今回はミニPCなどを取り扱う、GEEKOMというブランドについての調査をしてまいりました。
ミニPCと言えば、こういった中華系謎ブランドを中心に、2023年あたりから人気が急上昇ですね。
おおよそIntel第12世代の登場で、Celeronやi3といった廉価版も実用的になってきた辺りからな気がします。
手軽に購入できる「安さ」「大きさ」「性能」のバランスが評判ですね
今回は上記のようなミニPCを取り扱う、GEEKOMという謎ブランドについての調査です。
ベーシックなミニPCが多いですね!
「GEEKOM どこの国」という検索も残っているので、検索ニーズを満たせるような記事を作成します。
とはいえミニPCを取り扱う中華系ブランドは、他にも色々あります。
ベーシックなモデルから、おすすめミニPCを「中華系」と「国産系」で集めましたので、良ければこちらもご覧ください。
もしくは、ミニPCは人気ランキングからチェックすれば、そこそこ知名度のあるミニPCが上に出てくるのでおすすめです。
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まえおきと注意点
当サイトではサクラチェッカーを参考までに用いますが、半分信用しつつ・半分信用しないスタンスを取っています。
サクラレビュー用いるブランドも、コスパの良いブランドがいくつも見つかるからですね。
逆に、中華性ブランドはやっぱり悪いものも見つかりますので、当サイトではサクラチェッカーを「注意喚起」の役割として位置づけています。
X・Youtube・みんカラなどの正直なレビューが多いものを参考にし、総合的・感覚的な評価を心がけます。
一つの結果に惑わされず、センスの良くお買い物しましょう!
当サイト運営者は中国企業とタイアップにより、ブログを通して企業へ月600万円以上の売り上げに貢献した実績があります。
また中国のマーケティング担当の方と連携をしたことで、海外の謎ブランドにおける事情や立ち位置について、詳しく知れるようになりました。
その経験を活かし、今回の謎ブランドについても、調査及び評判を自分なりに解釈し報告いたします。
- 趣味とWebに生きている
- 心理学を勉強しています
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
ミニPCが人気の理由
今回のブランド詳細に移る前に、まずは現時点でのミニPCのシェアについて、ちょっとおさらいしてみますね。
【ミニPC】人気急上昇中
2022年から認知を集め始め、2023年以降で人気が上昇しているミニPC。
市場規模を調査した記事によりますと、2024年以降も年5%以上の成長が予想されているようです(下記記事参考)。
世界のミニ PC 市場は、予測期間 (2024 ~ 2030 年) 中に約 5.2% の CAGR で成長すると予測されています。
MarkNtel
ミニPCの柔軟な特性を生かし、どうやら既に一般ユーザーの枠を超え、医療や公的機関も活用の場を増やしているとのこと。
とにかくミニPCは今後も成長を続けるようです。
2023年にはAppleもミニPCをリリースしてますよね。
そんなミニPCですが、やはりライバルはタブレットやノートPCなどの、より手軽なデバイスだと参考記事でも触れられています。
ミニPCのメリット/デメリット
多くの方は理解されていると思いますが、ミニPCのメリット/デメリットを簡単に紹介。
- ノートPC以上の性能
- 省スペース化
- カスタマイズ性
- 圧倒的コスパ
- 故障時の交換性
- 拡張性の低さ
- デスクトップ未満の性能
- 持ち運び困難
ちょうどノートPCとデスクトップPCの間と思えば分かりやすいですね。
持ち運びこそできませんが、ノートPCよりも性能もコスパも良く、カスタマイズ性や柔軟性の高さがおそらく最大のメリット。
壊れやすいキーボードも3000円あれば交換できますし、ディスプレイが割れても1万円あれば交換できます。
故障時の対応も楽ですよね!
