、無難な所を10年ひた走って来たMoom Lenceは、似たような製品ばかりながらにパクリの印象も少ないです。
ロゴも控えめ、デザインも程よい。
悪いウワサも立ちづらく、極めて穏便な運営を細々と続ける、コスパで選ぶなら最有力候補のアウトドア中華ブランド。
こんな感じでしょうか(笑)
僕も友人も好んで使っています!
僕がMoon Lenceを認知したのは確か結構前で、2017年くらいだった気がします。
その頃からMoon Lenceはコスパは良かったのですが、今の方が完成度は上げている気がします。
「サクラも使っているいつもの中華ブランドだけど、案外悪くねーぞ」っていう話が出来たらと思います。
このサイトは主に中国系の謎ブランドの評判を調べるのですが、僕個人としてはアウトドアがかなり好きです。
別ブログではありますが、中国系アウトドアの謎ブランドも良く調べているので、これ系には結構詳しい自信がありますね!
アウトドアは思いのほか専門ですので!
- アウトドア用品がほぼ中国で製造されてきた歴史
- 同程度の製品力でコスパが良いのは何故?
- サクラレビューを気にしないで良い訳
こんなことも含めて、今回の謎ブランドに合わせて考察が出来ればと思います!
なお、中国ブランドは割引対象になることがあるので、セール情報はチェックすることをおすすめします。
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【おすすめ】サクラレビューに過敏にならないで!!
ちょっとだけ前置きをさせてください。
当サイトでは、一応はサクラチェッカーも後半に使っています(信憑性がある前提で)。
ですが、あくまで注意喚起の役割に留めています。
というのも、本当に良い中国ブランドはXだけで本当の口コミや傾向が分かるから。
そして、その良いブランドを扱う企業ですら、ほとんどがサクラチェッカーに引っかかる(サクラの可能性有)ためです。
これにはマーケティング的な訳があります。
サクラレビュー及びサクラチェッカーの結果に過敏になると、本当にコスパの良いおすすめ中国ブランドを見逃します。
勿論気を付けた方が良い「カスブランド」があるのも事実なのですが、上手な選び方とサクラを扱う理由は最後にちゃんと説明しています!
いやほんと、中国のアウトドアブランドをサクラチェッカーだけで判断するのとか、勿体ないから!
てなわけで!
今回の「謎ブランド」がどんなブランドか?
一緒に見ていきましょう!
- 趣味とWebに生きている
- 心理学を勉強しています
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】Moon Lenceはどこの国のブランド?
「サクラレビューに過敏にならないで」と言った以上、無責任なことは言えません。
これから今回のブランドについて所在や知名度をざっくり考察するので、皆さんも判断してみてください!
商標 | MOON LENCE |
呼称 | ムーンレンス,オーンレンス,ムーン,レンス |
権利者 | 杭州極幻貿易有限公司 |
所在 | 中華人民共和国 |
Moon Lenceはどこの国のブランドかといいますと、特許情報により中国のブランドという事が分かります。
おおむね予想通りですが、ひとまず所在が分かって一安心。
ここからは、
- 自社にちゃんとプライドのあるブランドか?
- その他本当の意味での謎ブランドなのか?
というのをチェックしたいと思います。
- 自社HPがあるか?(ある場合はそれなりにちゃんとしている場合が多い)
- ない場合、Amazon公式ストアがあるか?
- 市場規模は大きいか?
- 創立から数年以上経過しているか?
中国ブランドとはいえ、21世紀初期に沢山のブランドが創立しました。
ですので、僕たちがチェックしたいのは、生き残りをかけて頑張っている中国謎ブランドを見分けること。
上記のチェックポイントがクリアできれば、おおむね買うに値する中国ブランドであることがほとんどです。
逆に言えば、所在が分からないブランドは謎が多いです。
中には安価な製品を適当に売りさばき、1~2年で消え去るいわば「捨て駒」みたいなブランド名もあることに注意。
我々は、それらを除外すればおおむねOKですね。
市場規模や活動内容
公式サイトは無い感じですが、Amazonに公式ストアは用意されています。
Moon Lenceの創立は2014年とのことですが、僕が認知したのはキャンプブームちょっと前の、2017年くらいだったはず。
友達がアルミテーブルを使っていて、なんと使いやすいのか!と思いましたね(笑)
これの3つセットのヤツですね。
中華ブランドといえど10年は続いていますし、Moon Lenceはそこそこ頑張っている中堅ブランドという立ち位置。
ちなみにですが、2005~2015年あたりは中国から多くのブランドが創立したラッシュシーズン。
Moon Lenceも同期達が多い世代ですね。
- Anker:2011年
- DJI:2006年
- Insta360:2015年
- Xiaomi:2010年
- ネイチャーハイク:2010年
- 3F UL GEAR:2009年
これ以外にもいろいろありますが、中国の聞いたことあるような無いようなブランド、だいたい2005~2015年くらいです。
ワンピースで言う最悪の世代みたいな?
