Amazonにはゲーミングキーボードの謎ブランドが幾つかありますが、今回はその中でMagegeeという謎ブランドについて。

THE・ゲーミングキーボード
って感じのブランドですね。


※【10%OFF!】Amazonクーポンコード:YELYMGGRT
RGBバックライト・ラピットトリガー・テンキーレス・英語配列。
とにかくゲーミングキーボードのど真ん中、みたいな製品が多い印象。



良さげな感じですが、知名度としてはアメリカ系ブランドよりは低そう。
聞き覚えの無いブランドに心配に感じて「Magegee どこの国」と検索されてきた方は多いと思います。
結論Magegeeは中国のブランドなのですが、結局重要なのは、、
製品の評判がちゃんとよいか?
という事ですよね。


実は今回、Magegeeのキーボードを使ったレビューもしてみたので、それも含めた報告をしたいと思います。



もちろんデータや情報的には、いつも通り客観的な印象を優先します!
ということで、今回はMagegeeは買う価値がありそうか?
の視点も含めて考察しますので、よければ最後までご覧ください!
\ タイムセールもチェック! /
\ クーポン情報もチェック! /
【重要】サクラレビューの扱い方
こういった中国系企業を調べていると、多く共通するのが、サクラレビューの危険性です。
故に多くの謎ブランドが「サクラレビュー判定ツール」で低評価を喰らうのですが、問題なのはその後の結論。
「このブランドはレビューにサクラ判定があるので危険です!」
みたいに、割と短絡的な結論にしているサイトやブログを見かけるのですよね。



逆に企業に忖度して、サクラ判定ツールを使わず褒めるだけのサイトも多いです。
詳しくは下記にまとめてありますが↓


当サイトでは、中国ブランドのほぼ9割以上がサクラレビューを活用する事を理解し、その中でもコスパも性能も良い中華系ブランドが多いことも理解しています。



サクラレビューは結果として利益に結び付きやすいので、良い悪い含め、多くの中華系ブランドが活用している現状です。
- サクラレビューツールの結果
- 企業としての規模感
- Xによるユーザーレビュー
- AIによる判定
これら多角的な面からブランドを評価するよう心掛けていますので、皆さんも一つの結果だけで判断しないよう、一緒に考えていきましょう!



今回の「謎ブランド」がどんなブランドか?
一緒に見ていきましょう!


- 謎中華ブランドは500以上調べてます
- 仕事関係で中国深センへの訪問経験
- 中国の友人が大手企業のマーケティング部
- 心理学も勉強しています(結構役立つ)
- 趣味:アウトドア、PC関連、カメラ等
【会社概要】Magegeeはどこの国のブランド?
商標 | MageGee |
呼称 | マジギー,マジジー,メージギー,メージジー,マゲギー,マゲジー,マゲゲー |
権利者 | 深▲セン▼市新品誠科技有限公司 |
所在 | 中華人民共和国 |
特許情報によりますとMagegeeは、中国のブランドでした。
Magegeeの読み方は「マジギー」ってことで良さそう。
商標登録の権利者は「深セン市新品誠科技有限公司」。
当サイトでは深セン市のブランドによく出くわすのですが、多くのガジェットブランドや新興Amazon系ブランドがひしめく競合都市です。



いつもどおり、競合ひしめく中国深センでした。
Magegeeの公式サイトは英語表記で、グローバルな展開。
MageGee は 2015 年に設立されたゲーム ブランドで、「magic」と「geek」を組み合わせた造語です。主に、 ファッション デザイン、安定した品質、手頃な価格のキーボード、マウス、ヘッドセット、その他のコンピューターおよびゲーム周辺機器に重点を置いています。
https://www.magegee.com/about-magegee.html
そのうちMagegeeについての紹介文を翻訳しますと、Magegeeは2015年に創立されているとのこと。
おおよそ2010年~2015年頃にこうしたガジェットやデバイ関連ブランドが、中国深センから創立されていますが、Magegeeもご多分に漏れぬ激戦区出身のようです。


