Amazonで見かけた、サイコンのCOOSPOという謎ブランドが気になりました。
サイコンといえばキャットアイというイメージがありますが、あちらは日本の企業のブランドです。

量販店だとキャットアイばかりですが、Amazonでは選択肢が広がります。
僕もロードバイクを持っていますし、自転車で日本一周とかしていたので、めっちゃ見ました。
ていうか僕もキャットアイ使ってた。


さて、そんなCOOSPOのメリットとするならば、「ワイヤレス・充電式・GPS搭載」と、機能モリモリなこと。



このセットは、キャットアイだと1万円はしまっせ、、、
これで機能が正確であれば、正直COOSPOで即決できるレベルには安いです。
- 前半ではCOOSPOについての会社概要をまとめ。
- 中盤ではユーザーからの評判をまとめ。
この流れで調査していきますので、よければ最後までご覧ください!


- 謎中華ブランドは1000以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 日本向けの中国ブランドのチームでHP作成担当
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
- 自己紹介とサイトについてもよければ見て!
COOSPOについてざっとまとめ
まずはざっくり、今回のブランドについてまとめてみます。
- 中国の企業で創立は2019年
- Amazonランキングはキャットアイを置いて1位
- XOSSと並んで中国のスタートアップ企業的立ち位置
- シンプルでコスパが良い
- ユーザー評価は良好
- Instagramフォロワー9060人(2025.7/25時)
中国のスタートアップ企業的な部類で、2019年以降に登録以来、コスパの良い製品を中心に人気を伸ばしている感じでしたね。



XOSSよりちょっと売れている、同じくコスパ系サイコンって感じ。
出願日 | 令和1(2019)年 7月 4日 |
商標 | CooSpo |
呼称 | クースポ |
権利者 | シェンツェン・クースポ・テック・カンパニー・リミテッド |
所在 | 中華人民共和国 |
商標はこの通り、中国所在のブランド。
COOSPOの公式サイトはシンプル
Xでの報告数も多数あり、コスパで選びたいならCOOSPOはアリよりのアリかと。



GPS・防水・Type-C充電・ワイヤレス全部そろってこれですからね。
なお、GPS確認はスマホ連携で。
一番売れているのはコレ↓


とはいえ、Amazon楽天にはサイコンを販売するブランドが他にもあるので、下記まとめからじっくり考えるのもアリです。
より格上のiGPSPORTとかもあるので。



それぞれのブランド特徴や評判を調べたので、よければ見ていってください!
- Bryton
- COOSPO(今回のブランド!)
- XOSS
- iGPSPORT
- COROS
- CYCPLUS
なお、キャットアイはどこでも見ますし、特に際立てて紹介することも無かろうと思いましたので割愛。



今回のも紹介しているので、よければ他社比較としても参考にどうぞ!
サイコンのブランド
Bryton
ブライトンは台湾のメーカーで、GPSをメイン事業とする、元カーナビなどを扱っていた社員の独立ブランド。
と言う事で、GPSの評判も精度も評判上々。


人気モデルはこれで、Amazonランキングも常に上位。
GPS内蔵の高価格帯モデルで言えば一番売れているのではないかな。


次に売れているのが、タッチスクリーン・カラーモニターの高級仕様。
SEと通常版があって、SEの方が廉価。
とはいえ高い。
世界中のチャリ生産を請け負う台湾ですし、半導体も強い台湾です。
高いですが、サイコンとしてもグレード最上位ブランドとして、まあ間違いないですね。
COOSPO
ネット販売においては、キャットアイを抑えてNo.1人気なのが、COOSPOという中国のブランド。
現在売れているのはコレ↓


Amazonの売れ筋ランキングNo.1でした。
人気の理由はおおよそ予想が付きまして、GPS搭載・Type-C充電・コスパという、3拍子揃った神仕様。



キャットアイのこの値段はコイン電池ですからねぇ、、、
いつまでコイン電池やっているんだ。
とは思いますが。


売れ筋はコスパ~中価格帯モデルですが、この価格でGPSまでついている(スマホ連携で表示)ってのはマジで凄い。
評判もよろしく、使用者も増加中。
当然ながら、キャットアイからの乗り換えユーザーについても、おそらく激増していると思われ。
日本企業は頑張らないと、まじで中国ブランドに抜かされますね。



初心者におすすめするならCOOSPOかなーって感じ。
ブランド創立は2019年と、下記のXOSSとほぼ同等。
公式Instagramフォロワー数は9000↑と結構認知もあり、伸びてくると思います。
XOSS
COOSPOに続いて、コスパ系GPS搭載サイコンで売れているのが、XOSS。


一番売れていたのがこれで、Amazonランキング5位。
XOSSも若き中国ブランドで、アプリから入った模様。
ブランド創立は2020年っぽい。
公式Instagramもあって、フォロワー数多数。
ちなみにフォロワー数はCOOSPOの方がちょっと多い。
こちらも伸びてくるブランドでしょう。
安さが売りとあって、キャットアイからの乗り換えも多数。
しかし、やっぱり安さゆえの脆さや接続不良の報告も聞かれ、XOSS→iGPSPORT(後述)への乗り換え者も多数。


