Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング。
ECサイトで買い物をするとき、最近目につく「良く分からない名前のブランド」

今回はUMIDIGIという謎ブランドですね。
UMIDIGIと言えば、格安スマホとして良くも悪くも知名度が高い感じ。
というか、検索履歴が「買ってはいけない」や「壊れやすい」など、やや荒れ気味。


おおよそこんな感じの製品が目に付くはず。
聞き覚えの無いブランド名に、製品クオリティや安全性について心配な方も多いでしょう。
結論UMIDIGIは中国のブランドなのですが、結局重要なのはみんな多分これ↓
製品の評判がちゃんとよいか?
って事。



安くて良さそうだから、評判さえ良ければ僕らは何でも良い!(笑)
当サイトでは、こうした謎ブランドの会社概要や評判について調査するのですが、以下二点を気にかけます。
- 実際の購入者からのレビュー
- 企業の規模感やサポート対応
- 自分なら買うか?という視点



特に③は重視しますね。
これ系の謎ブランドを購入するにあたって大切な考えだと思うで、冒頭にて少し触れさせていただきます。
こういった市場調査系まとめサイトやブログの流れとしては、下記のどっちかに結論づけられることがしばしば。
今回の製品はサクラレビューの可能性が高いのでダメです!
今回の企業はしっかり本社もあるので安心です!
みたいに、どっちかに結論振り切って決めつけるところが多い気がする。



これは無理がある気がするなぁ、、
ちなみにですが、割と良い中華ブランドも企業も、サクラレビューは頻繁に活用しています。
すげー良い中華ブランドもあるし、良いとされてた製品でハズレを引いている人も居るし。
みたいな経験をされた方や、納得できる方は多いかと。
メリットとリスクがさじ加減で混ざり合っている感じ、ですね。
国産ブランドで丁度良い塩梅のが無いから、Amazonで謎ブランドを見ているだけの我ら一般人。
僕たちははなるべく安くてイイモノが買えればそれでOKなのですよ。



要は、アタリの中華ブランドでコスパ良く済ませたい!
ってことで、今回の謎ブランドも報告しつつ、他の類似中華ブランドと比べて買う価値がありそうか?
みたいな事も後半に報告しつつ、すべて含めてまとめていきます!
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では参りましょう!


- 謎中華ブランドは500以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 中国の友人が大手企業のマーケティング部
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
↑このへんも気が向いたら見ていってください^^
サクラレビューの有無
多くの方かAmazonからきていると思うので、とりあえずレビューの信頼性を見ておきます。
中華ブランドはサクラレビューが当たり前のように行われるので、これは見ておきたいですね。



レビューに信頼性があれば、Amazon評価を見れば良いだけです!


判定にはサクラレビューの判定ツールである「FACASPOT」を使用して、サクラレビューが含まれる可能性をABCDEF評価で判定してもらいます。
ちなみに前まで別のツールにお世話になっていましたが、結果が極端な感じなので海外のツールに変えました。


レビュー数の多いものを解析に用いてみました。
FACESPOTでA~F判定



結果にばらつきがありました…
A判定の製品もあれば、F判定のものもある感じ。
まあ、中国ブランドはサクラレビューを良く使うので、Amazonレビューは基本疑ってかかると良いでしょう。
事情とかその辺、詳しくは下記で解説しています↓


Amazonレビューは☆1~4辺りをまんべんなくチェックして、本物っぽいのをじっくり参考にするとよいでしょう。



ツールの結果を見たところで、会社概要に移ります!
【会社概要】UMIDIGIはどこの国のブランド?


では本題のタイトル回収としまして、会社概要をざっとまとめてみます。
商標 | UMIDIGI |
呼称 | ユミデジ,ユミディジ,ウミデジ,ウミディジ |
権利者 | 深セン可為創想智能科技有限公司 |
所在 | 中華人民共和国 |
UMIDIGIはどこの国のブランドかといいますと、特許情報により中国のブランドという事が分かります。



いつも通り中国でしたね。
公式サイトに情報がある場合は参考にしますが、無い場合は商標登録から創立国と権利者くらいは割り出せますね。
続いてはブランドの規模感を見たいのですが、チェックしておきたい項目は幾つかあります。
- 自社HPの存在はあるか?(ある場合はそのクオリティ)
- サポート体勢の有無
- SNS運用と存在(フォロワー数や活動頻度)
- 公式の活動実績(社会貢献やメーカー責任)
公式HPがある企業はそれなりに頑張っている事が多いです。
が、あっても簡易的だったり書体がおかしかったりすると、運営としては雑そうな事も多め。



この辺りはどうしてもさじ加減ですね。
SNSフォロワー数も、実態のあるブランドとして重視したいですね。
そのほか公式HPに社会活動内容があったり、コラム記事があったり、寄付活動、SDGsへの取り組みなどなど、、、
この辺りが書いてある場合はほぼ無いですが、内容が充実していれば企業規模感や余裕としてはgood◎
色々綺麗にまとめられている場合は、企業として割と本気だし、従業員数やサポート体勢も充実していることが多いかな。



この辺で好印象を受けたブランドは、たいてい評判が良いですね。
あとはライバル企業との相対的な規模感なのですが、市場によってまちまちなのでその辺は後半で触れていきます。
では一個ずつ見ていきましょう。
市場の規模感
今回のブランドの製品ジャンルはスマホなので、結構大きいです。
Xiaomi・OPPO・HUAWEIといった競合ひしめくジャンルなので、SNSフォロワー数なんかはチェックしておきたいですね。
公式サイト・公式ストア
UMIDIGIの公式サイトは発見。
創立はどうやら2012年っぽいですね。



