安いモバイルバッテリーで探していたら、聞いたことの無いブランド名が出てきた。
おおよそこんなところでしょうか。

安心してください、僕も聞いたことないので、今回調べてきました。
が、発火やら容量偽装の心配から、変なブランドを購入したくないという方は多いでしょう。



大手ランキングサイトとかも、平気で偽装製品を紹介している事にも注意したいです。
ところでCHCCULの扱うモバイルバッテリーは、3つほどタイプが異なりまして↓
まずは一番数があるっぽい、5,000mAhの直接タイプ。
こちらは5,000mAhで98gなので、スペック的には偽りは無さそうは気はします。



価格的にもまあ妥当ラインでしょう。


こちらは65Wの超急速モデルで、20,000mAhで344gとのこと。



344gは妥当ラインだけど、参考画像は手が大きすぎる気がするなぁ。
65Wが本当に出るかは、後でちゃんと調べています。


こちらは5,000mAhのワイヤレスモデルで、Type-Cで20W、ワイヤレスはQi規格の7.5Wと、これまた妥当なところ。



全体的に、スペック偽装をしている雰囲気は無さそうかな。
ひとまずCHCCULについて、ちゃんと調べてきました。
モバイルバッテリーならこっちも必見!
信頼できるブランドから、10,000mAhモデルと20,000mAhモデルのモバイルバッテリーを安い順に並べてあります↓
スペック高いのに2,000円以下とか言う、謎ブランドより安いのもあるので必見。



結局これでOK、的な結論も出しているので、これはかなり要チェックですね!


- 謎中華ブランドは500以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 中国の友人が大手企業のマーケティング部
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】CHCCULはどこの国のブランド?


CHCCULの公式サイト
ですが、AmazonにCHCCUL公式ストアならありました。



製品ラインナップは見やすいですね。
ちなみに商標にあった陳宏昌という権利者ですが、商標で逆検索してもCHCCULしか出てきませんでした。
やみくもに謎ブランドを登録して、数打てば当たる的な売り方をしている中国事業者も良く見かけますが、今回のCHCCULは一応一つに絞っている模様。
ユーザーの評判
~思いのほかレビューがあった~
Xで調査してみると、2025年商標登録ブランドの割に、思いのほかポストを見かける。



やっぱり65Wスペックが皆さん気になるようですね。
Youtuberから。
4回フル充電出来たという報告があるので、20,000mAhはウソでは無さそう。
マグセーフは、iPhone13だとはみ出るとのこと。
これは薄さを優先するとこうなりますね。
モデルは違うけど、ちゃんと動く報告その②



こんなもんでしたが、ちゃんと動くっぽいですね。
スペックも偽装していないっぽい
このYoutuberさんが買ったとのことで、見てみましたところ、、、



Amazonのスペック表示に偽りは無さそう、とのことでした!
動画で確認できたので、大丈夫そうですね。


ってことで、こちらも安心して選べそうです。
容量偽装も無さそう?
たとえばコチラは5,000mAhで98g。
出力は20Wなので、直接タイプとしてはまあボチボチ。


Ankerは5,000mAhで102gかつ、出力は22.5Wと考えると、妥当なラインと言えそうですね。


コッチも118gと軽い方ではありますが、MATECH(ちゃんとしている)のように110gとかも実現できるので、まあ妥当。



とりあえず、容量偽装は無いと考えてもイイかな。


サクラレビューについて
サクラ判定のツールでいつも通り調べてみたら、サクラの可能性は高そうです↓
中国ブランドはいつもサクラの可能性濃厚なので、そこまで気にせず。



まあ今回はYoutubeやXで普通に使えているので、大丈夫でしょう。
レビュー数稼ぎのサクラ的なニュアンスかと。
CHCCULの評価


相場よりは安いので、試しに買ってみてもイイかもです。
XやYoutubeではおおよそ使えることが分かりましたし、性能に偽りは無さそうです。
とはいえ公式から得られる情報は少なく、どんな工場と提携して、品質管理がちゃんとされているかどうかまでは分かりませんでした。



あくまで今の所は、謎ブランドかな。
ハズレ引きや品質のばらつきがあったり、サポート体勢に不備があるなどの可能性は考えらます。
この辺りのリスクを承知で、価格優先で考えるなら個人的にはアリかと。




下記リンクから購入して頂けると、Amazonや楽天より1%程度の報酬がいただけます。
今回の内容が参考になったと感じた方は、活用して頂けるとありがたいと思います!



