結論から申しますが、BiTECOOLは中国のブランドです。
おそらくは聞き覚えの無い、もしくは大手国内ブランドではないために、製品クオリティや安全性について心配に思い、当サイトに辿り着いたかと存じます。
まあ、よくある3~5万円クラスの、中華ノートPCですよね。
ここから評判や所在を調べたことを報告しますが、BiTECOOLは案外悪くは無さそうな中華ブランドに感じました。
というのも…
- WEY
- lzwcan
- bintec
- vetesa
- esbook
- SERYUB
- wey
- bitecool(今回)
これだけ中華の謎ノートPCブランドを調べてきた中では、BiTECOOLが一番期待できそうな感じではありました。
その他がカスでしたが(笑)
ただ、CHUWI辺りの方が中華ブランドでも知名度・報告数も多いので、そっちの方が安心ちゃ安心です。
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今回の「謎ブランド」がどんなブランドか?
一緒に見ていきましょう!
- 趣味とWebに生きている
- 心理学を勉強しています
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
中華ノートPC
個人的にいろんな中華製品を調べているのですが、全体的に中国謎ブランドのクオリティは確かに上がっています。
タブレット・ミニPC・スマホまでは、思ったより使えるというのが正しい感想でしょう。
ただ、ノートPCはまだまだ情報が安定しません。
ってことで、中華ノートPCの注意点を幾つか紹介。
Windowsライセンスは違法が多い
Windowsライセンスの問題ですが、ボリュームライセンスを採用していることが結構あるようですね。
これはちゃんと性能が良いミニPCもそうなのですが、コストカットのために実際はアウトなやり方をしています。
ライセンスについては、「ボリュームライセンス 中華」とかで検索すると出てきます。
Amazon出品があれば良い
なかなか無いですが、出品者がAmazonになっている方が安心。
というのも、、
性能全然ダメじゃねーか!!
ってなった際の返品対応が、Amazonじゃないと出品者によって対応が変わるので。
N100とかN95とかは◎
CPUがちゃんと本物が入っていたらの話ですが、N100とかN95とか、2023年以降のCPUが入っていればおおむね問題無いでしょう。
ただし、Celeronは要注意
中には評価が良いくせにCeleron2コアとかいうカッスみたいな性能の古いモデルも出てたりするので、注意してください。
古いCPUを搭載したノートPCばかりを扱う中国ブランドは、なんならジャンク品再利用みたいなウワサまであるので。
特にPC系はレビューに要注意
サクラレビューは当たり前
サクラについては最後の方に付けたしますが、中華ブランドはだいたいサクラを使っていると考えて良いです。
あとなぜか、ノートPCはサクラチェッカーが機能しない事が多いです。
なのでAmazonレビューは特にPC系は当てにしない方が良いのですが、カッスみたいな性能でも☆4とか☆5とかされてたりするので、2万とかで買って泣きを見るかも。
拝借しますが、こんな感じに。
コスパ・性能・バックドア等考えることがいっぱいある中華ノートPCですが、なるべく沢山情報を集めたいと思います。
ってことで、頑張ります。
【会社概要】BiTECOOLはどこの国のブランド?
「サクラレビューに過敏にならないで」と言った以上、無責任なことは言えません。
これから今回のブランドについて所在や知名度をざっくり考察するので、皆さんも判断してみてください!
出願日 | 令和3(2021)年 2月 2日 |
商標 | BiTECOOL |
呼称 | バイトクール,バイト,クール |
権利者 | 字節酷柏科技(深▲せん▼)有限公司 |
所在 | 中華人民共和国 |
BiTECOOLはどこの国のブランドかといいますと、特許情報により中国のブランドという事が分かります。
おおむね予想通りですが、ひとまず所在が分かって一安心。
ここからは、
- 自社にちゃんとプライドあるブランドか?
- その他本当の意味での謎ブランドなのか?
というのをチェックしたいと思います。
- 自社HPがある?(ある場合は割とgood!)
- ない場合、Amazon公式ストアはある?
- 市場規模は大きいか?
- 創立から数年以上経過しているか?