とにかく、Moon Lenceは適当なブランドでは無いのは確かです。
楽天市場でも公式ストアにはしているようですが、Moom LenceはAmazonをメインに販売しているようですね。
Amazon売れ筋ランキング
2024年9月時点のアウトドアテーブルのAmazon売れ筋ランキングでは、Moon Lenceは3位と5位の所にいました。
そりゃあれ、使いやすいですもの。
その他
この辺りでもランクインしているので、さすが我らMoon Lenceです、程よく色々売っている感じですね。
ただしこちらは1時間ごとに更新があるので、順位は結構バラつきがあることに留意したいです。
Moom Lenceの注目度
2023年比較で2024年の「moon lence」の検索は、大きな増減なし。
ですが、全体的には検索数は落としているので、キャンプブーム下火と共に注目度は下がっている感じですね。
そもそもMoom Lenceはキャンプ界隈である程度の信頼性を確保していました。
そう考えると、今人気が落ちているというより、元々安定していた(キャンプブームに左右されている)だけと考えると妥当かも。
まあ、こんな感じです。
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【とにかくコスパ】Moom Lenceの立ち位置
キャンプギアオタク的な立場から、Moom Lenceの印象を話してみますね。
数ある中国アウトドアブランドを見てきた僕ですが、Moom Lenceのイメージはとにかくコスパ重視。
それも
- 決して攻めない
- 難しいものは作らない
- 無機質で主張しない
- 普通に使いやすい
こんな感じで、攻めないスタイルながらもちゃんと使いやすいギアを作っている印象ですね。
ラインナップは以下の感じ↓
超オーソドックスな、よくあるチェア。
ニセノックスとして、僕の友達はずっと使っています(笑)
これまた僕の友達が買ってきた、普通に超使いやすかったスタンド。
構造もクソ簡単です。
おそらく非常に息の長い、Moom Lenceの主力製品のアルミテーブル。
マジで使いやすい。
おそらくロゴスとかコールマンと品質は同等であろう、キャリーワゴン。
こちらもMoom Lenceらしい無機質なカラーリング。
とまあ、Moom Lenceは決して冒険しない中華ブランドって感じですね。
パクられて当たり前みたいな製品を同じく作っているので、Soomloomみたいにパクリ判定も受けづらい立場(笑)
他のカッコいいギアに憧れて、攻めたパクリデザインもしないのが、Moom Lenceの穏便さ。
ですが、最近ちょっとだけ高級感を出してきている辺りは、乗っかろうとしている感じは受け取れますね。
中国版モザンビークみたいなラインナップには、ちょっと憧れがあるのかも?
いずれにせよ、コット・チェア・ワゴン・テーブルあたりをコスパ中華ブランドで選びたい場合、Moom Lenceは結構適任ですね。
無機質でロゴもそんなに主張しないですし。
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では、品質が悪くないのか?
みたいな声がありそうなので、それについてこれから触れていこうかと思います↓
基本的にアウトドア製品は「中国製造」
ほとんどのアウトドア製品は中国製造です。
コスパで有名なハイランダーしかり
古参のロゴスにしかり。
ここ数年でアウトドア市場に参入した、ワークマンとかもそうですね。
全部中国製造です。
スノピテントも中国ですね。
一部金物なんかは、燕三条市とかは有名ですが。
↑そのほかのアウトドアブランドも、だいたい中国。
中国の工場から独立した
経緯を説明すると、20世紀頃から世界各国のメーカーが、中国に製造を委託しまくります。
人口多いし、安いし。
で、工場が乱立します。
最初はクソみたいな製品だったかもですが、そりゃあ何十年も続けば技術も、機械も、ノウハウも良くなります。
工場もあるし、独立した方がお金になるくない??
