【やめとけ?】GEEKOMとはどこの国のブランド? ミニPCの評判や安全性についてまとめ

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Amazonにある、ミニPCを扱うGEEKOMという謎ブランドが気になりました。

ラジカル

最近は、ミニPCが多くなってきました。

ミニPCと言えば、こういったコスパ系謎ブランドを中心に、2023年あたりから人気が急上昇中

おおよそIntel第12世代の登場で、N100とかを搭載したモデルから受け入れられやすくなり始め、N150とかも出ていますね。

中でもGEEKOMはその他謎ミニPCとはちょっと特殊で、Ryzen5~9、Intel i5~i9など、ハイスペックモデルを中心にラインナップが多いです。

ラジカル

N100シリーズばかり展開する他のミニPCとはちょっと違う雰囲気。

価格も3~10万円クラスと、そこそこお値段が張るものが多いですね。

ラジカル

中でも珍しいのは、上記のようなIntel Core Ultra搭載モデルとか

が、聞き覚えの無いブランドに心配を覚え、「GEEKOM どこの国」と検索されてきた方は多いでしょう。

今回はGEEKOMについての所在国や評判をチェックした内容を、これよりまとめていきます。

「自分なら買うか?」の視点で調査報告しますので、じっくり参考にしていってください!

ミニPCはAmazonで探すと、「MINISFORUM,Beelink,TRYGKEY,CHUWI,ACEMAGIC,GMKtec,NiPoGi,GEEKOM,Bmax」などなど、他にも謎ブランドが多いと思います。記事後半では、これら中華ブランドを含む15のミニPCブランドをA~E判定で評価しています!

ラジカル

ちなみにGEEKOMミニPCは、AI判定でもB+と割と良い評価だったので、期待して後半を見て頂いても良さそうですよ!

順を追ってみて頂く方が分かりやすいですが、中華含むミニPCブランドのおすすめから選んでも良いと思います。

では、ひとまず今回の謎ブランドについて、詳細を確認していきましょう!

この記事を書いた人
管理人:ラジカル
  • 謎中華ブランドは500以上調べてます
  • 仕事関係で中国深センへの訪問経験
  • 中国の友人が大手企業のマーケティング部
  • 心理学も勉強しています(結構役立つ)
  • 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
目次

ミニPCが人気の理由

今回のブランド詳細に移る前に、まずは現時点でのミニPCのシェアについて、ちょっとおさらいしてみますね。

【ミニPC】人気急上昇中

2022年から認知を集め始め、2023年以降で人気が上昇しているミニPC。

市場規模を調査した記事によりますと、2024年以降も年5%以上の成長が予想されているようです(下記記事参考)。

世界のミニ PC 市場は、予測期間 (2024 ~ 2030 年) 中に約 5.2% の CAGR で成長すると予測されています。

MarkNtel

ミニPCの柔軟な特性を生かし、どうやら既に一般ユーザーの枠を超え、医療や公的機関も活用の場を増やしているとのこと。

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とにかくミニPCは今後も成長を続けるようです。

2023年にはAppleもミニPCをリリースしてますよね。

そんなミニPCですが、やはりライバルはタブレットやノートPCなどの、より手軽なデバイスだと参考記事でも触れられています。

ミニPCのメリット/デメリット

多くの方は理解されていると思いますが、ミニPCのメリット/デメリットを簡単に紹介。

ミニPCのメリット
  • ノートPC以上の性能
  • 省スペース化
  • カスタマイズ性
  • 圧倒的コスパ
  • 故障時の交換性
ミニPCのデメリット
  • 拡張性の低さ
  • デスクトップ未満の性能
  • 持ち運び困難

ちょうどノートPCとデスクトップPCの間と思えば分かりやすいですね。

持ち運びこそできませんが、ノートPCよりも性能もコスパも良く、カスタマイズ性や柔軟性の高さがおそらく最大のメリット。

壊れやすいキーボードも3000円あれば交換できますし、ディスプレイが割れても1万円あれば交換できます。

ラジカル

故障時の対応も楽ですよね!