参考にしていただくだけでも励みにはなりますが!
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なお、支払いはECサイト側なので、購入者の負担は増えませんのでご安心ください!
その他おすすめモバイルバッテリー
他に個人的におすすめブランドを紹介して終わりますね。



せっかくですので、新しい製品もチェックしてみると面白いと思います!
Xiaomi


10,000mAhでAmazon実売価格1,780円(2025年5月)。



はっきりいっておかしいくらい安いです(笑)
Xiaomiというビッグネーム(Xiaomiは中国第3位の企業)にも関わらず、その辺の謎ブランドより安い。
2024年以降はEV車分野にも参入して爆売れしているブランドでもあるので、バッテリー関連の安全性も大丈夫でしょう。



安いから悪いって訳でも無さそうですね。
おそらく家電ジャンルに参入して、新規ユーザーを確保するために、初期段階では黒字化を考えない価格設定をしていると思われます。
しかもXiaomiのモバイルバッテリーは、ここで紹介するどれよりも出力の高い22.5Wという、性能においても申し分が無い。
つまり、安全・安い・性能が良い揃っている


5,000mAhとか20,000mAhも安いので、Xiaomiのモババは確実に要チェック。
エレコム


中国ブランドアレルギーならば、エレコムが国内ブランド最安水準です。
エレコムは安かろう悪かろうとか言われますが、それも売れているユーザーの多さゆえの裏返しで、個人的には価格以上の満足度は感じますね。



エレコムも全然OKですね。
Xiaomiよりは高いけど、Ankerより安いし、安全だと思う。
ですがリチウムイオン電池は、どうしても衝撃や高温での発火リスクは0に出来ません。
絶対に爆発したくない人は↓


2025年3月にelecomからリリースされた、ナトリウムイオン電池を使用したモバイルバッテリー。
従来のリチウムイオンよりも耐充電回数が10倍多く、発火の危険性が大幅に削減されたとの事。
あとナトリウムなんていくらでもあるので、リチウムとかいうレアメタルを使うより環境にすこぶる良い。



ただ、重いしクソ高ぇのがデメリット。
試みとしては面白くもあり、素晴らしくもあると思うので、これからスタンダードになるといいですね。
何が言いたいって、ここまでちゃんと発火リスクに向き合って、かつ開発もちゃんとしている企業なので、安くてもよほど適当なモノは出しませんね。


エレコムも個人的には要チェック↓
Philips(フィリップス)


Philipsといったら、歯ブラシとかヘルスケアのイメージがありますが、そのフィリップスで認識はOKです。
1891年オランダ創立の老舗が、事業拡大のためにモバイルバッテリーも扱い始めたもの。
ただし2021年に中国企業に事業を売却しているので、実質は中国のブランドとして捉えて頂ければと。



ただ、ブランド名を授かっただけあり、ちゃんとした事業はしているようです。
ちなみにこちらの製品は10,000mAhで176gなので、Ankerのパワーバンク10,000よりもわずかながら軽いです。
Amazonランキング上位でも見つけました。
オウルテック・MOTTERU


国内ブランドが良いって方には、オウルテックとかMOTTERU辺りのブランドが良いかもしれません。


株式会社オウルテックの、MOTTERUというブランド。
どっちもいっしょ。



MOTTERUは女子向けブランドって感じですね。
ただ、国産ブランドとはいえ製造は中国だと思うので、結局AnkerとかXiaomiでいいやってなるのですがね。



国内ブランドなら、エレコムと選択かな。
可愛くて軽いの多いですし。


ちなみにこれは5,000mAhなので、Ankerと一緒ですね。
あとは、モバイルバッテリーを各10,000mAhモデルと20,000mAhモデルで安い順に並べた記事も作ってます↓
よければこちらも参考にしてみてください!
ここからはおまけなので、気になった人は良ければみていってください^^
中国系ブランドを選ぶ上での注意点


当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意



この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。



工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。



コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。



自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。



検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。



そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。



中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。



だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。



だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。



ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラレビューツールで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラレビューツールを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。



コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!