搭載CPUはチェック必須
中華性ミニPCで人気なのは、だいたいIntelのN97とかN100とか、その辺りが人気です。
とにかくCPUはチェック必須。
今はほとんど見かけませんが、酷い中華性はどっかから拾って来たような(廃棄分解から再利用?)古いCPUが搭載されることもあるとかないとか。
人気の最新CPUはまず新品なので、CPUの性能はチェックした方がイイですね。
ミニPCを欲しがるユーザーはちゃんと選ぶ人が多いと思いますが。
あとはメモリが4GBとかだと作業効率もカスみたいになりますし、16GBとかは欲しいですね。
SSDが小さすぎてもダメです、512GB辺りは搭載したものが多いです。
ここまで見ておけば、おおむね性能を発揮してくれるミニPCは、購入段階である程度予測が可能。
ただし、最終的に分解してみないと分かりませんが。
SSDがCrucialなどの大手なのか、それとも良く分からない中華性SSDなのか。
この辺りの詳細については、レビューをくまなく見てみないと分かりませんね。
耐久性に関わってくるかな?
おおよそ「コスパ」に注目が集まる
ノートPCよりも安く済み、かつ故障時の交換も安く済みます。
省スペースで済むというメリットもあるので、サブPCとして人気がある印象ですね。
まだスタンダードではないので、これまでは「サブPC」として使われている感じかな。
コスパで選ぶゆえか、Xで「ミニPC」と検索すると、たいてい出てくるのが聞きなれないブランドがほとんど。
中華性のミニPCは思ったより人気のようですね。
実際僕の友人も2024年からミニPCを導入しましたが、「安く済んで良いぞ!」「思ったより良いぞコレ!」って言っていました。
中華性ミニPC、いいみたいです(笑)
しかし当たり前ではありますが、スタンダードではありません。
既にデスクトップPCを組むような、デバイスに興味あるユーザーに人気は偏る感じですね。
それでもこのフォロワーさんの約10%は買っているって、すごいかも(笑)
そんな人気の中華ミニPCなのですが、なるべく知名度や評判が安定したブランドから選びたいですよね。
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ということで、長くなりましたがここから本篇。
GEEKOMについての会社概要や、評判まとめと参りましょう。
【会社概要】GEEKOMはどこの国のブランド?
商標 | GEEKOM |
呼称 | ギーコム,ジーコム,ギーコン,ジーコン |
権利者 | 深セン市極騰网絡科技有限公司 |
所在 | 中華人民共和国 |
特許情報によりますとGEEKOMは、中国深センのブランドということで良いようです。
これはおおむね予想通りで、いつも通りですね。
深センは経済特区に指定された中国の都市で、とりわけガジェットやデバイス系には強い企業が多いです。
公式サイトによりますと、GEEKOMは2003年創立で、20年以上デバイス業界に携わっているようですね。
中華企業にしては、結構歴史が長い部類です
ポッと出のブランド名をコロコロ変えるような、信頼のおけない謎ブランドではないと考えて良いかと。
GEEKOMの規模感・本気度
先ほどは20年以上業界にいると言及しましたが、その割に取り扱う製品はほとんどがミニPCがメインのよう。
これは後述します、検索数の急増から、おそらくミニPCを扱うようになってから、注目度が爆増したような気もしますね。
ですので事実上、2023~2024年から知名度が上がったっぽいです
そしてそのミニPCですが、GEEKOMはIntel、AMDから豊富に選ぶことが可能。
ミニPCなので性能は1段落ちますが、core i5~core i9といった、高性能CPUを多く取り扱う印象です。
製品の特長も、ベーシックなミニPCを取り扱いつつ、基本性能と安定感で自力勝負している感じでしょうか。
HPを見る限り、注文処理・返金ポリシー・サポートページ・問い合わせなど、各所から安心感は見受けられますね。
個人的には期待できそうです。
Xのポスト数・フォロワー数
日本X | 2000以上 |
グローバルX | 1800以上 |
興味深いのは、GEEKOMの公式SNSはグローバル向けと日本向け両方あるのですが、日本GEEKOMのアカウントの方がフォロワー数は多いです。
日本は重要な市場と言えそうです。
SNS運用も活発に行っているようですので、日本での活動内容は結構見えてきますね。
メールアドレスもsupport@geekom.jpとなっているので、お問い合わせなんかも楽そうです。
日本の活動がちゃんとしているのは、安心感として良いですね。
GEEKOMの注目度
「GEEKOM」の検索数は、2023年比で2024年は+9900%に増えているとのこと。
ここ1年ほどで、検索数は100倍以上に増加していることになるので、注目度は爆増していると言って良いでしょう。
凄いですね(笑)
いつからミニPCを取り扱っているか分かりませんが、ミニPC市場の拡大と共に大成功した企業って感じでしょうか?