搭載CPUはチェック必須

中華性ミニPCで人気なのは、だいたいIntelのN97とかN100とか、その辺りが人気です。

ラジカル

N150とかも増えてきました。

とはいえこの子たちは、やっぱり安いだけあって、コア/スレッドも4/4程度と控えめ。

とにかくCPUはチェック必須

CPU性能はチェック必須

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最近の傾向としては、マルチコア&スレッドですね。

コア数を増やしてマルチタスクに強くして、スレッド数を増やして隙間なく効率を求めるというのが、最近の主流な気がします。

コア数スレッド
Intel Core i9-13900H1420
Intel Ultra 5 125H1418
Intel Core i7-13620H1016
AMD Ryzen 9 8945HS816
AMD Ryzen 7 8845HS816
ミニPCに使われるハイエンドCPU性能

ざっと挙げてみましたが、最近は14コアとかいう超マルチコアも使われていますね。

コアの種類も一つではなく、ハイパワーのPコアと省電力のEコアをうまく組み合わせて、隙間なく効率よく働かせるという考えもメジャーです。

ラジカル

Intal Core UltraみたいにLPEコアとかも出てきましたが、、(笑)

これ以上はオタクの話になってくるのでほどほどに、とにかくCPU性能は絶対に見ておきたいです。

RAMとSSDの大きさもチェック

あとはメモリが4GBとかだと作業効率もカスみたいになりますし、16GBとかは欲しいですね。

SSDが小さすぎてもダメです、512GB辺りは搭載したものが多いです。

ここまで見ておけば、おおむね性能を発揮してくれるミニPCは、購入段階である程度予測が可能。

ラジカル

デスクトップから2ランクほどは落ちますが、やっぱり価格なりに性能が分類される感じですね!

最近では中華ミニPCの評判も安定してきていまして、中古CPUとかクソみたいなSSDを適当に組み立てて売るような中華ブランドも減ってきた印象。

Amazonに流通するミニPCならそこそこ働いてくれる、というのが共通認識になりつつありますね。

おおよそ「コスパ」に注目が集まる

ノートPCよりも安く済み、かつ故障時の交換も安く済みます。

省スペースで済むというメリットもあるので、サブPCとして人気がある印象ですね。

ラジカル

まだスタンダードではないので、これまでは「サブPC」として使われている感じかな。

https://twitter.com/uzakiboy/status/1819348029415346521

コスパで選ぶゆえか、Xで「ミニPC」と検索すると、たいてい出てくるのが聞きなれないブランドがほとんど。

中華性のミニPCは思ったより人気のようですね。

実際僕の友人も2024年からミニPCを導入しましたが、「安く済んで良いぞ!」「思ったより良いぞコレ!」って言っていました。

ラジカル

中華性ミニPC、いいみたいです(笑)

しかし当たり前ではありますが、スタンダードではありません。

既にデスクトップPCを組むような、デバイスに興味あるユーザーに人気は偏る感じですね。

ラジカル

それでもこのフォロワーさんの約10%は買っているって、すごいかも(笑)

そんな人気の中華ミニPCなのですが、なるべく知名度や評判が安定したブランドから選びたいですよね。

\ タイムセールもチェック! /

\ クーポン情報もチェック! /

ということで、長くなりましたがここから本篇。

GEEKOMについての会社概要や、評判まとめと参りましょう。

【会社概要】GEEKOMはどこの国のブランド?

