安いモバイルバッテリーで探していたら、聞いたことの無いブランド名が出てきた。
おおよそこんなところでしょうか。

安心してください、僕も聞いたことないので、今回調べてきました。
が、発火やら容量偽装の心配から、変なブランドを購入したくないという方は多いでしょう。



大手ランキングサイトとかも、平気で偽装製品を紹介している事にも注意したいです。


10,000mAhで2,000円台。このサイズ感で梱包重量230gとなっているので、サイズ・容量としては妥当ですね。



容量偽装を頭ごなしに決めるほどでも無いかな。


コッチの方が軽いですが、Ankerは5,000mAhで5000円を超えてくるので、HAIARAは確かに魅力的な選択ではあります。
とはいえ謎ブランドですので、詳細を知らずに購入するには抵抗があるかと思いますので、調べてきた内容をまとめます!


- 謎中華ブランドは500以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 中国の友人が大手企業のマーケティング部
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】HAIARAはどこの国のブランド?


HAIARAの公式サイト
なお、ストア評価は良かったでが。
低評価レビューを見てみる
基本的に当サイトでは、謎中華ブランドも割と良い製品が多いという事を知っているので、偏見は持たない様にしています。
が、モバイルバッテリーにおいては要注意製品が未だに多いので、個人的には低評価レビューをちゃんと見る事をおすすめしています。
☆1-2レビューを参考にしたところ、下記のレビューがありました(一部省略)。
と、こんな具合に、思いのほか容量偽装に関する報告は無かったです。
なによりサイズ感・重量・価格・容量は妥当な水準ですものね。



一応低評価はありましたが。
にしても製品レビューが☆4.8(2025年5月時点)と、サクラレビューがあったにせよ評価が高いです。
容量偽装があるブランドは、☆1評価が全体の5~10%くらいありますが、本製品の☆1評価は全体の1%とかなり少ない割合。



サクラレビューだけではどうにもならないレベルなので、割と良い気はします。
発熱に関する言及
このようなレビューは、1件のみ見つけました。
充電器側の性能や相性もあるので何とも言えませんが、中華系ブランドにしては悪目立ちするレビューは少なそう。
基本的には良いレビューそう
サクラレビューはきっと活用されているかと思いますが、一般レビューっぽいものをチェックしても、おおよそ評価は良さそうな印象。


高評価・低評価レビューをチェックしてみた結果、今のところ個人的にはアリかも?
とは思いました。



続きを見てきます。
HAIARAの口コミ(Xユーザーレビュー)
イヤホンやミニPCみたいに各ユーザーが議論する事も少ないので、モバイルバッテリーはXでもレビューが拾いにくいです。
Xでも今回のブランドについて紹介している一般の方は見つけられませんでした。



やはりAmazonレビューを参考にするしかなさそうですね。
サクラレビューについて


☆4以上になっているのはサクラの影響が大きそうなので、基本的に☆1~2レビューはちゃんと見ておいた方が無難。
もしもサクラレビューの存在が気になる場合は他をチェックしてみても良いのですが、見たところAnkerかこのブランドか、それとも容量偽装していそうな物しかなかったので、選び方としては難しいところ。
Amazonのマグセーフタイプのモバイルバッテリーを見てみる→
HAIARAの評価


僕なら試してみる価値はあるとは思う、、、
HAIARAは所在の見えない謎ブランドではありましたが、低評価レビューにも容量偽装の訴えは無く、一応はちゃんとした製品っぽい気がします。



試してみる価値はあるかも。
ただし企業として信頼性があるわけでもなく、おそらくどこかの中国工場にOEM製造を委託しているブランドと思われます。
- 品質管理にばらつきがある可能性
- 返品対応に手間取る可能性
出品者レビューはおおよそ良かったので大丈夫かとは思いますが、この辺りのリスクは当然存在するとは思います。



リスクを踏まえたうえで、よく考えて選んでみてください!


下記リンクから購入して頂けると、Amazonや楽天より1%程度の報酬がいただけます。
今回の内容が参考になったと感じた方は、活用して頂けるとありがたいと思います!



参考にしていただくだけでも励みにはなりますが!
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なお、支払いはECサイト側なので、購入者の負担は増えませんのでご安心ください!
その他おすすめモバイルバッテリー
Ankerの他にも、発火の危険が従来より限りなく低い製品なども出始めているので、ここではそれらを紹介してみます。



せっかくですので、新しい製品もチェックしてみると面白いと思います!
エレコム


2025年3月にelecomからリリースされた、ナトリウムイオン電池を使用したモバイルバッテリー。
従来のリチウムイオンよりも耐充電回数が10倍多く、発火の危険性が大幅に削減されたとの事。
あとナトリウムなんていくらでもあるので、リチウムとかいうレアメタルを使うより環境にすこぶる良い。



ただ、重いしクソ高ぇのがデメリットすぎる。
試みとしては面白くもあり、素晴らしくもあると思うので、これからスタンダードになるといいですね。


ちなみに2022年発売のリン酸鉄を使用したモバイルバッテリーなんかも、発火や爆発のリスク大幅軽減のやつです。



安くて安全なら、現状Elecomのこの子が最有力候補かな。
ちなリン酸鉄は、EV車のバッテリーとかに積極採用されているっぽいですね。


ちなみに普通のリチウムイオン使用の方は、10,000mAhで200g超えとちょっと重いですが、Ankerよりも安いモノが多いです。
Philips(フィリップス)