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【やめとけ?】GEEKOMの安全性やバックドアについて考察
検索で「GEEKOM」と打ち込むと、下記のような履歴が残ります。
- GEEKOM やめとけ
- GEEKOM 安全性
- GEEKOM バックドア
おおよそ中国製品ゆえ、情報漏洩等の虚弱性を心配しての検索結果だと思います。
中華系ガジェットによくあるやつですね。
こういった心配に対して、当サイトでは一定の結論を出しているのですが、とりあえず順を追って考察しますね。
危険があるという事実は無い
Xにて上記を含むキーワードを検索しましたが、そういった事実は見つからず。
現時点で、GEEKOMの虚弱性は明るみになっていません。
検索が残るだけ
- GEEKOM やめとけ
- GEEKOM 安全性
- GEEKOM バックドア
こういった検索に関しては、一度現れると気になったユーザーがクリックし続けるので、なかなか消えません。
噂が立っているというよりも、検索結果をクリックするゆえに、履歴として残り続けている事がほとんど。
中華製品とバックドア
バックドアや情報漏洩に関しては、上記で結論を出しています。
GEEKOMに関して結論を言えば、GEEKOM程度の知名度ならば、情報漏洩にあえて加担しない。
と思っています。
中国とバックドアに関しては、よほど大手の方が警戒した方が良いです
説明すると長くなるので、上記記事を見て欲しいですが、GEEKOMはよほど心配しなくてもイイと思っています。
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とりあえず「サクラチェッカー」に通してみる
何はともあれ、Amazonレビューを100%信頼していいのかどうか、サクラチェッカーに通してみましょう。
サクラチェッカーにてサクラ度99%
ツールに通してみた結果、評価は☆1.75でサクラを使っている可能性は99%とのこと。
これについては、おおむねいつも通りの結果でしょう。
間違ってはいけないのが、99%のレビューがサクラな訳では無く、1件でもサクラレビューが含まれる可能性が高い。
という事ですね。
- レビューバイト(数百円~)
- ☆5レビューを書くと2000円のアマギフ貰える
- 企業側に雇われたユーザー
- 単に製品を贈るから、素直にレビューをしてくれ
多いパターンのサクラは「☆5を付けたら割引します」というカードが入っている物。
中には良質なサクラもあり「製品を提供してもらい、レビューを書く」というパターンもありますね。
僕自身、④のレビューは受けたことがあります
これは評価の付け方が自由ですが、製品を頂くために多少なりとも「忖度」が介入しそうですよね。
まあ、どこまでをサクラというのかは謎です。
そもそもサクラを利用しないと、こういったECサイトのレビューは低評価で大荒れになるばかり(満足している人はそもそもレビューを書かない)です。
そう考えると少々のサクラは仕方がないと捉えるのが楽なのかもしれません。
理由については下記で↓
ただしサクラチェッカーで警告が出たのは確かですので、分かりやすい注意喚起は出来たのではないでしょうか。
という事で、Amazonレビュー以外を一度参考にしてみましょう!
【GEEKOMの評判】Xの意見を参考に
一般ユーザーの多いXのポストでは、忖度やサクラの無いピュアなレビューを参照できます。
ミニPCの雰囲気としてはこんな感じで、とても基本的なミニPCですね。
快適に使っているユーザーの声は多いです。
ただしそこはミニPCです。
デスクトップPCのような高スペックは望めないのかもしれません。
同じクラスのCPUといっても、デスクトップ型とはコア数が違ったりしますね。
ですので理解しているユーザーは、考えているよりも一つ二つ上の性能で購入する方も居ます。
おおむね良いレビューが多いのですが、1件だけこんなレビューを発見。
サポートは.jpでしたが、どうやら相手は中国の方なのかな?