商標GEEKOM
呼称ギーコム,ジーコム,ギーコン,ジーコン
権利者深セン市極騰网絡科技有限公司
所在中華人民共和国
特許情報より

GEEKOMの所在は中華人民共和国となっています。

特許情報から読み取るに、GEEKOMは中国深センの企業という事が読み取れましたので、これより当サイトでGEEKOMの評判や製品についてまとめていきます。

なお深センは経済特区に指定された中国の都市で、とりわけガジェットやデバイス系には強い企業が多いです。

公式サイト

公式サイトによりますと、GEEKOMは2003年創立で、20年以上デバイス業界に携わっているようですね。

ラジカル

中華企業にしては、結構歴史が長い部類です

ポッと出のブランド名をコロコロ変えるような、信頼のおけない謎ブランドではないと考えて良いかと。

GEEKOMの規模感・本気度

先ほどは20年以上業界にいると言及しましたが、その割に取り扱う製品はほとんどがミニPCがメインのよう。

これは後述します、検索数の急増から、おそらくミニPCを扱うようになってから、注目度が爆増したような気もしますね。

ラジカル

ですので事実上、2023~2024年から知名度が上がったっぽいです

そしてそのミニPCですが、GEEKOMはIntel、AMDから豊富に選ぶことが可能。

ミニPCなので性能は1段落ちますが、core i5~core i9といった、高性能CPUを多く取り扱う印象です。

GEEKOM公式サイト

製品の特長も、ベーシックなミニPCを取り扱いつつ、基本性能と安定感で自力勝負している感じでしょうか。

HPを見る限り、注文処理・返金ポリシー・サポートページ・問い合わせなど、各所から安心感は見受けられますね。

ラジカル

個人的には期待できそうです。

Xのポスト数・フォロワー数

日本X2000以上
グローバルX1800以上
SNSフォロワー数

興味深いのは、GEEKOMの公式SNSはグローバル向けと日本向け両方あるのですが、日本GEEKOMのアカウントの方がフォロワー数は多いです。

ラジカル

日本は重要な市場と言えそうです。

https://twitter.com/geekomjp/status/1814129185188925573

SNS運用も活発に行っているようですので、日本での活動内容は結構見えてきますね。

メールアドレスもsupport@geekom.jpとなっているので、お問い合わせなんかも楽そうです。

ラジカル

日本の活動がちゃんとしているのは、安心感として良いですね。

GEEKOMの注目度

「GEEKOM」の検索数は、2023年比で2024年は+9900%に増えているとのこと。

ここ1年ほどで、検索数は100倍以上に増加していることになるので、注目度は爆増していると言って良いでしょう。

ラジカル

凄いですね(笑)

いつからミニPCを取り扱っているか分かりませんが、ミニPC市場の拡大と共に大成功した企業って感じでしょうか?

【やめとけ?】GEEKOMの安全性やバックドアについて考察

検索で「GEEKOM」と打ち込むと、下記のような履歴が残ります。

  • GEEKOM やめとけ
  • GEEKOM 安全性
  • GEEKOM バックドア

おおよそ中国製品ゆえ、情報漏洩等の虚弱性を心配しての検索結果だと思います。

ラジカル

中華系ガジェットによくあるやつですね。

こういった心配に対して、当サイトでは一定の結論を出しているのですが、とりあえず順を追って考察しますね。

危険があるという事実は無い

Xにて上記を含むキーワードを検索しましたが、そういった事実は見つからず。

ラジカル

現時点で、GEEKOMの虚弱性は明るみになっていません。

検索が残るだけ

  • GEEKOM やめとけ
  • GEEKOM 安全性
  • GEEKOM バックドア

こういった検索に関しては、一度現れると気になったユーザーがクリックし続けるので、なかなか消えません。

噂が立っているというよりも、検索結果をクリックするゆえに、履歴として残り続けている事がほとんど。

中華製品とバックドア

バックドアや情報漏洩に関しては、上記で結論を出しています。

GEEKOMに関して結論を言えば、GEEKOM程度の知名度ならば、情報漏洩にあえて加担しない。

と思っています。

ラジカル

中国とバックドアに関しては、よほど大手の方が警戒した方が良いです

説明すると長くなるので、上記記事を見て欲しいですが、GEEKOMはよほど心配しなくてもイイと思っています。

とりあえず「サクラチェッカー」に通してみる

何はともあれ、Amazonレビューを100%信頼していいのかどうか、サクラチェッカーに通してみましょう。

サクラチェッカーの結果

サクラチェッカーにてサクラ度99%

ツールに通してみた結果、評価は☆1.75でサクラを使っている可能性は99%とのこと。

ラジカル

これについては、おおむねいつも通りの結果でしょう。

間違ってはいけないのが、99%のレビューがサクラな訳では無く、1件でもサクラレビューが含まれる可能性が高い。

という事ですね。

サクラレビューはどんなものか?
  1. レビューバイト(数百円~)
  2. ☆5レビューを書くと2000円のアマギフ貰える
  3. 企業側に雇われたユーザー
  4. 単に製品を贈るから、素直にレビューをしてくれ

多いパターンのサクラは「☆5を付けたら割引します」というカードが入っている物。

中には良質なサクラもあり「製品を提供してもらい、レビューを書く」というパターンもありますね。

ラジカル

僕自身、④のレビューは受けたことがあります

これは評価の付け方が自由ですが、製品を頂くために多少なりとも「忖度」が介入しそうですよね。

まあ、どこまでをサクラというのかは謎です。

そもそもサクラを利用しないと、こういったECサイトのレビューは低評価で大荒れになるばかり(満足している人はそもそもレビューを書かない)です。

ラジカル

そう考えると少々のサクラは仕方がないと捉えるのが楽なのかもしれません。

理由については下記で↓

ただしサクラチェッカーで警告が出たのは確かですので、分かりやすい注意喚起は出来たのではないでしょうか。

ラジカル

という事で、Amazonレビュー以外を一度参考にしてみましょう!

