防犯カメラ・監視カメラをチェックしていたら、JENNOVというブランドを発見。
Amazonの防犯カメラ売れ筋ランキングでは見かけませんが、それなりに検索数もあり注目があるようでしたので、今回も詳しく調べて参りました。
どうも!管理人です!
結論から申しますとJENNOVはアメリカのブランドで中国から販売されている。
という事が分かりました。
これは珍しいケース
しばし混乱しましたので、国の所在についてはしっかり調べて考察してあります!
肝心な性能につきましては、YoutubeやXを確認したところ、普通に画質も良くて使いやすそうではありました。
コスパ的にも結構アリなのでは?と思います。
当サイトでは「謎ブランド」についての評判を、X・Youtube・信ぴょう性のありそうなレビュー・サクラレビューなどをチェックしてまとめています。
よければこの記事で、今回の謎ブランドについての詳細を見ていってください!
とは言えあくまで販売は中国っぽいですので
防犯カメラのバックドアや情報漏洩についての不安がある方は、国産カメラから検討するのも良いかもしれません。
バックドアや情報漏洩の危険性につきましては、後に解説します!
もちろんAmazonや楽天の人気ランキングからチェックするのもイイかと思います!
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では今回の謎ブランドについて、詳細を記載していきます。
- 趣味とWebに生きている
- 心理学を勉強しています
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】JENNOVはどこの国のブランド?
冒頭の通りJENNOVは、アメリカと中国という情報で混在していましたので、まとめてみますね。
まずは公式サイト。
ここには情報が記載されておらず、言語が「アメリカ」「中国」「日本」の3種類、サポートセンターも「アメリカ」「中国」「日本」の3種類でした。
公式サイトだけでは割り出せず。
商標 | Jennov |
呼称 | ジェンノブ |
権利者 | 合同会社三四郎市場 |
所在 | 東京都足立区 |
事業 | 遠隔監視システム用ビデオカメラ |
いつも通り特許情報で調べてみると、どうやらJENNOVの権利者は「三四郎市場」というところが持っているそう。
ありました。事業内容も遠隔監視システム用ビデオカメラとなっていましたし、三四郎市場では確かに取り扱いもされていました。
ですがおそらくこれは「取り扱い」のみ
「アメリカ」か「中国」のどちらかにはなりそう。
そして皆さんが混乱するのは、恐らくこの記事。
JENNOVはアメリカ発祥のブランドです。と紹介されていますね。
恐らく間違いはないと思います。
AmazonのJENNOV販売元を確認してみると、出品者が以下のように記されていました。
1.所在する国名:Guangdong,China
2. 登録住所/勤務住所:
Jennov Shop
Gongchuangying Industrial Area,Baodan Road
Longgang Shenzhen
China 518000
+86 139 2843 1772
読み取ると、「中国深セン」であることが分かりますね。
それにAmazonのJENNOV公式ストアをチェックしてみると分かりますが、所々「中国語の文字化け」みたいなものが確認されました。
という事で、ブランドはアメリカだけど販売元は中国
という事で良さそうですね。
中国は信頼性やマーケティングの戦略的に、ブランドをアメリカとして登録したり、中国の製品であることを大々的にアピールしないことが多いです。
Ankerも中国らしさを消しますし、Shokzもブランドはアメリカです。
若者人気のショッピングアプリの、SHEINなんかもブランドがアメリカですよね。
今回のJENNOVと似たケースは多いです。
とはいえJENNOVは日本における「技術適合認証マーク取得製品」として販売しており、ちゃんと日本の企業も取り扱いをしています。
価格も安いですし、所在の知れないAmazonの謎中国防犯カメラを買うよりは、よほど信頼におけると結論付けても良いかと思います!
ですが、中国という国と防犯カメラの組み合わせには一つ注意点がありまして、それは「バックドア」の可能性についてです。
これはサクラレビューが有る無いにかかわらず、大手の中国ブランドでも行われていることで、中国が国を挙げて行っていることでもあります。
今回のブランドにも関係のあることかと思いますので、先に触れておきます。
【前提】中国と防犯カメラと情報漏洩と
まず初めに、中国製の製品は、その多くに「サクラレビュー」が紛れていることは承知の上としてください。
これは本当にそれなりにコスパや評判が良い製品であっても、多くがサクラチェッカーに引っかかります。
サクラとの関係については上記を参考にしてください。
ここではバックドアについて触れていきます。
米国内ではすでに中国製防犯カメラの導入を禁止する動きが広がっている。米下院は今年4月、中国の通信機器の輸入禁止措置に続き、5月には、米国政府機関の中国製防犯カメラの購入を禁止することも含まれる2019年度の「国防権限法案(NDAA)」を可決した。中国政府が株式の4割を保有している世界1位のセキュリティ会社ハイクビジョンはもちろん、2位のダーファテクノロジーもリストに含まれている。
trust-k(PDF)
米国へ輸入された中国大手のカメラから、バックドアが検出されています。
これにより既に、米国では中国製カメラを軒並み規制していますが、日本では規制していないために、Amazonや楽天で売られている。
という現状を認識してください。
日本国内でもすでにバックドアが組み込まれた中国製IT機器が発見されている。過去には、公益財団法人核物質管理センターが台湾から調達した中国製NAS(Network Attached Storage)と呼ばれるファイルサーバーからバックドアを検出した。
wedge.ismedia.jp
そして残念ながら、我々が買わずとも、日本の自治会や公共団体が、国を挙げて中国のカメラを多く導入しています。
買おうが買うまいが、情報は漏洩しているかもしれません。
もう一つ前提として、中国は共産党が全ての権限を持つため、国民はプライバシーを主張してカメラの導入を拒否できません。
国内向け製品についても、バックドアは仕掛けられています。
こうして中国という国は、国民のデータや動きを監視&調査し、国の成長に役立てています。
それを国外の情報を盗むためにも、ちゃっかり行っているという事。
加えて残念ながら、日本は輸入の規制もしていなければ、バックドアの検出もほぼ不可能という事。
以上、お見知りおきを。
詳しくはこの記事で解説をしております。
中国メーカーは日本企業からOEM委託もされているので、防犯カメラにおけるバックドアのリスクを0にすることは不可能です。
それでも限りなく安全に近い、国産大手防犯カメラの検討も視野に入れると良いと思います。
とはいえ、日本国内でも中国産のカメラを使っているユーザーはかなり多く、実際に多くのまとめサイトなどもおすすめしている現状もあります。
バックドアの「可能性」と、コスパを天秤にかけて、フラットな視点で選びたいですね!
