Amazonで見かけた、ワイヤレスイヤホンのMoihossoという謎ブランドが気になりました。
多数あるECサイトのワイヤレスイヤホンでも、よく見かける感じのタイプ。

見るからに謎ブランド。


セール時と非セール時で、明らかにおかしい価格設定が笑えます。


あとは、どう考えても様子のおかしい大容量mAhを搭載している、怪しさ満点のモバイルバッテリー。



非常に香ばしいです。
- Moihossoについての会社概要をまとめ。
- ユーザーからの評判をまとめ。
- 個人的なおすすめイヤホンを提示。
当サイトはこんな感じに謎ブランドについて調査しているので、良ければ最後まで見ていってください!


- 謎中華ブランドは500以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 中国の友人が大手企業のマーケティング部
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】Moihossoはどこの国のブランド?
出願日 | 令和3(2021)年 2月 4日 |
商標 | Moihosso |
呼称 | モイホッソ |
権利者 | 廖 愛平 |
所在 | 中華人民共和国 |
商標登録を確認してみたところ、所在は中華人民共和国。



いつも通り中国でしたね。
特許情報にてMoihossoは中国のブランドという事が分かりましたが、これよりMoihossoの評判や製品について調査していきます。
公式サイト・公式ストア
公式サイト・公式ストア・公式SNSは不在。



どんな企業なのか、どんな製品づくりをしているのかは謎ですね。
ただ、↓


Moihossoのモバイルバッテリーですが、


QZWとかいうこちらも謎ブランドのバッテリーが、どうにも同じです。



恐らくですが、工場が同じかと。


これもまあ良く見たことのある見た目なので、他にも扱っている謎ブランドはありそうですね。



2024年と書いてあるので、新型なのは恐らく本当かな?
量産型イヤホンではありますが、この量産型がボチボチ使えるというのもまあ事実。
完全否定はしません。
Amazon売れ筋ランキング
2025年時点のAmazonランキングでは、どちらも50位以内の上位表示されていませんでした。
サクラレビューの結果


サクラ判定のツールをお借りしまして、レビューにサクラが含まれないかの確認を。
サクラレビューの結果
サクラの危険性99%
ツールに通してみた結果、評価☆1.98でサクラを使っている可能性が高いと判定。



まあ、いつも通りですね。
中国系ブランドは、良いブランドでも悪いブランドでも、大抵の場合がサクラレビューを活用します。
その方が売れるので、マーケティング的には仕方のない一面もあるのですよね。



その辺りについて気になる方は、上記にまとめてあるのでよければ
ですがサクラレビューの結果はちゃんと受け止め、X(Twitter)等で評判が無いかを見ておきたいところ。
【Xの意見】Moihossoの評判
Xでは忖度ない評判が見つかるので、個人的には積極的に活用しています。
がしかし、Moihossoに関するXからのレビューは見つからず。
ちなみにYoutubeも見当たらず。



個人的なまとめとしては、今回の謎ブランドもいつも通りの量産型かと。
個人的な見解
これは、中国系の謎ワイヤレスイヤホンについて、100ブランド以上調べた経験からまとめますが、十中八九どっかの工場で作られる製品をそれぞれのブランド名で売っているだけのパターンです。
いわゆる量産型というやつ



調べると大体型番が一緒だったりしますね。
とはいえこの量産型ワイヤレスイヤホンは、そこそこ使えるというのも事実。
生産体制も品質もそこそこ安定している製品が量産されるので、価格なりだけど使えない事も無いのがいつものパターンなので、多少は期待してOKかと。
ただし結局のところ、コスパで同等かつ品質も良い、Xiamoi辺りを蹴ってまで選ぶ理由は無いかなと↓
個人的おすすめイヤホン


Amazonではこの他に、中国ブランドから1,000~9,000円程度のコスパ最強イヤホンが数多く出品されています。
ですので、BOSEやJBLといった純正3万円クラスを選ばずとも、ほとんどのユーザーが満足できる高性能イヤホンが見つかるのですよね。



オーディオマニア程では無いですが、ワイヤレスイヤホンは10種類以上聞いているので!
オーディオはマニアックな世界ゆえ、僕が紹介するのはあくまで「一般的なユーザーが満足できるレベルのイヤホン」となります。パソコンに詳しいヤツがおすすめパソコンを紹介してくれる、的な感覚で参考にしていただけると幸いです!
さすがに数十万のイヤホンとかは持っていないので、、、(笑)



コーデックやドライバー等の知識程度はあるのでご安心を!w
では、
Xiaomi(コスパ最優先)


