何かとオーディオマニアからの知名度の高い、NICEHCKというイヤホン。


イヤホンもそうなのですが、ことリケーブルにおいて知名度が高い気がします。

ケーブルに取り組む時点で、かなり本気ブランドなのはうかがえますね。
今回はそんなNICEHCKについて
- NICEHCKはどこの国のブランドか?
- NICEHCKの評判をチェック
この流れで調査した内容を報告していきます!
当サイトの方針について
当サイトは中国系ブログの「良い面」と「悪い面」両方に着目します。そして多くのユーザーや自分自身の体験から、多くの意見を参考にして、包括的な視点で考察しています。



サクラレビューの結果等もちゃんと認識しつつ、先入観にとらわれない評価を心がけています。
- サイトの方針(なぜこのスタイルか?)
- 中国のブランドがなぜ安いか?
- サクラレビューはどこまで気にするべきか?
この辺りが気になる方は、下記ページにまとめてありますので、より理解を深めたい方はどうぞ!


- 謎中華ブランドは500以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 中国の友人が大手企業のマーケティング部
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】NICEHCKはどこの国のブランド?
商標 | NICEHCK |
呼称 | Nナイスエイチシイケイ,ナイスエッチシイケイ,ナイス,エイチシイケイ,エッチシイケイ |
権利者 | 深▲せん▼市華創可欣電子科技有限公司 |
所在 | 中華人民共和国 |
商標登録を確認してみたところ、所在は中華人民共和国。



ひとまずこれはいつも通り。
特許情報にてNICEHCKは中国のブランドという事が分かりましたが、これよりNICEHCKの評判や製品について調査していきます。
公式サイト・公式ストア


NICEHCKは公式サイトがあったので、ある程度大きな事業としてちゃんと運用しているようですね。
創立は2015年と書かれています。
画像データは一部崩れている感じを見ると、多くの中国ブランドと同じく、公式サイトではなくAmazon販売に力を入れているように伺えます。
といってもAmazon公式ストアも簡素な感じではあるかな↓
商品とユーザーの傾向
NICEHCKの製品は、有線イヤホンに特化しています。
特徴的な見た目もあって、音質を気にする人以外にも、見た目でこだわるユーザーも一定数いる印象でした。
- チタン合金
- アルミ
- 銅
- 銀メッキ
などなど、ケーブル素材にこだわった製品をリリースしていまして、ユーザーも数種類買って音の聞き比べなんかを積極的に行っています。
中にはXの文字数制限を限定解除し、見たことない長文レビューをしているユーザー様も居ました(笑)



NICEHCKはマニアックなユーザーのための、イヤホンリケーブルブランドのようですね。


Amazon売れ筋ランキング
2024年12月時点のイヤホン・ヘッドホン用延長リケーブルの売れ筋ランキングでは、NICEHCKは1位でしたね。


ちなみに僕が確認したときは、これが1位。



狭いジャンルだけあって、ランキングは上位ですね。
ただしこちらは1時間ごとに更新があるので、順位は結構バラつきがあることに留意したいです。
\ Amazonセール状況をチェック! /
\ クーポン情報もチェック! /
【Xの意見】NICEHCKの評判
NICEHCKはとにかくXでの報告数が多いです。
Xでブランド名入力検索すると、めちゃくちゃ出てくるので参考にしてみると良いと思います。



今回は幾つかピックアップしてみたものを、載せてみます!
このように、NICEHCKはマニアックなユーザーが多数報告しています。
中には7種類所持しているというユーザーも居まして、とりわけ音を気にする方にはリピーターが多いようです。



レビューも細かい!
2024年12月に調べましたが、上記の通り12月のレビューばかりでこの通り。
多分1年を通すと、ハンパ無いレビュー数になることでしょう…
それだけ人気のようですね。




Youtubeレビュー【案件】
Xのレビューで十分だろ、って思ったのですが、Youtuberさんのレビューを聞いてみても面白いですね。
僕はイヤホンにはこだわりはある程度ありますが、ケーブルにそこまで命は懸けません。
ただこのYoutuberさんの動画を見ていると、NICEHCKのケーブルを使ってみたいなと思わされました(笑)
「サクラチェッカー」に通してみる
一番売れてそうな製品、注目度の高そうな製品を、サクラチェッカーにかけてみます。
分析不可
ツールに通してみると、サクラ度は80%とか60%とか、分析不可とか出ます。
他の中華ブランドだとだいたい「99%危険」みたいに出ますが、NICEHCKは曖昧ですね。



まあ、いつも通りそんなに気にしなくても良いですね。
今回はXレビューやYoutubeレビューでNICEHCKの実績や評判は確保できているので、サクラチェッカーの使用は本当に目安にしています。


【総合評価】NICEHCKの評判


では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。



あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
僕も欲しくなった(笑)
2015年創立有線イヤホン専門ブランド
安いイヤホンを売るだけのブランドはありますし、Amazonの売れ行きはワイヤレスです。
その中でNICEHCKは、あえて有線イヤホンに特化し、素材にこだわった製品をリリースしています。
XやYoutubeでの評判は良さげ
XやYoutubeでは、信じられないレベルでレビューの報告数が多く、しかも良いです。
ユーザーも複数所持していることが多く、NICEHCKにはファンも多そうです。



レビューする人も、音質に本気でした。
良さげというか、かなり興味を持ってレビューを見れましたね。
僕自身も使ってみたくなるほどには、素材も音質も気になるNICEHCK。
コスパも良いので、気になった方は是非使ってみると良いと思います!




ここからはおまけ
中国系ブランドを選ぶ上での注意点


当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意



この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。



工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。



コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。



自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。



検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。



そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。



中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。



だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。



だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。



ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラチェッカーで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラチェッカーを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。



コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!