【評判】JENNOVの品質や口コミを調べました
企業についてそれなりに情報が分かった上で、様々なところから評判やレビューをまとめて吟味してみましょうか。
当サイトでは、その企業やブランドの評判を知るうえで、以下のツールや媒体を利用します。
- サクラチェッカー
- Amazon・楽天レビュー
- X(旧Twitter)の意見
- 他サイトのブログ記事など
情報の質を上げるために、なるべく多くの媒体で評価をしたいですね!
上記から得られた評判や危険性をまとめますと、今回は以下のようにしました。
今回のJENNOVについての評価
サクラチェッカー | |
Amazon・楽天レビュー | |
X(旧Twitter)の意見 | |
ブログ・Youtubeなど |
バックドアの有無は関係ないとの前提のもと、評判はそれなりに良さそうでした。
後にAmazonレビュー、Youtube、Xのレビュー等をピックアップします。
サクラチェッカー
レビュー数の多かった主力製品について、いつも通りサクラチェッカーに通してみましたところ、結果は☆1.67でサクラ度99%でした。
サクラチェッカーにてサクラ度99%
結果は予想通り、サクラチェッカーに引っかかる感じでしたね。
こういった中華系謎ブランドは、やっぱりサクラの介在が多いです。
なお、サクラチェッカーやXの意見は非常に助かるのですが、すべてを鵜呑みにすることは危険でもあると、当サイトでは捉えています。
サクラチェッカーで分かるのは、レビュー内に1つでもサクラがあるか無いかです。
サクラがある=品質が悪いというわけでもなく、それなりにコスパの良い「当たりブランド」も含まれていますので、その他XやAmazon☆4レビューなどを参考にしたいですね!
コスパも良い製品を見逃さないよう、このツールは「参考までに」活用したいですね!
【JENNOVの評判】Xの意見を参考に
Xには忖度の無い直感的なレビューが集まります。
なかでもリンクが無いポストについては、企業からの忖度などが生まれない、一般ユーザーからの意見となるでしょう。
参考にしてみましょうか。
使っているユーザーは多そうですね!
普通に使えそうです。
では、続いてAmazonレビューをチェックしていきましょう!
【JENNOVの口コミ】Amazonレビューを参考に
Amazonレビューをざっと閲覧したので、参考にしたコメントを要約してみます。
ちなみにサクラレビューは、☆5レビューをすると2000円のアマギフもらえる!みたいなのが多いので、☆1~☆4レビューを参考にするとサクラを結構省けますよ!
使いやすさとしては良さそうです。
サポートについて熱く語っているユーザーも居ましたので、チェックしてみてもいいかもしれません。
相性問題はやはりありそうです。
今回は思ったより、☆4レビューが多めでした。
評価のうち28%が☆4レビューということで、Amazonレビューもそれなりに参考になるのではないでしょうか?
ブログやYoutuberのレビュー
こうしたYoutuberさんの意見もそれなりに参考にはなりますね。
正直防犯カメラに関しましては、動画で確認できるYoutubeが一番分かりやすいですよね!
価格の事を考えても、普通に良さそうです!
結論:JENNOVは中国だけど、アリな部類
結論としてJENNOVは、中国製だけどブランド自体はアメリカでした。
とはいえ
技適マーク適合・日本でのサポートあり・レビューもそこそこ良さそう・コスパ良し
という、なかなかの良いコンボが揃っているなと感じました。
僕としてはアリだと思います
やはり中国製という事もあり、バックドアの可能性に心配する人や、見られている気がすると嫌という方もいるでしょう。
性能は良かれど気になる場合は、やはり国産防犯カメラという選択肢もあります。
コスパを求める場合は中華性でも他に良いブランドがあったりしますので、謎ブランドまとめも載せておきます!
もちろん、人気ランキングをチェックするのも良いかと思います!