今回紹介したイヤホンも含めてなのですが、中国の格安ワイヤレスイヤホンを買うくらいなら、「Xiaomiでええやん」と結論づけられそう。
この傾向はスマホだけにとどまらず、スマートウォッチ、タブレット、モバイルバッテリーなどなど、全部に共通する傾向になってきました。



個人的に、格安Xiaomiワールドと呼んでいます(さっき名付けた)
とにかくRedmiシリーズはコスパ最強グループという共通認識があり、イヤホンは1,000円台から買えてしまう始末。
しかも音質が良い。


ノイキャン搭載のBuds Liteモデルでもこのお値段。



ノイキャンついてこれって、、、
数十万するイヤホンを平気で使っている、個人的リスペクトなイヤホンYoutuber氏もコスパ絶賛の状態。
何も気にせず、性能も良くとにかくコスパが良いワイヤレスイヤホンをお求めなら、XiaomiのRedmiシリーズですね。
Xiaomi製品はアリエクの方が安かったりするので、中国ECに抵抗が無ければこちらもどうぞ。
Soundcore(最も売れている)


Amazonのワイヤレスイヤホンのうち、コンスタントに上位表示され、おそらく最も売れているのがSoundcore(Anker)ですね。
コスパの良いAirシリーズからノイキャンが搭載されていまして、上位種のProなど、幅広いラインナップが特徴。



音響系に特化したブランドですので!
Xiaomiと比較すると少々お高いですが、型落ちはかなりお安く買える感じ。


Proシリーズや最新モデルの4以上になってくると平気で1万円を超えてきますが、Air 2辺りならこの価格で安心。
EarFun(実力でおすすめ)


Soundcoreよりも安く、かつイヤホン専門メーカーとしての実力や評価も高く、巷ではコスパ最強イヤホンの呼び声高いのがEarFunでしょう。



非常に丁度良い選択肢だと思う!


案件で貰ったのが初めて聞いたきっかけでしたが、案件関係なく万人におすすめしたいと感じましたね。


EarFunはSoundcoreほどの価格差は無いものの、1万円未満に頑張って抑えつつ、モデルごとにギュッとミドルレンジの価格が収まっているイメージですね。



EarFunもマジでおすすめします!
SOUNDPEATS(オープンイヤーに強い)


カナル型はもちろんながら、イヤーカフや耳掛けタイプの、いわばオープンイヤー型イヤホンに強い印象なのがSOUNDPEATS。



オープンイヤーの快適さもクセになりますねー!


こちらのブランドもイヤホン専門メーカーゆえ性能はガチで、かつ中国ブランドらしいコスパの良さがウリ。
オープンイヤー型はドライバーを大きくしやすいので、ロックバンドなど迫力のある音楽を空間で楽しみたい人なんかに、めっちゃおすすめかも。



イヤホンでこの低音が聞けるのはめっちゃ楽しいです。
水月雨(洒落たデザイン)


なんともまあおしゃれで可愛いデザインと、これまた可愛い価格が嬉しいの水月雨(MOONDROP)というこちらも中国のイヤホンメーカー。



デザイン性だけで欲しくなる!
無機質な黒か白の中華ワイヤレスイヤホンの中に、こんな洒落たのを見つけたら、ついつい選びたくなってしまいませんか?


かといってこの水月雨はデザインだけの適当ブランドでは無く、イヤホン界隈では割と有名な本気の中華イヤホン。
水月雨の公式ストアのオタクっぽさや厨二病っぽさも相まって、ことマニアに受けています。



Xでもオタクたち(リスペクト)に人気ですね!
ぼくもかなりオタク側の人間なので、親近感から好みたくなるブランド(笑)
【総合評価】Moihossoの評価


では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。



あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
僕なら買わないかな
会社概要が謎
公式サイト無し、SNS無し、出来てから恐らく間もないブランド。
どんな製品づくりをしているかは謎ですね。
レビューが無い
Amazonレビューを参考にするしか無いですが、サクラの可能性に注意したいです。
容量も詐称しているっぽいし。
そもそも他にいくらでも選択肢がある
モバイルバッテリーを扱う中華ブランドは多いです。
レッドオーシャンであり、競合が多いので、選びやすいブランドからいくらでも選べますね。



僕ならもっと知名度があるブランドから選ぶかな
以下で色んな謎ブランドから良さげなのを見繕ったので、良ければ見てください↓




ランキングから見てもイイと思います↓
\ Amazonタイムセールも! /
↓ここなら案件ですが、普通に良かったです。


中国系ブランドを選ぶ上での注意点


当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意



この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。



工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。



コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。



自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。



検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。



そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。



中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。



だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。



だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。



ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラチェッカーで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラチェッカーを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。



コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!