って思いますよね。
それで21世紀初期頃、おおむね2005年~2015年くらいでしょうか、力をつけた中国の工場が、独立してブランドを立ち上げました。
アウトドア用品の場合は下記のエリア
- 金物製造は「浙江省」
- 縫製で言えば「寧波市」
- ガジェット系なら「深圳市」
浙江省のアウトドアブランド→ALOCS
寧波市のアウトドアブランド→Naturehike
深圳市はほとんどのガジェット系ブランドがそうですね。
クオリティが高いブランドも
ごく一部ではありますが、クオリティがバカほど高い所もありまして、余裕で大手ブランド超えです。
とりわけアウトドアジャンルで言えば、「縫製」と「金物」のクオリティ水準は上がっています。
コスパが良い
後で詳しく解説しますが、中国アウトドアブランドは基本的に、中国工場からAmazon経由で直売スタイル。
余分をカットしているうえに、自社工場で自社製造。
デザインは弱模倣~ほぼ丸パクリなのは否めませんが、デザインと開発費にはコストがかかりません。
ゆえに、我ら購入者は安く買えるのです。
このやり方が気に入らない人以外は、ありがたく買うという人も多いですね。
ということで、大手国産ブランドや、古参の欧米諸国ブランド(ロゴスとかコールマンとか)よりも、一回り安い価格で同程度の製品を売っているわけです。
だから僕は、好んで中国の謎アウトドア用品を買っていますね。
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サクラレビューとか気にしなくても良いのか??
という声については、もう少し後半で解説しますね!!
まずは一般の口コミを見てみましょう!
【Xの意見】Moom Lenceの評判
前述のとおりMoom Lenceはランキング上位にもあるくらいなので、結構なユーザー数が居ます。
サクラレビュー云々とか気にしなくとも、Xで十分に口コミは取れますね。
こんな感じに。
悪いレビューはそうそう聞きませんね。
コスパも良いので、そこそこであることを理解できれば、かなり満足度は高いハズ。
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「サクラチェッカー」に通してみる
一番売れてそうな製品、注目度の高そうな製品を、サクラチェッカーにかけてみますよ。
どうせ今回も「サクラの可能性高し!」って出ますが(笑)
サクラチェッカーにてサクラ度99%
ツールに通してみた結果、評価は☆1.63でサクラを使っている可能性は99%とのこと。
いつも通りですね。
間違ってはいけないのが、99%のレビューがサクラな訳ではありません。
1件でもサクラレビューが含まれる可能性が高いよ。
という事なので、ほとんどがクリーンなレビューの場合もしばしば。
サクラチェッカーの結果が出たところで、中国ブランドを選ぶ上での注意点について触れます!
冒頭のサクラチェッカーとの向き合い方になるのですが、よければ最終評価の前に見ていってください!
今回の謎ブランドの総合評価を見たい場合は、リンクから飛ばしてください!
中国系ブランドを選ぶ上での注意点
当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意
この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。
工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。
コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。
自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。
検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。
そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。
中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。
だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。
だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。
ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラチェッカーで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラチェッカーを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。
コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!
【総合評価】Moom Lenceの評価
では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。
あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
パチモン中華アウトドアで選ぶなら、最有力候補だと思うよ
理由① 無機質で主張しないデザイン
黒を基調とし、ロゴも控えめ。
デザインも非常に安定なものを作っていますし、作りも組み立ても簡単。
扱いやすさとしても最高です。
無難どころを攻めるので、パクリ疑惑も起きにくい。
何かと悪い印象がとにかく少ない、隠れながらに良いブランドだと思っています。
理由② 10年続いている
謎中華ブランドは10年以上続いているブランドが多いですが、Moom Lenceも同じくですね。
1~3年くらいで消える謎中国ブランドもいるっちゃいるので、それじゃないだけでも買う価値があります。
クオリティも段々と上がっているので、ノウハウとか技術力も前より上がっていると思われます。
よほどブランドに気にしなければ、最有力候補ですね。
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