安いモバイルバッテリーで探していたら、聞いたことの無いブランド名が出てきた。
おおよそこんなところでしょうか。

安心してください、僕も聞いたことないので、今回調べてきました。
が、発火やら容量偽装の心配から、変なブランドを購入したくないという方は多いでしょう。



大手ランキングサイトとかも、平気で偽装製品を紹介している事にも注意したいです。
20W、Qi規格、10,000mAhで200g前後と、スペック的にはおかしくない価格なので、ぱっと見判断に迷います。


あとはチタン製をうたったモデルもありますね。



熱伝導が悪いから、熱くならず持ちやすいよってことかな?
蓄熱しやすい素材なので、メリットデメリットはある気はしますが、、、
いずれにせよ、評判はチェックしてみたいです。
モバイルバッテリーならこっちも必見!
信頼できるブランドから、マグセーフ対応モデルをピックアプしています↓
うまく探せばちゃんとしたブランドでも、安くかつ性能の良いモデルを選べるので、おすすめ。



スペック比較しているので、分かりやすく厳選されているかと!


- 謎中華ブランドは500以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 中国の友人が大手企業のマーケティング部
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】Yamisanはどこの国のブランド?


Yamisanの公式サイト
ダァン・シャンという権利者
商標登録にあった、商標の権利者であるダァン・シャンという人物。
逆検索してみたら、下記のブランドも所持していました↓
Lovaree
Alybes
Yibest




Amazonでブランド検索するとこんなのが見つかりました。



ほかにも謎ブランドは所有しているようですね。
Yamisanに関する個人的な見解
おおよそYamisanは、ダァン・シャンという中国のいち個人が中国国内の工場と提携し、Amazon楽天などのECサイトに出品しているものと思われます。



ブランドとして本気な感じでは無いでしょう。
後は、容量偽装や品質問題がちゃんとしているか、が気になると事です。
今回のYamisanというブランドのマグセーフモバイルバッテリーですが、スペックをざっと見てみます。
価格※ | 容量 | 重量 | 電力 | ワイヤレス | |
---|---|---|---|---|---|
Yamisen | \3,999 | 10,000mAh | 203g | 20W | 7.5W |
MATECH | \4,995 | 10,000mAh | 200g | 35W | 7.5W |
Anker | ¥4,990 | 10,000mAh | 218g | 20W | 7.5W |
他のちゃんとしたブランドと比較して考えると、容量偽装や出力の誇張などは無さそうな気はします。



Amazon低評価レビューも、容量偽装っぽい報告は無かったです。
ただしハズレ引きの報告はあったので、品質安定性なんかは僕にも分かりかねるので、購入の際はご注意ください。
その他おすすめモバイルバッテリー
マグセーフタイプのモバイルバッテリーも、他にちゃんとしたブランドから選択肢があるので、一旦紹介してみます。
今回はサクッと紹介しますね。
MATECH MagOn Pro 10000


価格※ | 容量 | 重量 | 薄さ | 電力 | ワイヤレス | |
---|---|---|---|---|---|---|
MATECH | \4,995 | 10,000mAh | 200g | 14.4mm | 35W | 7.5W |
Anker | ¥4,990 | 10,000mAh | 218g | 18mm | 20W | 7.5W |
MATECHという京都で2016年に創立したベンチャー企業の、10,000mAhマグセーフタイプのベーシックなモデル。
Ankerと比較しても、安くて軽くて性能が良い。





スタンドついているのでこれでもいいけど。
マグセーフタイプで35Wのケーブル給電に対応しているのもコイツくらいで、スペックとしてはかなりよろしい感じ。



おすすめです。
MagOn Display 10000


製品名 | 価格※ | 容量 | 重量 | 薄さ | 電力 | ワイヤレス | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
MATECH | MagOn Pro 10000 | \4,995 | 10,000mAh | 200g | 14.4mm | 35W | 7.5W |
MATECH | MagOn Display 10000 | \5,990 | 10,000mAh | 179g | 12.76mm | 20W | 7.5W |
さっきよりも軽くて薄いけど、ちょっと値段が張る。
ただ、21gの軽量化はかなり大きいかと。



軽さ・薄さ重視ならコレですね。
ちなみにMATECHはマグセーフタイプだけで10種類見つかったので、ニーズによって細分化されています。
MOMAX


価格※ | 容量 | 重量 | 薄さ | 電力 | ワイヤレス | |
---|---|---|---|---|---|---|
MOMAX | \6,199 | 10,000mAh | 198g | 15mm | 20W | 15W(Qi2) |
Qi2規格で最も安いのが、MOMAXのコレですかね。
iPhone 13以降なら15Wワイヤレス給電できるので、快適に使うならQi2をおすすめします。



iPhone 13以降の方は、せっかくなので選んでもイイかも。
ちなみにMOMAXなんて聞いたことないかもですが、中国創立のそこそこちゃんとしたブランドです。


もうちょっと知名度が欲しいなら、Qi2モデルならBaseusuもいいかも。



こんな感じですかね!
もっと詳しく比較してみたいという方は、こちらを参照ください!



では、話を今回の謎ブランドに戻してみます。
Yamisanの口コミ(Xユーザーレビュー)
イヤホンやミニPCみたいに各ユーザーが議論する事も少ないので、モバイルバッテリーはXでもレビューが拾いにくいです。
Xでも今回のブランドについて紹介している一般の方は見つけられませんでした。
こんな物販系アカウントしかなかったです。
Youtubeがあった
詳しい数値的なチェックはしていない感じですが、モノは良さそうで、ちゃんと使えたっぽいですね。



外れさえ引かなければ、ちゃんと使えるんでしょう。
サクラレビューについて


☆4以上になっているのはサクラの影響が大きそうなので、基本的に☆1~2レビューはちゃんと見ておいた方が無難。
Yamisanの評価


大丈夫だとは思うけど、、、
何だかんだ言いましたが、大丈夫だとは思います、、、
が、参考になるのはサクラレビューのあるAmazonレビューくらいですし、Xで口コミが拾えません。



何とも言えないので、購入の際は良く考えてくださいね。
基本的に大手の方が品質管理などはちゃんとしていると思うので、個人的には名の知れたブランドから買うかな。




Anker、MATECH、UGREEN、CIO
この辺りは個人的に信頼を置いていて、かつ安くて丁度良さげなラインナップが多いので、選ぶには無難かと。
下記リンクから購入して頂けると、Amazonや楽天より1%程度の報酬がいただけます。
今回の内容が参考になったと感じた方は、活用して頂けるとありがたいと思います!



参考にしていただくだけでも励みにはなりますが!
\ Amazonタイムセールも! /
\ クーポン情報も! /
なお、支払いはECサイト側なので、購入者の負担は増えませんのでご安心ください!
ここからはおまけなので、気になった人は良ければみていってください^^
中国系ブランドを選ぶ上での注意点


当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意



この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。



工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。



コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。



自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。



検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。



そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。



中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。



だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。



だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。



ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラレビューツールで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラレビューツールを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。



コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!