【GEEKOMの評判】Xの意見を参考に

一般ユーザーの多いXのポストでは、忖度やサクラの無いピュアなレビューを参照できます。

Ryzen9を使った、超高級モデルですね。

ラジカル

GEEKOMのミニPCは、結構ハイエンドモデルが売れている印象です。

ミニPCの雰囲気としてはこんな感じで、とてもシンプルなミニPCですね。

やはり高性能重視のためか、快適に使っているユーザーの声は多いです。

https://twitter.com/shigetoroku1010/status/1760618737492001114

ただしそこはミニPCです。

デスクトップPCのような高スペックは望めないのかもしれません。

ラジカル

同じクラスのCPUといっても、デスクトップ型とはコア数が違ったりしますね。

ですので理解しているユーザーは、考えているよりも一つ二つ上の性能で購入する方も居ます。

ラジカル

i7やi9、Ryzen7~9を選んでおくと安心ですね。

おおむね良いレビューが多いのですが、1件だけこんなレビューを発見。

サポートは.jpでしたが、どうやら相手は中国の方なのかな?

運悪く初期不良も連発しているので、不満を感じる場合もありそうですね。

GEEKOMのおすすめミニPC

1. GEEKOM A6

ラジカル

Amazonおすすめピックアップの、レビュー数も多いヤツ。

CPU:AMD Ryzen 7 6800Hプロセッサ
メモリ:32GB DDR5(最大64GBまで拡張可能)
ストレージ:1TB SSD(最大2TBまで拡張可能)

おすすめユーザー
  • ホームオフィスや在宅勤務で高性能を求める方
  • 動画編集や音楽制作、軽いゲームプレイを行いたい方
  • コンパクトなデザインで設置場所を選ばないデバイスを探している方

GEEKOMはRyzenCPUも積極的に扱っていますね。

2. GEEKOM AE8

ラジカル

Ryzen9CPUのハイエンドモデルですね。

CPU:AMD Ryzen 9 8945HSプロセッサ(最大5.2GHz、8コア16スレッド)
メモリ:32GB DDR5(最大64GBまで拡張可能)
ストレージ:1TB M.2 PCIe 4.0 SSD(最大2TBまで拡張可能)

おすすめユーザー
  • 高性能なタスク処理やマルチメディアエンターテインメントを求める方
  • AI処理を効率的に行いたいクリエイターやテクニカルユーザー
  • 複数のディスプレイを使用して作業効率を上げたい方

GEEKOMの特徴として、こうしたハイエンドモデルにも結構人気がある事でしょうか。

3. GEEKOM GT1 Mega

ラジカル

大本命というか、個人的に一番気になるやつ。Core Ultra 5搭載のモデルです。

CPUだけで5万とかするので、半分CPU値段ですね(笑)

CPU:Intel Core Ultra 5 125Hプロセッサ(最大4.5GHz、14コア18スレッド)
メモリ:32GB DDR5(最大64GBまで拡張可能)
ストレージ:1TB M.2 PCIe Gen4 SSD(最大2TBまで拡張可能)

おすすめユーザー
  • 日常的なオフィス作業やゲーム、高負荷なアプリを多く使用する方
  • AI関連タスクを速やかに行いたい方
  • 豊富な接続インターフェースを必要とするユーザー

Ultra 5の特長としては、PコアEコアの他にLPEコアも搭載され、さらに効率と省電力化を求めた性能になっています。

ラジカル

世はまさに細分化コア&多スレッド時代ですね。

Youtuberのレビュー

中華ミニPC市場は、Youtuberを中心に製品提供(案件)を行っています。

これについては良くも悪くもなく、個人的にはそこそこ参考にはしているのですが、嫌う人は嫌いますね。

ラジカル

多かれ少なかれ、忖度は発生するでしょうで。

  • 外観→質感は良い
  • 音→静音
  • ポート→○○個付属
  • ケーブル→Type-Cです
  • 搭載CPU→N○○です
  • ベンチマーク→イイ感じです

だいたいこんな感じの流れで、最終的には「コスパとしては優れているんではないでしょうか!」みたいな〆で終わっています。

ラジカル

案件のパターンはこんな感じ。

まあおおむね間違っていない事は言ってくれますし、シネベンチスコアなんかも参考になるので、ほどほどで見て頂くと良いと思います。

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