モニターにGPS表示できるモデルもありますね。
iGPSPORT
COOSPOやXOSSよりちょっと高価なモデルをリリースするのが、同じく中国のiGPSPORTというブランド。


売れ筋はこの子で、見た時のAmazonランキングは7位でした。



これは中でも安いモデルですね。
こちらも公式SNSはあり、しかもグローバル・日本・ブラジルそれぞれのアカウントの規模感もデカい。
高いとはいえ、ブライトンの半額近い価格で似たような製品を購入できる感じなので、そりゃあ売れます。
ちなみに創立は2012年と、XOSSやCOOSPOよりも古株。


最初は安サイコンを作っている感じでしたが、2024年からこうしたカラー版をリリース。
日本全国に対応したマップが特徴。



最近はコッチが売れているっぽい。


これはもう少しシンプルながら、カラー表示可能。
Brytonやガーミンと比較すると地図表示がやや簡素な感じではありますが、コスパ的には魅力。



やっぱり価格差は感じるかな。
とはいえ高級サイコンが買えない人にとって、ミドルレンジ価格としては非常に手の届きやすいラインとして、人気を集めているよう。
信頼度でいて場、スポンサーにプロのツールドフランス完走者を採用。
ワイズロードなどの実店舗に製品を置いたりと、日本国内外でも信頼性は◎
COOSPOやXOSSが安サイコンだとすると、iGPSPORTはひとつ格上の中国ブランド。
ユーザーからの不評もやはり少なく、アップデートも頻回。
ちょっと高い分、かなり評判はよろしい。
COROS
高級品ですが、最上級グレードなサイコンとしてはCOROSのコチラが理想形。





コスパとか色々話しましたが、本命はこれが良い、、、
フォロワー数は20万超えと圧倒的で、その他中国コスパ系サイコンブランドとは格の違いを見せる。
COROSのブランド所在はアメリカ。
現在は中国企業に買収されたっぽいですが、ルーツはアメリカ。
良くあるパターンなのですが、アメリカブランドがヤバくなり始めたり、中国がブランド力を目につけると、中国の大企業が買収するというやつ。



欧米諸国のブランドが実は中国企業だったってのは良くある話。
ですがですが、欧米ブランドのプライド+中国企業の開発力が組み合わさると、たいていかなり伸びます。
COROSはその一例ですね。
ソーラー充電対応ってのもポイントで、バッテリー削減に一役買っていますね。



マジで欲しい。
COROSが他とちょっと違うのが、土俵が「グラベル」系にあるという事。
日本ではロードのサイコンとして認知されますが、自転車ユーザー以外では、GPSウォッチユーザーがそれ以上を占めます。
トレラン・グラベルロードといった、EUライクなブランドコンセプトがそそる。



グラベル主流の僕としてはマジで欲しいw


てなわけで熱が入りましたが、COROSもかなりよろしい。
GARMIN
ちなみにですが、ほんまもんの大本命はやっぱりコイツ。


ガーミンは説明不要なのでもうなんも言いませんが、COROSがコスパ最強とか言われる理由は、上位にコイツが居るから。



GPSウォッチとか無線機とか、結局ガーミンなんよ、、、(笑)
CYCPLUS
ラストです。
Amazonランキング17位(2025.7/25時点)、シンプル軽量でGPS搭載。


ただ、今どきマイクロUSB充電と言うのはよろしくない。
たぶん一番安い・GPS搭載・小さくて軽量、あたりで売れているのだと思いますが、個人的にはType-Cモデルを選んだ方が良いかと。


ですがそうなってくると、売れ筋的にはXOSSやCOOSPOと被るので、この辺りのモデルはランキングの下の方になるのでしょうね。
CYCPLUSはどちらかと言えば、この電動空気入れの方が人気っぽい気がしますが。


【会社概要】COOSPOはどこの国のブランド?


出願日 | 令和1(2019)年 7月 4日 |
商標 | CooSpo |
呼称 | クースポ |
権利者 | シェンツェン・クースポ・テック・カンパニー・リミテッド |
所在 | 中華人民共和国 |
商標登録を確認してみたところ、所在は中華人民共和国。



いつも通り中国でしたね。
とにかく最近の中国企業は伸びがハンパ無くて、日本企業を安さと性能で圧倒しつつあります。
おおよそネタバラシな個人的見解をいうならば、COOSPOもOEM製造工場から独立した、ノウハウを持った企業だと考えられます。



要するに、下請け工場が独自ブランドを作っちゃったというわけですね。
この辺はあとでもう少し触れようかと思います。
とりあえず特許情報にてCOOSPOは中国のブランドという事が分かりましたが、これよりCOOSPOの評判や製品について調査していきます。
公式サイト
普通に公式サイトは発見。
取り扱いは、心拍測定やサイコンを扱う、主にスポーツ計測系デバイスがメイン。



