結論から申しますが、Lettopは日本企業がブランドとして扱う中国の製品。
聞き覚えの無いブランド名に、製品クオリティや安全性について心配な方も多いでしょう。
当サイトでは、「自分なら買うか?」という視点で、謎ブランドを調査しています!
ここから評判や所在を調べたことを報告しますが、Lettopは可もなく不可もなくな印象。
- 日本企業(ソウシア商事)がブランド展開
- 企業の所在や詳細はハッキリ明記されている(ここは好印象)
- その他モバイルバッテリーのブランドも展開している(そっちも微妙)
- Xでのレビューは少ない
- ランキングは圏外
- 別に特徴のある製品ではない
- 特別格安というわけでもない
日本企業ということであまり悪くは言いたくないのですが、個人的にはそこまで魅力は感じませんでした(あくまで個人的)。
モバイルバッテリーは他にも選択肢が多くありますので、僕ならランキングから安くて良さげなのを買います。
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【重要】サクラレビューとの向き合い方
当サイトでは謎ブランドを評価する際に、サクラレビューの有無も確認します。
が、皆さんにはサクラの有無だけに過敏になって頂きたくありません。
理由は幾つかありますが
- ほとんどの中国ブランドがサクラを用いる
- 実際に良い製品もかなり多い
- もちろん悪いブランドもある
- マーケティングの観点で考えると仕方がない
- 日本のベンチャー企業も活用する
こんな所ですね。
中国ブランドは良い企業・悪い企業含めて、ほぼ99%がサクラレビューを活用します。
馬鹿正直に活用しないと、Amazonレビューが手に入りづらく、上位表示されないので売れません。
マーケティング戦略として、効率が良いから仕方なくサクラを一部用いるブランドがある事を、認知して頂ければと思います!
中国企業で働く、マーケターの友人も言っていました!
詳しくは下記で解説しています↓
サクラレビューの有無に依存しない評価として、当サイトではXなどの情報収集も行います。
もちろん粗悪なブランドも未だ残っていますので、皆さんも一緒に考えてみましょう!
ほんと、サクラチェッカーの結果だけで否定することは浅はかだし勿体ないですよ…
特に中国ガジェットとアウトドア用品とか、良いのいっぱいあるから。
てなわけで!
今回の「謎ブランド」がどんなブランドか?
一緒に見ていきましょう!
- 趣味とWebに生きている
- 心理学を勉強しています
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】Lettopはどこの国のブランド?
出願日 | 令和1(2019)年 6月 13日 |
商標 | Lettop |
呼称 | レットトップ |
権利者 | 竹松 正人 |
所在 | 大阪府豊中市 |
出願日 | 令和2(2020)年 10月 20日 |
商標 | Lettop |
呼称 | レットトップ |
権利者 | ソウシア商事株式会社 |
所在 | 埼玉県川口市 |
Lettopはどこの国のブランドかといいますと、特許情報により日本のブランドという事が分かります。
珍しく中国では無かったのですが、商標登録が二つ見つかったのは謎。
いつもはこんな事ありません。
一応、ソウシア商事の方が新しく商標出願されていますね。
上記製品の販売元をAmazonで辿ると、Mahhappという出品者情報に。
販売元住所は埼玉県川口市となっていたので、ソウシア商事の方で考えて良いかと思われますね。
…、
ソウシア商事??
聞いたことがありましたので、ソウシア商事で逆検索をかけてみました。
- KYOKA
- TSUNEO
- Lettop
どうやらソウシア商事はその他にも2つブランドを所持して居まして、どれもモバイル周辺ガジェットを扱っているようです。
KYOKAは過去に調べていました。
前にも調べた、ソウシア商事の実態についてを軽く紹介します。
ソウシア商事ではどうやら、中国工場とユーザーの中間業者のような立場のようですね。
因みにKYOKAモバイルバッテリーのAmazonの出品者情報を見ると、販売業者はzhong shan shi pu bo mao yi shang hangとなっていました。
上杭県は中華人民共和国福建省竜岩市に位置する県ですね。
Lettopの販売元は埼玉県ですが、KYOKAは中国から直送のようです。
まあ、ソウシア商事もちゃんと明記しているので、Lettopの製品そのものは中国の工場で作られたものと考えるのが妥当でしょう。
公式サイト・公式ストア
公式サイトはありませんが、LettopのAmazon公式ストアならあります。
簡素な作り。
その他、特にSNSでの活動などは見えません。
Amazon売れ筋ランキング
2024年12月時点のモバイルバッテリーAmazon売れ筋ランキングでは、Lettop製品はランクインせず。
ただしこちらは1時間ごとに更新があるので、順位は結構バラつきがあることに留意したいですね。
Lettopの注目度
2023年比較で2024年の「lettop」の検索は、前年比で特に大きな増減はありませんでした。
検索数は安定している模様。
Lettopの製品
lettopの製品は、おおむね充電器とモバイルバッテリーです。
良くありがちな
基本的にはモバイルバッテリーが検索数も多く、売れている感じ。
レビュー数を見る感じ、ぼちぼちと言ったところでしょうか。
最近流行りの窒素ガリウム採用充電器も扱っている模様。
それなりにいいお値段します。
中国の工場でも、窒素ガリウムを採用する電子機器が流行り始めた、普及し始めたのかな?
流石に40000mAhで440gのこの子はちょっと怪しい気もします。
レビュー数も少ないので、多分あまり売れていない。
【Xの意見】Lettopの評判
早いとレビューはありました。
ただこちらのブロガーさん、詳しくは無さそうなので、Type-AとType-Cの違いで充電の早さを感じている可能性もあります。
何とも言えません。
とまあ、使っている人の報告はぽつぽつ見かけますが、そこまで多い訳では無さそう。
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Youtubeレビュー
Youtubeに無いかと探したところ、ソウシア商事公式動画がありました。
その他からのレビューは無いので、性能評価は見えません。
「サクラチェッカー」に通してみる
一番売れてそうな製品、注目度の高そうな製品を、サクラチェッカーにかけてみますよ。
サクラチェッカーにてサクラ度99%
ツールに通してみた結果、評価は☆1.56でサクラを使っている可能性は99%とのこと。
いつも通りですね。
ただ今回は中国企業ではなく、日本企業が扱っているので、サクラを行っているかどうかは個人的に疑っています。
ですが、サクラチェッカーはそう判断しました。
あと間違ってはいけないのが、99%のレビューがサクラな訳ではありません。
1件でもサクラレビューが含まれる可能性が高いよ、ということ。
とりあえずAmazonレビューは疑ってみてもイイかも。
【総合評価】Lettopの評価
では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。
あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
なんとも言えない
日本企業が扱う中国ガジェットという事で、中国そのものブランドよりは連絡手段的にはメリットがありそう。
ソウシア商事さんはYoutubeとかもやっているので、実態としては取れています。
ただ、モノが良いかと言われると別にそんな感じはせず、モバイルバッテリーや充電器も良くある中国ガジェット。
特別メリットがある製品というわけでも無く、普通の中華ガジェットに感じました。
あと、Xでレビューが多く拾えないのも材料。
普通に使えるっぽいですが。
中国ブランドよりもやや割高な気がするので、個人的にはAmazonランキングなどから普通に探すかな…
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中国系ブランドを選ぶ上での注意点
当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意
この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。
工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。
コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。
自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。
検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。
そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。
中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。
だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。
だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。
ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラチェッカーで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラチェッカーを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。
コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!