扱う製品は主に「ゲーミングキーボード」。
うち「メカニカルキーボード」が大半を占める印象で、その他メンブレンキーボードなどもラインナップ。


マウス・ゲーミングヘッドセットなどもチェックしてみましたが、漂うゲーミングデバイス感。



ブランドの製品ラインナップとしては、かなりの規模感と統一感がありますね。
Amazonランキング
Amazonのゲーミングキーボードの売れ筋ランキングをチェックすると、2025年2月時点で41位の所にありました。
中華系ゲーミングキーボードとしては、中間的な売れ感と言ったところでしょうか。
検索数
Googleでの「Magegee」の検索数は2025年以降で急増(前年比10倍以上)していました。
ブランド創立から10年経過した現在、これから伸び行くゲーミングキーボードブランドという見方は出来そうです。



企業の規模感や統一感としても、なかなか良質な印象は受けました。
とりあえず「サクラチェッカー」に通してみる


2025年時点で13000以上のレビューがあった、Magegeeのおそらく最も売れたっぽいキーボードを、いつも通りサクラチェッカーに通してみます。
サクラチェッカーにてサクラ度0%
ツールに通してみた結果、評価は☆4.39でサクラを使っている可能性は0%とのこと。



まじか!
Amazonで見つけた中華系ガジェットやブランドを、サクラチェッカーに通すとほぼ確実にサクラチェッカーで99%サクラ判定を受けるのですが、珍しくサクラ判定0%でした。



これは良心的、めずらしいですね。
上記記事では、中華企業がサクラレビューを用いることが大半である事などが書かれているので、よければ。
とはいえ今回のMagegeeは、サクラレビューも使っていないと考えて良いとのことですので、Amazonレビューから見ていきます。
Amazonレビューをみてみる


とりあえずレビュー数の多いこちらの製品の、レビューを要約してみますね。



GPT-4はダメでしたが、ジェミニでしたらまとめてくれました。



該当商品のレビューの傾向をまとめます!
- コスパが良い: 価格に対して機能が充実しており、コストパフォーマンスが高いと評価されています。
- RGBバックライト: 多彩なカラーとモードで、個性を表現できる点が高く評価されています。
- 打鍵感: 軽い打鍵感で、長時間使用しても疲れにくいと好評です。
- 機能: メディアキー、マクロ機能、Nキーロールオーバーなど、ゲーミングに必要な機能が揃っている点も評価されています。
- 耐久性: 値段を考えると耐久性が高いとの声も上がっています。
- 品質にばらつき: 個体差があり、不良品に当たってしまうケースもあるようです。
- 日本語配列ではない: 英語配列のため、日本語入力に慣れている人には使いづらいという意見
- キーストローク: 浅いキーストロークで、好みが分かれるという意見
- ソフトウェア: 日本語対応しておらず、設定が難しいという声



おおよそいつも通りな感じですね。
良いレビューを参考にすると、ゲーミングキーボードとしては性能もコスパも高く、好評な感じ。
中華製品によくあるレビューとして、少数ながらに個体差や初期不良の報告はありました。
その他のデメリットは、ゲーミングキーボードとしての基本的な注意点ですね。



とはいえサクラレビューの危険性無しで、☆4.4はかなり高いんじゃあないでしょうか?
日本ユーザーからのレビュー報告も多いので、よければチェックしてみてください。
【Magegeeの評判】Xの意見を参考に
今回はAmazonレビューだけでも十分ですが、Xではユーザーの生の意見や、ユーザーの傾向なんかが良く分かります。
当サイトではいつも参考にしているので、上からピックアップしてみます。



僕も使ったCapitain 87ですね。
調子よかったですよ!
ピンク軸で静かながら、気分を損ねない「スコスコ」感が気持ちいキーボードでした。
ブロガーYoutuberからのレビュー報告も見つかりますね。
日本のユーザーからの報告はそこまで多くはありませんが、2024年後半以降の報告が結構聞かれます。
2024年比2025年で検索数が急増していることから、ユーザー数はここから増えていく可能性が高そうです。
2024年前半では、こんなタイプのキーボード報告もありますね。
先ほどから見ていて気になったのですが、どうやらMagegeeは女性ユーザーからの報告も多め?
海外報告は日本の物よりかなり多く、2022年とかのポストも見かけます。
そして女性もチラホラ。
日本市場で知名度や人気増加は2024年以降ですが、海外ではそれ以前にユーザーは多かったようです。



見ている感じ、かなり良さそうです。
Magegeeのキーボードを使ってみた


僕もMagegeeのキーボードは提供を受けましたので、よければレビュー記事も見ていってください。


要約するとこんな感じ↓
- ピンク軸の静音ながらのカタカタ感が気持ちよい
- ラピトリ搭載で反応性◎
- アルミフレームで耐久性は◎
- RGBライトのTHEゲーミングキーボードって感じ
- アプリでキー配列・レスポンスのカスタマイズ性抜群