Philipsといったら、歯ブラシとかヘルスケアのイメージがありますが、そのフィリップスで認識はOKです。
1891年オランダ創立の老舗が、事業拡大のためにモバイルバッテリーも扱い始めたもの。
ただし2021年に中国企業に事業を売却しているので、実質は中国のブランドとして捉えて頂ければと。



ただ、ブランド名を授かっただけあり、ちゃんとした事業はしているようです。
ちなみにこちらの製品は10,000mAhで176gなので、Ankerのパワーバンク10,000よりもわずかながら軽いです。
Amazonランキング上位でも見つけました。
MOTTERU


国内ブランドが良いって方には、MOTTERUとかオウルテック辺りのブランドが良いかもしれません。
MOTTERUは神奈川県に所在を置く、株式会社オウルテックという企業が所有するブランド。



MOTTERUはその女子向けブランドって感じですね。
オウルテックもモバイルバッテリーは商品化しているので、どっちでもいいです。
ただ、国産ブランドとはいえ製造は中国だと思うので、結局Ankerでいいやってなるのですがね。



信頼できる企業ではあるので、日本企業から買いたい、って方はどうぞ。
可愛くて軽いの多いですし。


ちなみにこれは5,000mAhなので、Ankerと一緒ですね。
ここからはおまけなので、気になった人は良ければみていってください^^
中国系ブランドを選ぶ上での注意点


当サイトでは主に中国企業良い面と悪い面の、双方からブランドを考察します。
そして最終的には読者の方が、このブランドを買うに値するかを考えてもらう事を目的とします。
- 中国企業のほとんどがサクラレビューを用いること
- それでも流通コスト的にかなりお得な事
- 性能レベルは高いものが多い事
- ただし、製品の不備には注意



この項目を読んで頂ければ、これらは理解できると思います!
中国製品が安い理由
Amazonで直接中国工場から配送している
一番大きい理由がここに詰まっています。
ほとんどの製品は中国で作られてきましたが、日本の企業は流通マージンが抜かれます。
日本企業の場合
受託工場→貿易会社→メーカー(検品)→Amazon→消費者
こんな感じ。ホームセンターなんかに卸す場合、ここに問屋が入ります。
一方中国のこういった謎ブランドは
中華ブランド
自社工場→Amazon→消費者
終わりです!
Amazonの製品配送元をたどると、中国ブランドは中国から配送されていることも分かります。



工場から直接発送ですね。
元々OEM製造していた工場が独立したパターンが多いので、工場=メーカーみたいな感じ。
だから極限まで安いです。
日本のベンチャー企業がちょっと高いのは、中国工場にOEM委託しているから。



コスパ的には中国の謎ブランドが最も効率的です。
自社工場を持つ日本のジェネリック家電も似たシステムなので、こちらもそこそこ安いですが。
一方で工場からの直接配送は、デメリットもあります。
製品トラブルの割合
基本的に中国発の謎ブランドは、国内大手と比べると製品トラブルは多い傾向。



自社工場から直接配送なので、検品する瞬間が無いからです。
日本企業にもメリットはあって、流通経路にコストはかかりますが検品が出来ます。
日本と中国には、検品の必要性に対しての温度差もありますね。



検品の代わりに流通コストを支払っている、と考えると良いかもです。
そして謎ブランドは中国相手なので、返品対応が取りにくい場合もありますね。
ここがリスクと手間になってきます。
中国の謎ブランドでも、当サイトがなるべく知名度を優先するのは、連絡の取りやすさも含みます。



そしてこれは、企業により対応がまちまちなのもデメリットです。
中等度以上の謎ブランドであれば、中国企業といえそこそこ良心的な対応をしてくれる場合が多い印象ですが。
性能が高い
中国謎ブランドは、製品の性能が高いです。
基本的に中国企業は新しいもの好きで、製品開発も得意ですし活発です。
信頼性こそ確かに低いのは事実ですが、基本的に物はちゃんと良いと思って頂いて良いかと。



中国について知っていくと、これは確かに驚異的です。
レビューの取り扱い
中国ブランドはAmazon頼りが多いので、ブランド評価=Amazonレビューであることがほとんど。
自社に厚い信頼が無いのも理解しているので、いわばAmazonレビューは生命線です。



だからサクラレビューを使いますね。
そもそも良い評価は斡旋しないとあまり書いてくれないので、低評価を押しに来る方が多め。
メンテナンスのような雰囲気で、たまにサクラレビューを使っている企業も多いです。
サクラを使うのは、企業的にもコスパがイイのも事実。



だからサクラレビューは常態化していますし、もはやマーケティングの一環です。
一部超大手は例外ですが、中国謎ブランドの90%以上が似た手法でサクラレビューを用いている印象。
ちなみにサクラレビューは、悪質なものから順に以下のような内容があります。
- レビューバイト
- 低評価レビューに対して返金や製品交換を促し、書き直しを求める
- ☆5レビューを書くと○○円のアマギフを贈与
- 製品提供に対して自由なレビューを求める
ざっとこんな感じです。
結局は実際のレビューに引っ張られるので、おおむねレビュー☆程度の満足度に落ち着いている印象。



ハズレを引いた人は☆1でしょうが、、、
なお、日本のベンチャー企業もサクラを用いる事があるのは、同じく知名度や信頼度の問題でしょう。
サクラレビューツールで危険性ありと判断されたブランド全てを排除(買わない方が良い)する意見もありますが、それでは中国製品はおろか、日本のベンチャー企業も買えなくなります。
当サイトではサクラレビューツールを参考程度に活用し、Amazonレビューに頼りすぎない考察を心がけています。



コスパの良い中国製品を見逃さないよう、参考程度にすると良いです!