中国ブランドとはいえ、21世紀初期に沢山のブランドが創立しました。
ですので、僕たちがチェックしたいのは、生き残りをかけて頑張っている中国謎ブランドを見分けること。
上記のチェックポイントがクリアできれば、おおむね買うに値する中国ブランドであることがほとんど◎
逆に言えば、所在が分からないブランドは謎が多いです×
中には安価な製品を適当に売りさばき、1~2年で消え去るいわば「捨て駒」みたいなブランド名もあることに注意。
購入者側は、なんとしてもそのようなハズレを除外したいですね!
公式サイト・公式ストア
公式サイトは英語・ドル表示。
思ったよりちゃんとしていて、コラム記事なんかは月に数回は更新しているようです。
かなりマメですね。
市場ターゲットとしてはアメリカも視野に入れている感じで、コンセプトはかなり欧米風。
中華ブランドっぽさはあまり感じられませんね。
よくあるパターンですが、このタイプはある程度期待できそうな予感。
CHUWIほどはしっかりして居なさそうですが、適当な中華ブランドって程でも無さそうか。
保証ポリシーなんかもちゃんと書いてありました。
一方で、Amazon公式ストアは清々しい程にシンプルで、製品が分かりやすくなっていますね。
あか抜けた感じはします。
公式SNSは不在でした。
Amazon売れ筋ランキング
2024年9月時点のAmazonノートパソコン売れ筋ランキングでは、BiTECOOLは残念ながら圏外。
ただしこちらは1時間ごとに更新があるので、順位は結構バラつきがあることに留意したいですね。
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ここまでが概要、ここからは評判を集めてきます!
【Xの意見】BiTECOOLのノートパソコンの評判
この人のポストはかなり長かったのですが、要約してみます。
- USキーボード
- Type-C充電
- 色々とおかしい所はある(けど使用には問題無さそう?)
- コスパはかなり良い
いろいろ語っていましたが、悪くはないっぽいです。
Youtubeレビュー
Youtube埋め込み困難だったので、投稿主さんのXを載せさせてもらいました。
キーボードに電源ボタンがあるタイプっぽいですね。
N95搭載で、ちゃんと使う分には良さそう。
Xの報告数は少ないので、耐久性についての確率とかは割り出せないですが…
性能で考えると、その他の謎中華ノートPCよりはかなりいい部類な気がしました。
「サクラチェッカー」に通してみる
一番売れてそうな製品、注目度の高そうな製品を、サクラチェッカーにかけてみますよ。
サクラチェッカーにてサクラ度0%
ツールに通してみた結果、評価は☆4.39でサクラを使っている可能性は0%とのこと。
やっぱりサクラチェッカーには反応しませんね。
とは言え確かに、そもそものレビュー数が少ないですし、その他製品もレビュー一桁だったり。
そう考えると、本当にサクラレビューは使っていない?説も一応推しておきます。
ただ基本的に、僕は中華ブランド=サクラレビューがある(あっても良い製品は多いが)という考えです。
結局のところ、サクラチェッカーはあんまり気にしなくてもイイですね。
まあ、ちゃんとしたっぽい人の絶妙なレビューもちゃんとあるので、参考にはなると思います。
【総合評価】BiTECOOLの評価
では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。
あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
悪くは無いとは思うが…
公式サイトは結構しっかり
謎ノートPC中華ブランドは、適当なHPか無いかがほとんど。
BiTECOOLは思ったよりしっかりしていて、コンセプトから作りがちゃんと出来ていた気がしました。
一つ好印象。
ただし、報告数は少ない
YoutubeやXからの報告で、使えそうなのは分かりました。
ただし報告の絶対数が少ないので、故障のリスクや割合みたいのは統計出来そうにありません。
一応、不具合やぶっ壊れた報告は見つかりませんでした。
少数レビューでも散々なぶっ壊れ報告数の謎ブランドもあるので、割と良いのは良いのでしょう。
コストカットは感じる
N95搭載など、CPUや扱うスペックは誤りが無いと思います。
が、キーボードに電源ボタンがあったり、コストカットしている感じは見受けられますね。
中華ブランドの範疇ではありました。
CHUWI辺りの方がしっかりはしていそうだな、、、とは思います。
中国系ブランドを選ぶ上での注意点
当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意
この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。
工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。
コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。
自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。
検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。
そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。
中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。
だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。
だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。
ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラチェッカーで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラチェッカーを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。
コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!