取り扱いは統一されたイメージですね。
COOSPOから公開されている情報的には、どうやら2014年から活動を開始しているらしき情報が得られます。
AmazonにはCOOSPO公式ストアもありまして、こちらもコンセプトや製品ラインナップはしっかりしている感じ。
印象としては悪くないです。


また、公式サイトは頻繁に更新されているようで、コラム記事的なフィットネス系のお役立ち情報もまとめてありました。
活動がちゃんとされている感じがする。
公式SNS
公式SNSも探すと普通にありまして、思いのほかフォロワー数は9000人超え(2025年7月時点)。
サイクリスト的な方とのタイアップもされており、企業としては活動もちゃんとしている。



割としっかりとした企業な感じがします。
Amazon売れ筋ランキング
2025年3月時点のAmazonのサイコン売れ筋ランキングでは、キャットアイを抜いて堂々の1位。



ECサイトだと一番売れているんですね。


↑こちらが最も売れているモデルで、過去一か月で300点以上購入されているとのこと(Amazon情報)。
まあ恐らくはこんな感じ↓
キャットアイ→量販店で売っているからとりあえず買う
COOSPO→性能が良いのが欲しくなった、けど高いからAmazonで安くてイイのを探して買う



僕もキャットアイのシンプルサイコンを持っているので、めっちゃ気持ちは分かります(笑)
とりあえずここで言えることは、COOSPOはAmazonだと最も売れているサイコンという事。
COOSPOのその他人気サイコンをAmazonでチェックする→
個人的な見解
当サイトでは、COOSPOに限らず多数のジャンルで、こうした謎ブランドを調べています。
おおよそ1000近く?以上?のブランドについて調査した感覚で言うならば、COOSPOは普通に買いだと思ました。



ありだと思います。
もちろん、中国にはどうしようもないカスブランドもあるのですが、COOSPOは十中八九良さげなブランド。
- 公式サイトがちゃんとしている
- Amazonでコンスタントに売れているっぽい
- 中国製品は全体的(サイコンに限らず)に性能が高い
上記を加味して、全然アリだと思いました。


実はこうした企業って、2010年以降辺りの中国からめちゃくちゃ増えています。


詳しくは上記でも触れているのですが、日本や欧米諸国の20世紀先進国から、OEM製造を任されていた中国。
工場としての技術が付いて、後は売り方さえ覚えれば、独自ブランドを作ってのし上がることは可能。
しかも自国・自社工場なので流通コストも安い。



それが21世紀に入り、可能になったという訳ですね。
新しい世代の中国社員は、日本よりも若く活発で、勢いもあります。
人口の多さも相まって、もはや日本企業を抜かすのは難しい事ではなくなった、というわけですね。
少し悲しい気もしますが、我々ユーザーは、安くてイイ物を買いたいだけ。
だったらCOOSPOのような、OEMからたたき上げた実力を持つブランドの製品を買う事は、大いにおすすめします。


サクラレビューの有無


一応ですが、サクラ判定のツールをお借りしまして、レビューにサクラが含まれないかの確認を。
サクラレビューの結果
サクラの危険性90%
ツールに通してみた結果、評価は☆1.80でサクラを使っている可能性が高いと判定。



まあ、いつも通りですね。
これについてはそこまで気にする必要がないので、Xなどで評判を見ることをおすすめします!
【Xの意見】COOSPOサイコンの評判


Xは素直なレビューが拾えるので、個人的にかなり活用しています。
とこんな具合に、挙げるときりがないほどには見つかります。



普通に使える、評判は上々、安くてイイと思います。
多かったのが、キャットアイ→COOSPOと乗り換える人たち。
やはり安さが魅力なのでしょう。


Youtubeレビュー
あとはYoutube様様からも、レビュー報告多数。
そりゃAmazonで売れるよ、って感じがしましたね。
COOSPOの人気製品
Amazonのサイクルコンピューター売れ筋ランキング上位から、3つピックアップして、COOSPOの人気製品を比較してみました。
CooSpo BC107 サイクルコンピュータ





心拍とかと連携するならこれ、Amazonランキング1位のヤツですね。
- 容量: 1000mAh(内蔵バッテリー)
- サイズ感: 5 x 2.2 x 7.2 cm
- 充電時間: 最大28時間の駆動時間
- 防水性能: IP67級防水
ANT+規格に対応しており、心拍センサー、ケイデンス/スピードセンサーとパワーメーターなどの外部センサーと接続可能。
CooSpo BC26 サイクルコンピュータ





基本的なサイコンですね
- 容量: リチウムイオンバッテリー
- 防水性能: IPX7防水
「CoospoRide」専門アプリと同期で、CooSpo BC26 自転車スピードメーターを簡単に設定可能でサイクリング記録を保存可能。
CooSpo BC107





ケイデンスセンサー付きのモデルですね
【総合評価】COOSPOの評価





あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
ていうか、僕が買おうかな、、、
何も考えず、キャットアイのセンサーを今まで使っていて、しかも一度壊れて2度目のキャットアイなのですよね、、、
Amazonをちゃんとチェックするようになった今なら、絶対COOSPOを買っていると思います。



そのうち買ったらレビューしますね(笑)