中華ゲーミングキーボードとして、申し分のない性能だったと感じました。
もちろんe元素・iCrever・EPOMAKERなど、優れた中華キーボードメーカーは多くありますが、それらと並んで中華ゲーミングキーボードのメインブランド群の一員。
むしろMagegeeはゴリゴリのゲーミングキーボード路線を突っ走る、そんな印象を受けましたね。


Magegeeのおすすめゲーミングキーボード
Magegeeは製品数が多いですが、日本Amazonでは主力に絞ってラインナップしている感じ。
その中でも「新製品」「売れ筋」を見繕ってきました。



スペックや価格の比較など参考にどうぞ!
Captain87





テンキーレス80%サイズのゴリゴリゲーミングPCですね!
ピンク軸でした。
スペック
- 87キー、テンキーレス
- メカニカルスイッチ (青軸、茶軸、赤軸)
- RGBバックライト
- 19キーロールオーバー
- Windowsキー無効化機能
- 1.8m USBケーブル
おすすめユーザー
- テンキーレスでコンパクトなキーボードを探している人
- メカニカルスイッチの打鍵感が好きな人
- RGBバックライトで個性的なキーボードが欲しい人
人気ユーザー傾向
- ゲーマー
- テンキーレス派
- メカニカルスイッチ好き
- RGBバックライト好き
MageGee MK-Star メカニカルキーボード





コスパの良い75%モデルですね。
Amazonおすすめにもなっていました。
- キー数: 87キー (テンキーレス)
- スイッチ: メカニカルレッドスイッチ
- バックライト: ブルーLED
- 照明モード: 約19種類
- 接続: USB 2.0
- サイズ: 35.5 x 12.8 x 3.6 cm
- 色: ブラックグレー
MageGee 60% MK-Box





さらにコンパクトな60%モデルですね。
サイズ感的にも価格も可愛い感じ。
- キー数: 68キー (コンパクトレイアウト)
- スイッチ: メカニカルレッドスイッチ
- バックライト: ブルーLED
- 照明モード: 約15種類
- 接続: USB 2.0
- サイズ: 30.8 x 10.1 x 3.9 cm
- 色: ブラック
特徴:
- コンパクトでポータブルな60%レイアウト
- 人間工学に基づいた設計
- ダブルキックスタンドでタイピング角度調整可能
- 取り外し可能なUSBケーブル付属
Magegee K1 バイオレット





104キーのフルサイズですね。
これが一番レビュー数が多いです。
- 色: バイオレット
- 接続技術: 有線
- 対応デバイス: パソコン、ノートパソコン
- キー配列: 104キーフルサイズ
- 特徴:
- RGB LEDバックライト(8色、5つのモード、複数の輝度レベル)
- 人間工学的デザイン
- ホットキーとメディアキー
- こぼれ防止設計
- スライド防止パッド付き
- デザイン:
- フローティングキーキャップ
- ダブルショット射出成形による耐久性
Magegeeは買いか?


では、サクラチェッカーと会社概要を踏まえたうえで、今回の謎ブランドが良いブランドなのか悪いブランドなのかを、解釈してみようかと思います。



あくまで色んなブランドを見てきた上での、個人的な解釈です!
良好な中華ゲーミングキーボードだと思う
公式サイトの作りは良い
公式サイトの表示速度・製品数を見た感じ、作り込み方もラインナップも充実しています。
売るだけの適当な中華ブランドでは無く、マーケティングやブランディングが割としっかりとしていそうな感じはしたので、ゲーミングキーボードブランドとしては◎
そんな印象でした。
レビューは少ないが増加傾向
日本からの報告は2024年以降のみでしたが、前年比(2024年)検索数と比較すると、2025年検索数は10倍以上に増加傾向。
海外では2022年以前もユーザーがいる事を考えると、中華キーボードブランドとして今後伸びてきそうな気はします。



創立も2015年ですし
てか、普通に良い製品だった


個人的に使ってみても、ブランド規模感から想定する性能とちゃんと整合性がある、良クオリティのキーボードと感じました。
価格はセール時によってばらつきはありますが、おおむね価格に見合った性能と満足感は発揮してくれると思います。



中華系Amazon製品はセールが頻繁なので、これについては要チェックですね!