所在や活動なんかは割と見えてきます。
AmazonのUMIDIGI公式ストアはこちらにありますので、製品ラインナップを見るならこっちの方が分かりやすいと思います。
公式SNS
公式SNSは、Xが1.2万人フォロワー(2025年1月時点)。
ちなみにライバルXiaomiは400万とかなので、規模感は全然違いますね。
Amazon売れ筋ランキング
2025年1月時点のAmazon携帯電話・スマートフォン本体の売れ筋ランキングでは、UMIDIGIの製品はランク外。
とはいえランキングは中古が上の方に来ているので、あんまり参考にはならないかも。
目安ですね。
UMIDIGIの注目度
2023年比較で2024年の「UMIDIGI」の検索は、前年比で半分程度に減少しています。
減少傾向なのは珍しいね。



この辺りは市場全体の動向にもよるので、参考までに。
ではここから、実際の使用者の声を拾っていきます。
UMIDIGIのスマホは買ってはいけない?
UMIDIGIと検索して出てくるキーワードで、ひときわ目立つのが「UMIDIGI 買ってはいけない」という検索。
気になったのでXにて調査。
どうやらUMIDIGIのF2というスマホに関して、2019年~2020年にかけて荒れている感じですね。



おそらく理由がほとんどこのF2にありそう。
YoutuberのトーマスガジェマガさんのYoutubeで、あまりおすすめしていない感じでした。
とまあ、2019年~2020年報告にて、UMIDIGIのスマホは買ってはいけないという報告が散見されました。



やっぱり2020年頃に話題な感じですね。
とまあこんな感じに、一昔前に国内における評判をめっちゃ落とした印象。
2018年までは評価が良いというか、注目がグッと集まった感じのようです。
一方で、壊れやすいという意見に関しては、USB端子が壊れやすいという情報も。
とこんな感じに、「UMIDIGI 壊れやすい」と検索したら、USB端子の事が良く言われていました。



といっても、これも2020年までの投稿がほとんど。
改善していることを願います。
こんな意見も少数ながら、一応ありました。
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【Xの意見】UMIDIGIの評判
評判に関しては、Xで調べれば素直な意見が沢山出てくるのでおすすめ。
今回は「UMIDIGI 評判」と入力して幾つか見てみました。



以下、今回のブランドの評判です!
ざっと、7割は評判悪め。
良いという人も居ますが、報告はおおよそ2020年まででとどまっています。
やはり古い。
新しい報告では、評判が回復していないか見てみたのですが、2023年以降もあまり良くなさそう。
一方で、悪くなかったとのレビューも多少なりあります。
が、2019年頃の悪評はやっぱり足を引っ張っている感じで、多くの中華ブランドが定評を獲得している中、UMIDIGIはちょっと苦しいかんじかな?
他に選択肢も増えてきたので、卒業するという方も。



うーん、悲しい(笑)
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Youtubeレビュー
例のYoutubeさん。
有名なので声が大きいのもあって、ブランドの評判を大きく左右しますね。
一方で、まだまだ案件は行っている模様。
2024年もタイアップはされていました/
特に悪い印象は受けませんでしたがね。かありましたので、参考にしてみてもいいかもしれません。
他に類似ブランドは??
今回のブランド評価は何か微妙だったので、他に良いブランドは無いんか?って感じですよね。
ってことで、Amazonで類似ブランドを物色してみました。
Amazon検索上位で探すと、お金を払って上位表示してもらうやつ(スポンサーと表示)だったりするので、必ずしも人気っていうわけでも無いです。



Amazonスポンサーブランド広告ってやつですね。


この辺りも含めて、個人的にピックアップしてみたので、良ければ参考にどうぞ。



いろいろ見てきた僕なりの視点で見繕いました。
Xiaomi | HUAWEI | Motorola | OPPO | |
---|---|---|---|---|
価格帯 | ||||
知名度 | ||||
検索数 | ||||
Xフォロワー | 439.9万 | 1041.8万 | 16.5万 | 112.7万 |
Xiaomi


つまらないですが、結局中華ならXiaomiが安定ですね。
HUAWEI


HUAWEIもとやかく言われることは多いですが、業界や製品の信頼度としては高め。



貿易戦争でアメリカに規制されがちですが(笑)
Motorola


モトローラは日本公式アカウントでも15万フォロワーあるので、コッチの方がUMIDIGIよりは知名度的にも高そう。



スマホだとこの辺りが上位かなー、
この辺りから、イイ感じにタイムセールしているブランドを狙うのが吉。
【総合評価】UMIDIGIの評価


では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。



あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
総合評価
あまりいいウワサは聞きませんね。
2020年頃にかけて悪評が立ってしまったUMIDIGIですが、今も販売や製品の更新は続けている感じ。
案件も頑張っていますし、現在の製品評価は悪くなさそうなのですが、どうしても日本における評価は落ちたまま回復しきれていない印象。
心機一転頑張っている可能性はありますし、それにかけてみてもイイのですが、いかんせんリスキーかもしれません。



他にも良い中華スマホは出てきているので、UMIDIGIにこだわる必要は無いのかもしれません。
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ここからはおまけなので、気になった人は良ければみていってください^^
中国系ブランドを選ぶ上での注意点


当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意



この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。



工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。



コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。



自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。



検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。



そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。



中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。



だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。



だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。



ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラレビューツールで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラレビューツールを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。



コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!