運悪く初期不良も連発しているので、不満を感じる場合もありそうですね。
Youtuberのレビュー
中華ミニPC市場は、Youtuberを中心に製品提供(案件)を行っています。
これについては良くも悪くもなく、個人的にはそこそこ参考にはしているのですが、嫌う人は嫌いますね。
多かれ少なかれ、忖度は発生するでしょうで。
- 外観→質感は良い
- 音→静音
- ポート→○○個付属
- ケーブル→Type-Cです
- 搭載CPU→N○○です
- ベンチマーク→イイ感じです
だいたいこんな感じの流れで、最終的には「コスパとしては優れているんではないでしょうか!」みたいな〆で終わっています。
案件のパターンはこんな感じ。
まあおおむね間違っていない事は言ってくれますし、シネベンチスコアなんかも参考になるので、ほどほどで見て頂くと良いと思います。
- Pass markは28419とイイ感じ
- メモリ、容量は大きい
- 爆速ケーブル搭載
- シネベンチでも爆速
- 小さいゆえにi9の最大性能は出せていない
案件っぽいですが、詳しくレビューしていますね。
まあ当たり前なのですが、i9搭載の高性能モデルですので、そりゃあサクサクですよね(笑)
ミニPCであるという事を理解して、CPUをケチらず考えれば、満足できると思います。
CPUが悪いと遅いですし、メモリがダメでも作業効率は悪くなります。
SSDがヘボいとWindowsアップデートが出来ません。
ミニPCってみるべき項目がいつも同じですよね。
中華ミニPCに限った事では無いですが、おおむね搭載されるCPUに合わせた設計がされています。
動画では分解まではしていないので、各所パーツの品質やどのメーカーを使っているか?など(SSDなどが中華性だったり)までは分からないのは、一つ懸念点ですね。
こっちはもっと正直な感じ。
i9ですがi5並みにはなるのは、ミニPCなので仕方ないのかもしれません。
やはりポイントとしては、性能をケチらない、ミニPCという事をちゃんと理解する。
この二つかなと思います。
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【GEEKOMの口コミ】Amazonレビューを参考に
サクラの可能性はあるとはいえ、Amazonレビューは実際に使ったレビューがほとんどです(画像付きなどを参考にするとよい)。
多くの声の傾向を要約してみました。
今回も、一番人気っぽそうなこちらの製品を参考にしています。
こちらはi7なので、ほどほどに高性能ですね。
ハズレ引きレビューが有るのは中華性にありがちな点なので、ここは懸念点。
i7なのでよほど性能に不満は無いと思われますね。
どう考えてもサクラレビューじゃないよな?っていう程詳しいレビューも見つかりますので、案外参考になりますよ↓
【総合評価】GEEKOMの評価
では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。
あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
個人的には良いと思う
理由① フォロワー数が多い
Xでのポストを見る限り、2023年後期以降に注目度が上がっています。ポスト数も増えているので。
そう考えると、ここ1年程で日本フォロワー数も2000を超えているというのは、結構多い気がしますね。
ミニPCを取り扱うブランドとしては、中華系の中でも安定している方かと思います。
理由② 高性能モデルが多い
取り扱うCPUは、i5~i9といった高性能モデルに集中します。
コスパを優先して、変にceleronを搭載しない辺り、ミニPCであることをちゃんと理解しているかなと思います。
安くして売りっぱなしっていう印象は受けないので、中華性ながらにそこそこちゃんとしている気がしました。
人気は急増しているので、おそらく今後も伸びそうです!
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ミニPCを取り扱う中華系ブランドは、他にも色々あります。
ベーシックなモデルから、おすすめミニPCを「中華系」と「国産系」で集めましたので、良ければこちらもご覧ください。
もしくは、ミニPCは人気ランキングからチェックすれば、そこそこ知名度のあるミニPCが上に出てくるのでおすすめです。
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